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【2026年最新版】WindowsのDirectStorage対応SSDでゲームロードを高速化する完全ガイド
「ゲームのロード時間が長くてストレス」「NVMe SSDに変えたのにロードが速くならない」という悩みを持つWindowsゲーマーに注目の技術が「DirectStorage」です。PCゲームのロード時間を劇的に短縮するこの技術について、仕組みから設定方法まで徹底解説します。
この記事では、DirectStorageとは何か、対応要件、パフォーマンス向上の仕組み、対応ゲームタイトル、SSD選びのポイントまで2026年最新情報で完全解説します。

- DirectStorageとは何か、どんな技術か
- DirectStorage使用に必要な要件(OS・GPU・SSD)
- パフォーマンス向上の仕組み(なぜ速くなるのか)
- 2026年現在の対応ゲームタイトル一覧
- DirectStorage向けSSDの選び方
DirectStorageとは?
DirectStorage(ダイレクトストレージ)はMicrosoftが開発したストレージAPIです。SSDからゲームデータをロードする際の処理をCPUからGPUに移すことで、ロード時間を大幅に短縮します。
もともとはXbox Series X/Sのために開発された技術ですが、DirectStorage 1.0としてWindows 11へ、その後Windows 10にも対応が拡大しました。2023年にはDirectStorage 1.2が公開され、GPU解凍(GPUDecompression)機能がさらに強化されています。
従来のロード方式との違い
従来の方式(DirectStorage以前):
- SSD → RAM(ストレージから読み込み)
- RAM → CPU(CPUが圧縮データを解凍)
- CPU → GPU VRAM(解凍済みデータを転送)
このプロセスでCPUが「ボトルネック」となり、ロードが遅くなっていました。特に圧縮データの解凍は非常にCPUを消費する作業です。
DirectStorage使用時:
- SSD → GPU VRAM(直接GPUに転送)
- GPU VRAM上でGPUが直接解凍処理
CPUを介さずにSSDからGPUに直接データを送ることで、ロード時間を大幅に短縮できます。Microsoftの発表によれば最大で従来比100倍の速度向上が可能とされています(最適な条件下)。
DirectStorage利用に必要な要件
| 要件項目 | 最低要件 | 推奨要件(最大効果) |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(バージョン1909以降) | Windows 11(バージョン22H2以降) |
| SSD | NVMe SSD(PCIe 3.0 x4以上) | NVMe SSD(PCIe 4.0 x4以上) |
| GPU | DirectX 12対応GPU | NVIDIA RTX 30シリーズ / AMD RX 6000シリーズ以上 |
| GPU VRAM | 4GB | 8GB以上 |
| DirectX | DirectX 12 | DirectX 12 Ultimate |
| RAM | 16GB | 32GB |
重要な注意点:SATA SSD(2.5インチSSDや一般的なSSD)ではDirectStorageの恩恵が限定的です。NVMe SSD(M.2スロット接続のSSD)を使用している場合に最も効果があります。
自分のSSD・GPUが対応しているか確認する方法
SSDの種類を確認:
- スタートを右クリック→「デバイスマネージャー」を開く
- 「ディスクドライブ」を展開してSSDの型番を確認
- 型番をWeb検索して「NVMe」と記載があればNVMe SSD
または:
- タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)→「パフォーマンス」タブ→「ディスク」を選択
- 右上に「NVMe」と表示されていればNVMe SSD

DirectStorageのパフォーマンス向上の仕組み
GPU解凍(GPU Decompression)
DirectStorage 1.2で追加されたGPU解凍機能は、ゲームデータの解凍処理をCPUではなくGPUで行います。ゲームデータはGDeflate形式(Microsoftが開発した圧縮形式)で圧縮されており、GPUの並列処理能力(数千のシェーダーコア)を使って超高速に解凍できます。
実際のパフォーマンス向上の例:
- CPUによる解凍:最大約3〜4 GB/秒
- GPUによる解凍(RTX 3080):最大約24 GB/秒
これにより、特に大量のアセット(テクスチャ・3Dモデル)を持つオープンワールドゲームでのロードを大幅に短縮できます。
ステータリング(カクつき)の軽減
DirectStorageはロード時間の短縮だけでなく、ゲームプレイ中のカクつき(スタッタリング)も改善します。従来方式では、ゲームプレイ中に新しいエリアのデータをロードするためにCPUが処理を担当し、その際にゲームのフレームレートが一時的に低下することがありました。DirectStorageはCPUへの負荷を大幅に下げるためスタッタリングが減少します。
DirectStorage対応ゲームタイトル(2026年)
| ゲームタイトル | 対応バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| Forspoken | DirectStorage 1.0 | 最初のDirectStorage対応PC版ゲーム(2023年) |
| Ratchet & Clank: Rift Apart | DirectStorage 1.2 | GPU解凍対応。ポータル間移動がほぼ瞬時 |
| Cyberpunk 2077(Phantom Liberty) | DirectStorage 1.2 | Patch 2.0以降で対応。大幅なロード短縮 |
| Marvel’s Spider-Man: Miles Morales | DirectStorage 1.2 | 街の移動時のシームレスな読み込みを実現 |
| Star Wars Outlaws | DirectStorage 1.2 | 広大なオープンワールドに対応 |
| Dragon’s Dogma 2 | DirectStorage 1.2 | RE ENGINE採用でDirectStorage活用 |
| Alan Wake 2 | DirectStorage 1.2 | ストリーミングテクスチャの読み込みを高速化 |
| Call of Duty(最新作) | DirectStorage 1.x | マップロードの大幅な短縮 |
対応タイトルは2026年時点で急速に増加しており、新作の多くがDirectStorageサポートを標準で含むようになっています。
DirectStorage向けSSDの選び方
DirectStorageの恩恵を最大限に得るためには、適切なSSDの選択が重要です。
PCIe 4.0 NVMe SSDがベストチョイス
DirectStorageはSSDの読み込み速度が速いほど効果が高まります。PCIe 4.0 x4対応のNVMe SSDは理論上最大7,000 MB/秒の読み込み速度を持ち、DirectStorageの性能を最大限に引き出せます。
| SSD規格 | 最大読み込み速度(目安) | DirectStorage適性 |
|---|---|---|
| SATA SSD | 約550 MB/秒 | △(限定的な効果) |
| NVMe PCIe 3.0 x4 | 約3,500 MB/秒 | ○(効果あり) |
| NVMe PCIe 4.0 x4 | 約7,000 MB/秒 | ◎(最大効果) |
| NVMe PCIe 5.0 x4 | 約12,000〜14,000 MB/秒 | ◎(最高峰・価格高) |
マザーボードのM.2スロットの規格確認
高性能なSSDを購入しても、マザーボードのM.2スロットがPCIe 4.0に対応していなければ性能が制限されます。
- 使用中のマザーボードの型番を確認(箱またはBIOS画面で確認)
- メーカーWebサイトで仕様を確認(「M.2 PCIe 4.0対応」の記載を探す)
- Intel 12世代以降(Alder Lake以降)またはAMD Zen 3以降のプラットフォームでPCIe 4.0対応が一般的

DirectStorageを有効化する手順
DirectStorageはWindows 11では基本的に自動で有効になっています。特別な設定は不要ですが、念のため確認・最適化する手順を解説します。
DirectStorageが有効か確認する
- Windows + X →「ターミナル(管理者)」を開く
- 以下のPowerShellコマンドを実行する:
Get-ItemProperty HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\StorNVMe
または、ゲームのベンチマークツール(多くのDirectStorage対応ゲームに内蔵)を実行してDirectStorageが使用されているかを確認できます。
NVMeドライバーを最新に更新する
DirectStorageの性能を最大限に発揮するにはNVMeのデバイスドライバーが最新である必要があります。
- デバイスマネージャー→「ディスクドライブ」→SSDを右クリック
- 「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動検索」
- または各SSDメーカーのWebサイト(Samsung、WD、Seagateなど)から最新ドライバーをダウンロード
Windows 11を最新バージョンに更新する
- 「設定」→「Windows Update」を開く
- 「更新プログラムの確認」をクリック
- 利用可能なアップデートをすべてインストールして再起動
DirectStorage有効時の実測パフォーマンス比較
DirectStorage対応ゲームでの実際のロード時間改善例(参考値):
| ゲーム | DS無効時ロード時間 | DS有効時ロード時間 | 改善率 |
|---|---|---|---|
| Ratchet & Clank(最高設定) | 約7〜9秒 | 約1〜2秒 | 約80%短縮 |
| Cyberpunk 2077 | 約22〜30秒 | 約5〜8秒 | 約70〜75%短縮 |
| Spider-Man: Miles Morales | 約6〜8秒 | 約1秒以内 | 約85%短縮 |
※上記は参考値であり、PCのスペック(GPU・RAM・SSDの種類)によって大きく異なります。
よくある質問(FAQ)
Windows 10(バージョン1909以降)とNVMe SSD、DirectX 12対応GPUがあればDirectStorage 1.0は動作します。ただし最大のメリットを得るにはWindows 11 + PCIe 4.0 NVMe SSD + RTX 30シリーズ以上のGPUの組み合わせが理想的です。お使いのPCの各コンポーネントの仕様を確認してみてください。
ゲーム側でDirectStorageを有効にするオプションがある場合はそれをオンにします(グラフィックス設定内にある場合が多い)。OSとドライバーが対応していれば多くのゲームでは自動的に使用されます。ゲームのパッチノートや公式サイトでDirectStorage対応について確認してください。
はい。PCIe 5.0 SSDはPCIe 4.0の約2倍の帯域幅を持つため、理論上さらに高速なロードが可能です。ただし2026年時点では高価格で、DirectStorage対応ゲームでの実際の差が理論値ほど出ないケースもあります。コスパ的にはPCIe 4.0 SSDが最適解となっています。
いいえ、SSDの性能(シーケンシャル読み込み速度・ランダムアクセス速度・IOPS)によって効果は異なります。格安のNVMe SSDはシーケンシャル速度は高くてもランダムアクセスが遅い場合があり、DirectStorageの恩恵が制限されることがあります。信頼できるメーカーの主力モデルを選ぶことをおすすめします。
DirectStorage自体はファイルサイズを増やすものではありませんが、GPU解凍対応のゲームはGDeflate圧縮を使用するため、従来の圧縮方式より若干ファイルサイズが変わる場合があります。多くの場合はトータルのファイルサイズに大きな変化はありません。
VRAMが不足する場合、DirectStorageはRAMをバッファとして使用します。VRAMが4GB以下の古いGPUでは一部の機能が制限されることがあります。最近の大型ゲームは8GB以上のVRAMを推奨することが多く、DirectStorageを最大活用するには8GB以上が理想的です。
まとめ
DirectStorageはWindowsとXboxプラットフォームにもたらした革命的なストレージ技術です。NVMe SSDからGPUへの直接データ転送とGPUによる高速解凍により、対応ゲームのロード時間を最大70〜85%短縮できます。
DirectStorageを最大限活用するには、Windows 11 + PCIe 4.0 NVMe SSD + RTX 30シリーズ以上のGPUの組み合わせが理想的です。対応ゲームは2026年現在急増しており、新作ゲームの多くが標準サポートしています。NVMeドライバーとWindowsを最新に保つことで、設定変更なしに自動的に恩恵を受けられます。
これからSSDを購入・換装する予定の方は、PCIe 4.0対応のNVMe SSDを選ぶことで、現在のDirectStorage対応ゲームだけでなく今後の新作にも備えられます。
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