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WindowsのゲームモードとFPS最適化とは?
Windowsには「ゲームモード」という機能が搭載されており、ゲームプレイ中のパフォーマンスを向上させることができます。また、グラフィック設定やドライバの最適化、不要なバックグラウンドプロセスの停止など、FPS(フレームレート)を上げるための方法は複数あります。
本記事では、ゲームモードの設定方法から、FPSを向上させるための各種チューニング手順まで、初心者にもわかりやすく解説します。
- Windowsゲームモードの設定・効果
- グラフィックドライバの更新方法
- 電源プランの最適化
- バックグラウンドアプリの停止方法
- Xbox Game Barの活用方法
- ハードウェア加速GPU スケジューリングの設定
- FPSを確認する方法

ゲームモードとは?
Windowsのゲームモードは、ゲームプレイ中にCPUとGPUのリソースをゲームに優先的に割り当てる機能です。Windows 10 バージョン1703以降に搭載されています。
ゲームモードの主な効果
- バックグラウンドのWindowsアップデートを一時停止
- ゲームへのCPU・GPU使用率を優先化
- フレームレートの安定化
- ゲーム中の突然のカクつきを軽減
ゲームモードの設定方法
ステップ1:設定を開く
- 「スタートメニュー」→「設定」を開く(またはWindows+Iキー)
- 「ゲーム」をクリック
- 「ゲームモード」をクリック
ステップ2:ゲームモードをオンにする
「ゲームモード」のトグルスイッチをONにします。これだけで設定完了です。ゲームを起動すると自動的にゲームモードが有効になります。
Xbox Game Barの設定と活用
Xbox Game Barとは
Xbox Game BarはWindows 10/11に標準搭載のゲームオーバーレイツールです。ゲーム中でも「Windows+G」キーで呼び出せます。
主な機能
| 機能 | ショートカット | 内容 |
|---|---|---|
| Game Bar 表示 | Windows+G | オーバーレイメニューを開く |
| スクリーンショット | Windows+Alt+PrtScn | ゲーム画面をキャプチャ |
| 録画開始/停止 | Windows+Alt+R | ゲームプレイを録画 |
| FPS・CPU・GPU表示 | Windows+G → パフォーマンス | リアルタイムでパフォーマンスを確認 |
Game Bar をOFFにしてパフォーマンスを上げる方法
Game Barを使わないのであればOFFにすることでリソースを節約できます。
- 「設定」→「ゲーム」→「Xbox Game Bar」を開く
- 「コントローラーのボタンを使用してXbox Game Barを開く」をOFFにする

グラフィックドライバの更新方法
グラフィックドライバを最新の状態に保つことは、FPS向上と安定動作のために非常に重要です。
NVIDIA GeForceドライバの更新
- デスクトップを右クリック →「NVIDIA コントロールパネル」を開く(またはGeForce Experienceを起動)
- 「GeForce Experience」の「ドライバー」タブをクリック
- 「アップデートの確認」をクリック
- 新しいドライバーが見つかったら「ダウンロード」→「エクスプレスインストール」をクリック
AMD Radeonドライバの更新
- スタートメニューで「AMD Software: Adrenalin Edition」を開く
- 「ホーム」画面でドライバーのアップデート通知を確認
- 「更新」をクリックしてインストール
Intel グラフィックドライバの更新
- 「Intel Driver & Support Assistant」をIntelの公式サイトからダウンロード・インストール
- ツールを起動して「スキャン」をクリック
- 利用可能なアップデートをインストール
電源プランを「高パフォーマンス」に設定する
電源プランをバランスから高パフォーマンスに変更することで、CPUとGPUが最大性能で動作するようになります。
電源プランの変更手順
- 「スタートメニュー」を右クリック →「電源オプション」を選択(またはコントロールパネルから開く)
- 「電源プランの選択またはカスタマイズ」で「高パフォーマンス」を選択
- 「高パフォーマンス」が表示されない場合は「追加プランの表示」をクリック
Windows 11の「電源モード」設定
Windows 11では「設定」→「システム」→「電源」→「電源モード」から「最高のパフォーマンス」を選択できます。
ハードウェアアクセラレートGPUスケジューリング(HAGS)の設定
HAGSは、GPUのスケジューリングをCPUからGPUに移行することで、遅延を減らしパフォーマンスを向上させる機能です。Windows 10 バージョン2004以降、対応ドライバ搭載の環境で使用できます。
HAGSの設定手順
- 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」を開く
- 下部の「グラフィック」または「グラフィックの設定」をクリック
- 「ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング」をONにする
- PCを再起動する
バックグラウンドアプリを停止してリソースを確保する
タスクマネージャーで不要プロセスを終了する
- 「Ctrl+Shift+Esc」でタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブでCPU・メモリ使用率が高いアプリを確認する
- 不要なアプリを右クリック →「タスクの終了」をクリック
停止できる不要プロセスの例:OneDrive(同期不要な場合)、各種更新サービス(ゲーム中のみ)、ブラウザ(ゲーム中は閉じる)
スタートアップアプリを減らす
- タスクマネージャーを開く(Ctrl+Shift+Esc)
- 「スタートアップ」タブをクリック
- 不要なアプリを右クリック →「無効化」をクリック
自動起動するWindowsサービスを最適化する
Windows標準の「Xbox」関連サービス(ゲームをプレイしない場合)や「Print Spooler」(プリンターを使わない場合)などを停止することでリソースを節約できます。ただし、必要なサービスを止めると問題が発生するため、わからない場合は操作しないようにしましょう。
ゲームの設定側での最適化
グラフィック設定の調整
ゲーム内のグラフィック設定を下げることが最も直接的なFPS向上方法です。特に以下の設定が効果的です。
| 設定項目 | FPSへの影響 | 推奨設定(FPS重視) |
|---|---|---|
| 解像度 | 非常に大きい | 1080p(フルHD) |
| 影の品質 | 大きい | 低または中 |
| アンチエイリアシング | 大きい | 低またはOFF |
| テクスチャ品質 | 中程度 | 中(VRAM次第) |
| 垂直同期(VSync) | FPSを上限に制限 | OFFまたはG-Sync/FreeSync使用 |
| 被写界深度・モーションブラー | 中程度 | OFF |

FPSを確認する方法
方法1:Xbox Game Bar(標準)
- ゲーム中に「Windows+G」を押す
- 「パフォーマンス」ウィジェットを有効にする
- FPS・CPU・GPU・RAM使用率がリアルタイムで表示される
方法2:GeForce Experience(NVIDIA)
GeForce ExperienceのIn-Game Overlayを有効にすると、ゲーム中にFPSがオーバーレイ表示されます。
方法3:MSI Afterburner(高機能・無料)
MSI Afterburnerは無料のオーバークロック・モニタリングツールで、FPSを含む詳細なパフォーマンス情報をゲーム中に表示できます。
Windowsの視覚効果を無効化する
Windowsの視覚効果(アニメーションや透明効果)を無効化することで、わずかながらパフォーマンスが向上します。
- 「スタートメニュー」を右クリック →「システム」を開く
- 「システムの詳細設定」(Windows 10)または「バージョン情報」→「システムの詳細設定」(Windows 11)をクリック
- 「パフォーマンス」の「設定」をクリック
- 「パフォーマンスを優先する」を選択するか、個別に不要な効果のチェックを外す
- 「適用」→「OK」をクリック
よくある質問(FAQ)
Q1. ゲームモードをONにするとFPSが下がる場合は?
一部の古いゲームや特定の構成ではゲームモードが逆効果になることがあります。ゲームモードをOFFにして比較してみてください。設定 → ゲーム → ゲームモードでOFFにできます。
Q2. FPSが急に下がる「フレームドロップ」の原因は?
主な原因として、CPUまたはGPUの温度上昇(サーマルスロットリング)、バックグラウンドでのWindowsアップデート開始、RAMまたはVRAMの不足などが考えられます。タスクマネージャーとゲーム中のパフォーマンスモニターでボトルネックを特定しましょう。
Q3. ゲームを管理者権限で実行するとFPSが上がる?
一部のゲームでは管理者権限で実行することで、より多くのシステムリソースにアクセスできる場合があります。ゲームの実行ファイルを右クリック →「管理者として実行」で試してみてください。
Q4. 古いPCでFPSを上げる一番効果的な方法は?
最も効果的な方法はゲーム内のグラフィック設定を下げることです。特に「解像度」と「影の品質」を下げると大幅なFPS向上が期待できます。ハードウェアアップグレード(RAM増設、SSD換装)も効果的です。
Q5. Windowsのバージョンによってゲームパフォーマンスは違う?
Windows 11はDirectX 12 Ultimateやオートエンハンスメント機能(DirectStorage、Auto HDRなど)に対応しており、対応ゲームではより高いパフォーマンスが期待できます。ただしWindows 10と比べて劇的な差があるわけではありません。
Q6. デュアルモニターにするとFPSが下がる?
デュアルモニター環境ではGPUが2つの画面をレンダリングするため、わずかにFPSが低下することがあります。ゲームプレイ中はメインモニターのリフレッシュレートが優先されますが、サブモニターで動画などを再生しているとさらにGPU負荷が増加します。
まとめ:FPS最適化チェックリスト
| 設定項目 | 設定場所 | 推奨状態 |
|---|---|---|
| ゲームモード | 設定 → ゲーム → ゲームモード | ON(効果を確認しながら) |
| 電源プラン | コントロールパネル → 電源オプション | 高パフォーマンス |
| グラフィックドライバ | GeForce Experience / AMD Software | 最新版に更新 |
| HAGS | 設定 → システム → ディスプレイ → グラフィック | ON(対応環境のみ) |
| 不要バックグラウンドアプリ | タスクマネージャー | ゲーム中は停止 |
| 視覚効果 | システムの詳細設定 → パフォーマンス | パフォーマンスを優先 |
これらの設定を組み合わせることで、同じハードウェアでも快適なゲームプレイが実現できます。まずは簡単に設定できる「ゲームモード」と「電源プラン」の変更から試してみましょう。
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