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【2026年最新版】Windowsのバックアップ・復元設定完全ガイド
「パソコンが突然壊れてデータが全部消えた」「誤ってファイルを削除してしまった」——こうした事態に備えるのがバックアップです。バックアップを取っておくだけで、万が一の時に大切なデータを守ることができます。
この記事では、Windowsに標準搭載されているバックアップ機能(ファイル履歴・回復ドライブ・システム復元ポイント・Windows Backup)の設定方法と使い方を、初心者にもわかりやすく解説します。

- Windowsのバックアップ機能の種類と違い
- ファイル履歴バックアップの設定・復元方法
- 回復ドライブ(USBメモリ)の作成方法
- システム復元ポイントの作成・利用方法
- Windows Backupアプリの活用方法
Windowsのバックアップ機能の種類と特徴
Windowsには複数のバックアップ機能が用意されています。それぞれの違いを理解して使い分けましょう。
| 機能 | 何を守る? | どんな時に使う? |
|---|---|---|
| ファイル履歴 | 個人ファイル(文書・写真など) | ファイルの誤削除・上書き時 |
| 回復ドライブ | Windows OS本体 | Windowsが起動しない時 |
| システム復元ポイント | システム設定・ドライバー | アップデート後に不具合が出た時 |
| Windows Backup | ファイル・設定・アプリ情報 | PCの乗り換え・初期化時 |
| バックアップと復元(Windows 7形式) | システムイメージ全体 | PC全体の完全バックアップ |
ファイル履歴バックアップの設定
ファイル履歴は、ドキュメント・写真・音楽・デスクトップなどの個人ファイルを定期的に自動バックアップする機能です。外付けHDDまたはUSBメモリが必要です。
必要なもの
- 外付けHDD、USBメモリ、またはネットワークドライブ(バックアップ先)
- 空き容量:バックアップするデータの2〜3倍が目安
ファイル履歴の設定手順(Windows 11)
- 「設定」を開く(スタートメニュー→歯車アイコン)
- 「システム」→「ストレージ」→「バックアップオプション」をクリック
- または:コントロールパネル→「ファイル履歴」を開く
- 外付けHDDやUSBメモリを接続する
- 「ドライブの選択」でバックアップ先を選択
- 「有効にする」をクリック
バックアップの詳細設定
「詳細設定」から以下を設定できます:
| 設定項目 | 選択肢 | 推奨設定 |
|---|---|---|
| ファイルのコピーを保存する頻度 | 10分〜1日 | 1時間(バランスが良い) |
| 保存されたバージョンを保持する期間 | 1ヶ月〜永遠 | 3ヶ月(容量と期間のバランス) |
ファイル履歴から過去バージョンのファイルを復元する
誤ってファイルを削除・上書きした場合、過去のバージョンから復元できます。
- 復元したいファイルが入っていたフォルダをエクスプローラーで開く
- フォルダを右クリック→「以前のバージョンの復元」をクリック
- バックアップの日時一覧が表示されるので、復元したい時点を選択
- ファイルを選択して「復元」をクリック
または:コントロールパネル→「ファイル履歴」→「個人用ファイルの復元」で、バックアップ全体を日時指定で閲覧・復元できます。

回復ドライブ(USBメモリ)の作成
回復ドライブはWindowsが起動しない緊急時に使うUSBメモリです。PCが壊れる前に作成しておくことが重要です。
必要なもの
- USBメモリ:16GB以上(推奨:32GB)
- 作成時間:30分〜1時間程度
- 注意:USBメモリ内のデータはすべて削除されます
回復ドライブの作成手順
- USBメモリをPCに接続する
- スタートメニューの検索で「回復ドライブ」と入力して検索
- 「回復ドライブ」アプリを管理者として実行
- 「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れる(推奨)
- 「次へ」をクリック
- USBドライブを選択して「次へ」→「作成」をクリック
- 作成完了まで待つ(30分〜1時間程度)
作成後の保管方法:回復ドライブは安全な場所に保管してください。ラベルに「Windows 11 回復ドライブ 2026年作成」などと書いておくと管理しやすいです。
回復ドライブを使う場面
- Windowsが起動しなくなった時
- 「自動修復ループ」に入って抜け出せない時
- Windowsをリセット・再インストールしたい時
システム復元ポイントの設定・活用
システム復元はWindowsの設定・ドライバーをある時点の状態に戻す機能です。個人ファイルは変更されません。
システム復元が役立つシーン
- ドライバーをインストールしたら動作がおかしくなった
- Windowsアップデート後に問題が発生した
- ソフトウェアのインストール後に別のアプリが動かなくなった
システム復元を有効にする・復元ポイントを作成する
- スタートメニューで「システムの保護」と検索して開く
- 「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブを確認
- ドライブ一覧で「ローカルディスク(C:)(システム)」を選択
- 「構成」をクリック
- 「システムの保護を有効にする」を選択
- 「最大使用量」を5〜10GB程度に設定
- 「OK」をクリック
手動で復元ポイントを作成する方法:
- 上記と同じ「システムの保護」タブを開く
- 「作成」ボタンをクリック
- 説明文を入力(例:「新しいドライバーインストール前」)して「作成」
大きな変更(ドライバーのインストール・Windows大型アップデート・新しいソフトウェアのインストール)の前に手動で復元ポイントを作成しておく習慣をつけましょう。
システム復元を使ってWindowsを以前の状態に戻す
- スタートメニューで「システムの復元」と検索して開く
- 「システムファイルと設定の復元」ウィザードが起動するので「次へ」
- 復元したい復元ポイントを選択(日時と説明が表示される)
- 「影響を受けるプログラムのスキャン」で変更内容を事前確認できる
- 「次へ」→「完了」をクリック
- 再起動後に復元が実行される
重要:システム復元を実行すると、復元ポイント作成後にインストールしたプログラムは削除されますが、ドキュメントや写真などの個人ファイルは変更されません。
Windows Backupアプリの活用
Windows 11(バージョン22H2以降)では「Windows Backup」という新しいバックアップアプリが搭載されています。Microsoft アカウントのOneDriveを使ってクラウドにバックアップします。
Windows Backupでバックアップできるもの
| バックアップ対象 | 内容 |
|---|---|
| フォルダー | デスクトップ・ドキュメント・ピクチャの内容(OneDriveへ) |
| アプリ | インストール済みアプリの情報(Microsoft Storeアプリのみ) |
| 設定 | Windowsの設定(テーマ・言語・タイムゾーンなど) |
| 資格情報 | Wi-Fiパスワードなど |
Windows Backupの設定手順
- スタートメニューで「Windows Backup」と検索して開く
- Microsoftアカウントでサインインしているか確認(必須)
- バックアップする項目(フォルダー・アプリ・設定・資格情報)をオンにする
- 「バックアップ」ボタンをクリック
OneDriveの容量に注意:無料のOneDriveは5GBまでです。写真・動画が多い場合は容量不足になるため、Microsoft 365のサブスクリプション(1TB付き)への加入またはファイル履歴など他の方法との併用を検討しましょう。

バックアップと復元(Windows 7形式)でシステムイメージを作成する
Windows 11にはまだ「バックアップと復元(Windows 7)」という機能が残っており、PCのシステムイメージ全体(OS+データ+アプリ)をバックアップできます。外付けHDDに保存可能です。
システムイメージの作成手順
- コントロールパネルを開く(スタートメニューで「コントロールパネル」と検索)
- 「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」
- 左側の「システムイメージの作成」をクリック
- バックアップの保存先を選択(外付けHDDが推奨)
- 「次へ」→「バックアップの開始」をクリック
- バックアップ完了後、「システム修復ディスクの作成」を求められたら作成しておく(推奨)
システムイメージはファイルサイズが非常に大きい(100GB以上になることも)ため、大容量の外付けHDDが必要です。
バックアップのベストプラクティス(3-2-1ルール)
データ保護の世界では「3-2-1ルール」と呼ばれるベストプラクティスがあります。
| ルール | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 3つのコピー | データを3か所に保存 | PC本体+外付けHDD+クラウド |
| 2種類のメディア | 異なるメディアに保存 | 内蔵SSD+外付けHDD |
| 1つはオフサイト | 1つは別の場所に保存 | クラウドサービスまたは別の建物 |
すべてを完璧に実施するのが難しい場合でも、「PCと外付けHDDの2か所」または「PCとクラウドの2か所」のように2重化するだけでリスクが大幅に減ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. バックアップはどのくらいの頻度で取ればいい?
重要なファイルを頻繁に更新する場合は毎日、そうでなければ週1回が目安です。ファイル履歴の自動バックアップを有効にしておくと、PCが外付けHDDに接続されている間は自動で定期バックアップしてくれます。
Q2. 外付けHDDとUSBメモリ、どちらがバックアップに向いている?
大量のデータのバックアップには外付けHDDが適しています(容量が大きく・コストパフォーマンスが高い)。USBメモリは小さなファイルや回復ドライブの作成に向いていますが、書き込み回数に上限があるため長期的なバックアップには外付けHDDが安心です。
Q3. システム復元をしたらファイルが消える?
システム復元はWindowsのシステムファイルと設定を戻す機能です。デスクトップやドキュメントなどの個人ファイルは変更されません。ただし、復元ポイント以降にインストールしたアプリは削除されます。
Q4. OneDriveの自動同期とバックアップは同じ?
厳密には違います。OneDriveの自動同期は「同期」であり、ファイルを削除するとクラウドからも削除されます(ゴミ箱から30日以内なら復元可能)。ファイル履歴のバックアップは過去のバージョンを複数保持するため、誤削除や上書きからより確実に守れます。
Q5. バックアップ用外付けHDDはどれくらいの容量が必要?
バックアップするデータの2〜3倍の容量を目安にしてください。複数のバージョンを保持するため元のデータより多い容量が必要です。現在のPC使用容量を確認し、余裕を持ったサイズを選びましょう。2TB程度の外付けHDDが汎用性が高くおすすめです。
Q6. Windowsが起動しない状態でもシステム復元できる?
はい、できます。回復環境(WinRE)からシステム復元を実行できます。Windowsが起動しない場合は、電源ボタンを押した直後に「Shift+F8」を押して回復環境に入る方法や、回復ドライブからの起動で「システムの復元」を選択する方法があります。
Q7. バックアップはどのクラウドサービスがおすすめ?
Microsoftアカウントを使っているなら、Windows Backup+OneDriveが最もシームレスです。Googleアカウント利用者はGoogleドライブも便利です。写真専用なら無料で充実しているGoogleフォトがおすすめです。
Q8. 新しいPCに乗り換える時のデータ移行はバックアップから?
Windows Backupを使うと、新しいPCに同じMicrosoftアカウントでサインインするだけで設定・アプリ情報が自動復元されます。ファイルはOneDriveまたは外付けHDDからコピーするのが確実です。
まとめ
Windowsのバックアップ・復元機能を活用するための優先順位をまとめます:
- ファイル履歴を今すぐ有効にする:外付けHDDを接続して自動バックアップをオン(最重要)
- 回復ドライブを作成する:USBメモリ32GB以上を使って今すぐ作成
- システム復元ポイントを有効にする:大きな変更前に手動で復元ポイントを作成
- クラウドバックアップを設定する:Windows BackupでOneDriveと連携
バックアップは「作っておいて使わなかった」が最良の結果です。PCのトラブルはいつ起きるかわかりません。今日のうちに最低限の設定を済ませておきましょう。
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