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改行はEnterキーだけじゃない!シーン別ワードの改行法3つ

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シーン別ワードの改行法

ワードで改行をするとき「Enter」だけで改行していませんか?Enterでもいいですが、もっと便利で見栄えもより改行方法があります。見栄えの良い文章にするためにも、いろいろなシーンで使える改行方法を覚えておくと便利です。

ここでは、ワードで使える改行方法やショートカットキーについて紹介しています。特に、最近になってワードを使い始めた方は、ここで紹介する基本的な改行方法やショートカットキーについては把握しておくと、ワードが今までよりもたやすく使えるようになりますよ。

「改行」の意味

最初に「改行」の意味についてお話します。改行は「新しい文章をつくること」「行を変えること」といった意味があります。

一つの話題に、いくつかの「。(句点)」で文章が並びますが、話題が変わるところ、ひと段落ついたところで「改行」をし、次の段落をつくることで、まとまった文章にみえます。

また、長くなってしまった一文を「改行」することで、読みやすく、見栄えの良い文章にする方法としても使われます。

Wordの「改行」の種類

改行には、普段あまり気にしていませんが、「改段落」と「改行」の2つの種類があります。

仕事で使う時などはこの二つの違いを理解して用いるようにしましょう。

Wordの改段落とは

Wordの改段落とは、「Enter」キーを使って文章を区切る方法です。新しい「段落」を作るといった意味があります。

また、「箇条書き」を使っている場合に最後の文字で「Enter」キーを使用すると、次の行には同じ行頭文字(●など)がふられ、「段落番号」を使っている場合に最後の文字で「Enter」キーを使用すると、次の行には次の数字(1,2,3、・・・など)がふられていきます。

Wordの改行「Enter」の効果と使う場面

正しくは「改段落」をするために使うキーが「Enter」キーなのです。一つの意味のあるまとまりである「段落」を新しく作るために行うため、作成した段落は、ワードの機能にある「段落」からの指示を受けます。

下記のような場面で「Enter」キーによる改段落を使用するのがおすすめです。

  • 段落が終了した時
  • 文章の主張が変わる時
  • 図や表などを挿入する時

連続的ではない何らかの変化があった時は、改行ではなく改段落を使用するのが良いでしょう。

Wordの改行(段落内改行)とは

長い文章を「、(読点)」の見た目のよいところでわける、整える、といった場合に使われる改行には、「Shift+Enter」キーを使います。

意味のある段落としてのまとまりから外れてはいないことをあらわしています。

Wordの改行「Shift+Enter」の効果と使う場面

普段あまりお使いではないと思われる「Shift+Enter」での改行ですが、ここでは、Shift+Enterで改行をするメリットや効果、場面などについて見ていきましょう。

また、MacでWordを操作している場合の改行は「Shift+Return」になります。

Shift+Enterで正しい改行ができる

ワードやパワーポイントでのEnterは、正しくは改行ではなく「改段落」です。Enterキーを押すだけであれば段落自体が変わってしまいますが、Shift+Enterであれば段落を変えず改行できます。

Enterキーでも問題はありませんが、Shift+Enterキーできちんと改行しておくと、「段落」メニューからの指示にも影響をうけずに段落内にひっついて移動します。

Shift+Enterであれば、次の行との間も空きすぎないため、見やすい文章を作成可能です。話のまとまりが変わる場合はEnterキー、同じ話のまとまりの中で行を変える場合はShift+Enterキーを使いましょう。

Enterが正しい改行のようなイメージがあるかもしれませんが、「Shift+Enter」が正しい改行方法であることを把握しておきましょう。Shift+Enterで改行した場合は文末に「↓」が表示されます。Shift+Enterによる改行は、SNSのメッセージ入力などワードやパワーポイント以外でも使用可能です。

レイアウトタブからも改行可能

キーボードのShiftキーが反応しない場合などは、Wordのレイアウトタブからも段落内改行ができますのでご活用ください。手順は下記の通りです。

  • 「レイアウト」タブを選択
  • ページ設定グループを発見する
  • 「区切り」を選択
  • 「文字列の折り返し」を選択

上記手順でコマンドを使用せずに段落内改行を実行することができました。

改行記号が表示されない時は

ここまでお話して「ワード作成中に文字しか見たことが無い」という方は、是非「改行記号」を表示させてください。方法は、
ファイル>オプション>「表示」ボックスにある「段落記号」 にチェックをいれればOKです。

3つ目の改行「改ページ」

改行とは少々ことなりますが、ワードを使う場面で知っておくと便利は「改ページ」をお話しましょう。

ワードは、1ページに文字が入らなくなると、自動的に次のページ(新しいページ)が表示され、文章が続いていきます。

しかし、ページの途中から次のページに移りたい場合は、何度もEnterキーを押したりするなどして次のページへ移動しなければなりません。そんな場合に「改ページ」機能を使うことで、最後の文章から、即次のページを作成することができます。

改ページ「Ctrl+Enter」の効果と使う場面

ページの途中から次のページに移りたい場合に、Enterキーをたたき続けた経験のある方も多いのではないでしょうか?

今まで紹介してきたように、Enterキーで次のページに移動してしまうと、「改段落」の積み重ねにもなりますし、後に1行削除したりするだけで文章の位置・バランスが崩れてしまう可能性があります。

そんなときは、次のページに移りたい最後の行で、Ctrl+Enterを使って新しいページを表示しましょう。

新しいページを表示するCtrl+Enter

ページの途中で新しいページへ移動したい場合は、改ページのCtrl+Enterキーを利用しましょう。

「操作」メニューの中から「改ページ」を選択しても新しいページへ移動できますが、改ページのショートカットキーであるCtrl+Enterを使用した方が、スピーディーに実行できます。

ワードで資料など作成する機会が多い方は、Ctrl+Enterキーを覚えておきましょう。

書式を戻して改行「Ctrl+Shift+Nキー」の効果と使う場面

それまでの書式を戻す(削除)して改行したい場合は「Ctrl+Shift+N」が便利です。Ctrl+Shift+Nのショートカットキーを使用すれば、標準スタイルを適用することができます。

ただし、標準スタイルは段落スタイルでもあるため、一部に適用した文字スタイルを標準スタイルにすることはできません。

もし、選択範囲の書式を一括で解除したい場合はCtrl+Shift+Nよりも、「書式のクリア」を使った方がいい場合があります。

 

次ページ:ワードで覚えておきたい便利で基本的ショートカットキー

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