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一言にDVDディスクといっても様々な種類があるのはご存知ですか?種類によって容量も違いますし、書き換えできる回数なども異なります。
DVDディスクの種類について知ることで、「できるだけ大量のデータを記録したい」「繰り返し何度でも記録ができるDVDディスクが欲しい」など、そのときのニーズに合わせて最適なディスクを選べるようになります。
そこでこの記事では、DVDディスクの種類や容量の違い、注意点やパソコンとDVDの計算方法の違いなどをご紹介します。
DVDディスクの購入を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。
[ad name=”adTop”]DVDの記録層で決まる容量
DVDディスクは、ディスクによって記録面や記録層が異なります。一般的なディスクは片面に1層の記録層を持ち、容量は4.7GBです。
そのほか、片方に2層を持つ「片面2層」、両面に1層ずつ備える「両面1層」、両面に2層ある「両面2層」が存在。容量で見た場合は、多い順で「両面2層」「両面1層」「片面2層」「片面1層」と並べられます。
1.片面一層
片面一層は容量4.7GBで、片面に1層の記録層を持ち、残りの片面には記録ができないダミーディスクを貼って作られています。DVDディスクの一般的な容量サイズとなっています。
2.片面二層
片面二層は容量8.54GBで、片面に2層の記録層を持っていて、残りの片面には記録ができないダミーディスクを貼り合わせて作られています。
片面一層よりも容量が大きいため、多くの情報を記録することが可能です。
3.両面一層
両面一層は容量9.4GBです。両面に1層の記録層を持つディスクが2枚貼り合わされて作られていて、片面一層や片面二層よりも多くの情報を記録することができます。
4.両面二層
両面二層は容量17.08GBです。
両面に2層の記録層を持つディスクが2枚貼り合わされて作られていて、片面一層や片面二層、さらに両面一層よりも容量が大きいため、非常に多くの情報を記録する際に適しています。
ただし、ディスクの裏面を使う際、ディスクを裏返して使用する必要があります。
BDは片面最大25GB
DVDの上位互換として注目されているBDでは、片面の容量が25GBとDVDのおよそ5倍ほどとなりました。
最近はパソコンでもBD対応しているものが多いので、今後はBDが主流になっていくことでしょう。
DVDの主な種類と3つの使い道
DVDにはいくつもの種類があり、それぞれで容量や繰り返し書き込みの可否などが異なります。
ここでは、主な種類であるDVD-R,DVD+R・DVD-RW,DVD+RW・DVD-RAMの特徴や用途をご紹介します。
1.DVD-R,DVD+R
DVD-Rとは、容量が4.7GBで1度だけ書き込みが可能なディスクのことです。1度だけの書き込みのため、書き込んだ情報をあとで削除することができず、書き換えすることもできません。
そのため、長期に保存したいデータの記録用に適しています。
また、DVD-Rに書き込みをしたり、読み込みをするためにはDVD-Rに対応した専用ドライブが必要です。DVD+RもDVD-R同様、容量が4.7GBで、1度だけデータの書き込みができるディスクのことです。
書き込んだ情報については書き換えや削除ができず、書き込み・読み込みをするには専用のDVD+Rに対応した専用ドライブが必要になります。
DVD-RとDVD+Rは似ていますが、規格が違い互換性はありません。どちらも一部のDVDプレーヤーで読み込みのみ可能です。
DVD-R,DVD+Rともに価格が安い点も特徴としてあげることができます。
2.DVD-RW,DVD+RW
DVD-RWは、容量4.7GBで約1,000回の書き込みが可能なため、繰り返しデータの書き込みをすることができるディスクです。
DVD-RWで書き込みや読み込みをするには、対応した専用のドライブが必要になります。著作権保護規格にも対応しており、一部のDVDプレーヤーでも読み込みのみであれば可能です。
長期に保存したいデータを記録するよりも、削除をしても問題ない一時的なデータの保存に適しています。
DVD+RWも、DVD-RW同様、容量4.7GBで約1,000回の書き込みが可能です。記録したデータの書き換えも削除も可能で、繰り返し書き込みすることができます。
書き込みや読み込みをしたい場合は、DVD+RWに対応した専用ドライブが必要です。DVD-RWとできることは似ていますが、規格が違うため互換性はありません。
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