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それでは、キャリア御三家とも呼ばれるキャリア各社での、テザリング機能を使う上での料金についてご案内していきます。
docomo
docomoでのテザリング使用料金について、結果から言うと、docomoで契約したsimカードを使ってテザリングを行う場合、料金は一切かかりません。
追加申し込み等も必要としないため、契約したその日に無料でテザリングの機能を利用することが出来ます。
テザリング機能を利用することが前提でキャリア契約をするのであれば、docomoは非常にオススメと言えます。
au
auでテザリングを利用する場合の利用料金は、契約プランによって異なります。
「auピタットプラン」「auフラットプラン20/30」の料金プランを契約している場合、月額500円のテザリング利用料金が発生します。
また、「データ定額20/30」「U18データ定額20」といった料金プランを契約している場合、月額1,000円のテザリング利用料金が発生します。
無料でテザリングを利用できる料金プラン等もありますので、もし今auとのキャリア契約をしていて、テザリングを行うかもしれないと判断されたなら、auのお客様サポートセンターにてご確認されることをオススメします。
これらを見ると、テザリングを利用することが前提でキャリア契約をするのであれば、あまりオススメとは言えません。
ソフトバンク
ソフトバンクでテザリング機能を使うためには、利用料金が発生します。
「データ(パケット)定額サービス」という料金プランを契約している場合、テザリング利用料金は月額1,000円発生します。
ですが、この価格は2017年8月1日(火)より500円に価格改定がされ、さらに加入してから2018年3月末までは無料でテザリング機能を使うことが出来ます。
また、通常の料金プランであれば月額500円のテザリング利用料金が発生するのですが、加入されてから2年間は無料でテザリング機能を利用することが出来ます。
すると、このようにテザリングに関しては少しややこしいのですが、いずれにしても、テザリングを利用するためには月額利用料金が500円ほど発生すると考えて良いでしょう。
これらを見ても、やはりテザリングを利用することが前提でキャリア契約をする場合、あまりオススメとは言えません。
格安SIMもテザリングに対応
格安SIMもテザリングに対応している事業者が多く、申込不要、月額料金不要で利用できる場合がほとんどです。
調査の結果、下記の格安SIMに関しては全て申込不要、月額料金不要でテザリングを利用できることが判明しました。
- ahamo
- LINEMO
- povo
- 楽天モバイル
- Y!モバイル
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
ただし、全てのスマートフォンがテザリングに対応できる訳ではなく、各事業者のテザリングに対応している機種でないとテザリング機能を利用することはできません。
そのため、テザリングも利用する方で格安SIMへの移行を検討されている方は、検討中の事業者のテザリング対応端末にお使いの機種が入っているかを確認してください。
テザリングのデメリット
最後に、テザリングのデメリットについてご案内していきます。
テザリング機能は非常に便利で頼れる機能ですが、メリットもあれば当然デメリットも存在するのです。
ここでは通信制限やバッテリー消費について、見ていきましょう。
通信制限
まず、通信制限の問題です。
一つのsimカードのデータ量を共有して使っている状態がテザリングですので、当然のことながらその上限に達するスピードは早まります。
常にテザリングを利用して他のデバイスと電波を共有しようとすると、月々のデータ使用料金は高くなります。
さらに、肝心なときに通信が行えないといった危険性もあるので、常に他のデバイスと電波を共有したい場合は、そのデバイスに他のsimカード契約をするか、ポケットWi-Fiの導入を検討された方が良いでしょう。
バッテリー消費
続いて、バッテリー消費の問題についてです。
スマートフォンでテザリングをする場合、バッテリー消費はかなりのスピードで消費されます。
ハードにバッテリーを使っていると、バッテリーの寿命を縮めることにも繋がるので、注意が必要です。
2024年最新テザリング事情:キャリアごとの料金・利用条件の変化
2024年に入り、主要な通信キャリアおよび格安SIM(MVNO)事業者は、テザリング利用に関する料金体系やサービス内容を見直しています。ここでは、最新の変更点と、それぞれのキャリアの特徴について解説します。
ドコモのテザリング料金と最新サービス情報
ドコモは2024年のプラン改定で、テザリングを無料で提供するプランが増えました。特に、新しい「ギガホプレミア」プランでは、テザリングデータ上限が拡大され、最大50GBまでのデータを高速通信で利用可能です。これにより、テザリングを通じたリモートワークや動画ストリーミングにも十分対応できるようになっています。
- ドコモのポイント:5Gエリアの拡大により、テザリング時でも安定した高速通信が期待できる。
- 注意点:テザリングのデータ利用量はメインプランのデータ容量と共通であるため、ヘビーユーザーは追加データオプションの購入を検討する必要があります。
auのテザリングプランと利用条件の最新アップデート
auは、5Gプランの強化に伴い、テザリングのデータ上限を従来の20GBから最大80GBに増加させるプランを提供しています。これにより、外出先でのオンライン会議や大容量のファイルダウンロードも安心して利用できる環境が整いました。また、auでは追加料金を支払うことで、無制限のテザリングオプションも提供されています。
- auのポイント:80GB以上のテザリング利用が可能なプランを提供し、大容量データを必要とするユーザーに最適。
- 注意点:無制限オプションには追加料金が発生するため、コストを抑えたいユーザーはプラン選びに注意が必要。
ソフトバンクのテザリング事情と最新料金プラン
ソフトバンクでは、2024年の改定でテザリング利用時のデータ速度制限が緩和されました。これにより、従来よりも快適にインターネット接続が可能です。また、「メリハリ無制限」プランに加入しているユーザーは、50GBまでの高速通信をテザリングで利用可能。50GBを超えると速度制限がかかりますが、追加オプションでさらにデータ量を増やすこともできます。
- ソフトバンクのポイント:テザリング時の速度制限が緩和され、5Gエリア内では高速通信が可能。
- 注意点:50GB以上の利用には別途データ追加が必要で、料金が上がる可能性があります。
格安SIM(MVNO)のテザリング利用条件
格安SIMでも2024年は大きな動きがあり、テザリング対応プランが増加しています。主要なMVNO事業者では、テザリングが標準で無料提供されるプランが多く登場。例えば、IIJmioやmineoなどのMVNOは、5G通信を含むテザリングオプションを提供しており、低価格でありながらも快適なテザリング環境を利用できます。
- 格安SIMのポイント:低コストでテザリングが利用できるため、節約志向のユーザーに人気。
- 注意点:キャリアに比べて通信速度が遅い場合があり、大容量データ通信を行う場合には注意が必要。
よくある質問とその回答
Q1: テザリングは無料で利用できるのですか?
A1: テザリングはキャリアや契約プランによって異なります。ドコモでは無料で利用できますが、auやソフトバンクでは月額料金が発生する場合があります。格安SIMの場合は無料で利用できる場合が多いですが、事前に確認しましょう。
Q2: テザリングはどんなデバイスで利用できますか?
A2: テザリングはスマートフォンやタブレットを親機として使用できますが、対応している機種が限られている場合もあります。契約しているキャリアやデバイスの対応状況を確認することが重要です。
Q3: テザリングを頻繁に使用しても問題ないですか?
A3: テザリングを頻繁に使用するとデータ通信量が増え、月の上限にすぐ達する可能性があります。また、スマートフォンのバッテリー消費が激しくなるため、非常時のみに利用するか、ポケットWi-Fiの導入を検討することをおすすめします。
Q4: テザリングで消費した通信量はどうやって確認できますか?
A4: 通信量はキャリアのマイページで確認できます。ただし、テザリングだけの通信量を確認することはできないため、全体の通信量に注意して管理しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このようにテザリングとは、緊急時にスマートフォン等がポケットWi-Fiのような機能を果たしてくれるものなのです。
常時使うようであれば、それはもうポケットWi-Fiの導入を検討するべきです。
緊急時、どうしても他のデバイスで通信を行いたい場合には、テザリングを一度使ってみては、いかがでしょうか。
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