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Macでエクセルを使用するのに必要な費用とWindows版との違い

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冒頭でも少し触れましたが、Excelだけを購入しようとすると16,000円程度かかるので、お金がとてももったいないです。

それよりは、Excelだけでなく他のソフトウェアも入ったオフィス製品を選びましょう。ただし、オフィス製品と言ってもいくつか種類があるので、その違いについて見ていくことにしましょう。

4つの製品タイプ

最新のオフィス製品には、下記の4つの種類があります。

【無料版】
・Office on the web(Office Online)

【有料版】
・Microsoft365 Personal(旧Office365 solo)
・Office Home & Student 2019 for Mac
・Office Home & Business 2019

それでは、それぞれの特徴と価格を見ていきましょう。

Office on the web(Office Online)

Office Onlineは、個人としての利用を想定したオフィスサービスです。

時と場所を相手を問わず、無料でOfficeファイルの作業ができて、データ変更が即座に反映されるというものです。

このOffice Onlineを利用するのが、もっとも簡単で手軽にExcelデータを作成する方法でしょう。Microsoftのアカウントを作成・登録するだけで、すぐに使い始めることができます。

データはオンラインで作成・共有でき、クラウドサービスであるOne Driveに自動的に保存されます。一部機能制限があるので、フルに活用されたい場合は有料版をご検討ください。

Office on the web(Office Online)
https://products.office.com/ja-jp/office-online/documents-spreadsheets-presentations-office-online

Microsoft365 Personal(旧Office365 solo)

Office365 soloは、有料のサブスクリプション(定期購読)型オフィスサービスです。

1ヶ月あるいは1年間のサービス使用料を支払うことで、Excelも含めたOfficeドキュメントを作成・保存・共有することができます。また、クラウドストレージが利用できます。

他のラインナップと違う点は、テクニカルサポートが追加料金なしで受けられること、Mac版ではAccessとPublisherが使えないことです。

【費用】
1,284円(1ヶ月ライセンス)
12,984円(1年間ライセンス)

【利用できるOfficeアプリケーション】
Word/Excel/PowerPoint/Outlook/OneNote

【インストール先】
Windows、Mac、タブレット、スマートフォン(iOS、Androidなど)同時に5台までサインイン可能

【One Drive容量】
1TBのクラウドストレージ

【用途】
家庭とビジネス用

Office2019 for Mac

一定期間の利用料をその都度支払う「Office365 solo」に対して、「永続ライセンス」という形でライセンスを買い取るタイプのサービスです。対象とするユーザーによって分かれており、下記の2種類があります。

「Office Home & Student 2019 for Mac」

家庭と学生用のOfficeサービスです。Home & Businessと違う点は、Outlookがつかえないことです。また、Microsoft365 Personalとの違いは、クラウドストレージが付属しないことです。
【費用】
26,184円
【利用できるOfficeアプリケーション】
Word/Excel/PowerPoint
【インストール先】
2台のMac
【用途】
家庭用

「Office Home & Business 2019 for Mac」

家庭用またはビジネス用のOfficeサービスです。Outlookが使用できる以外は、Home & Studenntと同じです。

【費用】
38,284円
【利用できるOfficeアプリケーション】
Word/Excel/PowerPoint/OneNote
【インストール先】
2台のMac
【用途】
家庭用

Office製品ラインナップ
https://products.office.com/ja-jp/buy/compare-microsoft-office-products?tab=omac

Macで無料で利用できるエクセル互換ソフト

Macには、無料で利用することのできるエクセル互換ソフトもあります。

有料オフィスソフトと比較すると、操作面などで劣る部分もありますが、エクセルの利用用途が軽いものであれば、無料で利用できるソフトを利用するのも一つの有効な手段です。

Open Office

Open Office」はMacでも利用することのできるOfficeです。

エクセル以外にもWordやパワーポイントなどを利用することができるので、たまにoffice製品を使うことがあるという方は、Open Officeのインストールを検討してみましょう。

Libra Office

Libra Office」は、より軽量でサクサク動くMicrosoft Officeの互換ソフトです。

本格的な利用をする場合は、MS Officeのエクセルを利用することをおすすめしますが、簡単な操作やファイルの閲覧などであれば、互換性のある「Libra Office」を活用するのもおすすめです。

Apple公式の表計算ソフト

今回は「Macでエクセルを使う」ことをご紹介してきましたが、実はApple社からも「Numbers」というMacやiOS用の表計算ソフトが無料で提供されています。

完全互換はしていませんが、エクセルのデータも読み込めます。Apple社のソフトだけあって図形の種類やカスタマイズが秀逸です。

まとめ

Macでエクセルを使用するのに必要な費用とWindows版との違いについて、順を追って説明してきましたが、おわかりいただけましたでしょうか。

会社のパソコンのほとんどがWindowsなので、私たちはすっかりWindows版Excelに慣れてしまっています。ですから、Mac版を使い始めるとWindows版とのあまりの違いにすっかり戸惑ってしまうわけです。

しかし、Excelは元々Macのソフトとして誕生したわけなので、使い慣れればその良さがわかってくることでしょう。

今回お伝えした情報で、あなたの生活がもっと便利で楽しいものになるといいですね!

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