Appleが販売するiPhoneは、1度持ってしまえばデジカメが不要となる優秀なスマーフォン。本体のカメラ性能が非常によく、高画質な写真や動画を手軽に撮影できるのが魅力です。
その手軽さから、iPhoneを購入してから撮影に目覚めるという方も多く、SNSにシェアするのが楽しくなります。ただ、iPhoneは本体ストレージだけで、SDカードスロットが用意されていないのが難点。
気づいたら容量を圧迫してしまうものの、大事なデータを削除するのは嫌だからパソコンに移したいと考える方もたくさんいます。
そこで今回は、iPhoneで撮影した写真をパソコンに転送する方法をご紹介。やり方はたくさんあるので、好みの方法で大事な写真を保存してください。
今回使用した環境

下記デバイスおよびOSを使用しています。バージョン違いにより若干の相違があるかもしれませんが、大きなところは同じです。
- iPhone:iPhone5c,iOS9
- PC:Windows7
ケーブルでiPhoneとPCを直接繋ぐ
Lightningケーブル(iPhone付属品)を使い、iPhoneのLightningポート(ドックコネクタとも言います)とPCのUSBポートを繋ぎます。デジカメの写真取込と全く同じ感覚ででき、最もシンプルかつ直感的な方法です。
1.接続箇所およびケーブル
- Lightningポート
- 充電器を繋ぐところと同じです。
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- Lightningケーブル
- 下記画像はiPhone純正(付属品)です。
2.接続後の手順(方法1)
手動でiPhone内のフォルダを開き、PC上の任意のフォルダにコピーまたは移動する方法です。転送させたい画像のみ確実に移すことができ、エクスプローラの感覚で操作できますので、簡単に行えます。
- 1) 接続すると、PCがiPhoneを認識し、下記フォルダが出現します。少し時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
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- 2) 「デバイスを開いてファイルを表示する」を選択すると、エクスプローラが開きますので”Internal Storage”をダブルクリックしてください。
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- 3) “DCIN”フォルダが現れますのでこれをダブルクリックしてください。
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- 4) 下記ウインドウが表示されます。各フォルダ内に画像が収められています。
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- 5) ここから先は、エクスプローラの操作と全く同じです。右クリック→コピー(C)または切り取り(T)→PC上の任意のフォルダにペーストでOKです。
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- 【DCIN内のフォルダ数について】
- 上記例では”100APPLE”~”102APPLE”の3つのフォルダがあります。このフォルダはiPhoneを再起動する度に増えるようで、必ずしも3つとは限りません。また、保存先のフォルダは画像の時系列順ではなく、どうやらランダムのようですが、一度で転送した複数画像が各フォルダにバラバラにおさめられることはありません。
接続後の手順(方法2)
Windowsの機能である「画像とビデオの取込(インポート)」を使う方法です。大量の画像を一気に転送する場合は便利ですが、iPhone内の全画像が転送されますのでご注意ください。
- 1) (手順その1)と同様に、iPhoneとPCを接続します。
- 2) 「画像とビデオの取込」を選択します。
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- 3) 画面右下にウインドウが開き、読込が始まるのでしばらく待ちます。読込が終わると、下記のようになります。
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- 4) 読み込み(M)ボタンを押すと転送が始まります。ファイル名を一貫させたい場合は、「これらの画像をマーク」に任意の名前を入力してください。※ファイル名は”任意の名前+連番”となります。
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- 【読み込み設定について】
- 「読み込み設定」で、保存先やフォルダ名、ファイル名を設定することができます。取込前に設定してください。また、デフォルトではPCへ転送後、iPhone側の画像を全て消去する設定となっています。消去したくない場合は「読み込み後にデバイスから消去する(E)」にチェックを入れておいてください。
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注意点
iPhone側で「許可しますか?」という画面が出る場合
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