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Bluetoothでステレオ音楽を高音質に伝送するプロファイル。イヤホンやスピーカーで音楽を聴く際の標準規格。
詳しい解説
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)は、Bluetoothでステレオ音楽などの高音質オーディオを一方向に送信するためのプロファイル仕様です。2003年にBluetooth SIGによって策定されており、現在市場に流通しているBluetoothイヤホン・スピーカー・ヘッドホンのほぼすべてがA2DPに対応しています。
A2DPの主な役割は「音楽の再生専用チャネル」の確立です。スマートフォンやパソコン(送信側:Source)からBluetooth機器(受信側:Sink)へ音声データを送り出すため、ステレオ2チャンネルの音楽をワイヤレスで楽しめます。この際、音声はCodecと呼ばれる符号化方式で圧縮・伸張されます。標準Codecは「SBC(Subband Coding)」ですが、機器の対応状況に応じてAAC、aptX、aptX HD、LDAC、LHDCなどの高音質Codecも利用できます。
A2DPが確立するのは「音声の送信」のみで、再生・停止・音量といった操作制御には別プロファイル「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」が使われます。この2プロファイルがセットで機能することで、スマホの音楽をイヤホンで聴きながら操作ボタンで曲送りする体験が実現します。
A2DP接続における「音切れ」「スタッター(途切れ途切れになる)」は、Bluetoothの電波干渉・接続距離・障害物・2.4GHz帯の混雑が主な原因です。Wi-Fi(2.4GHz)との同時使用で干渉が起きやすく、5GHz帯Wi-Fiへの切り替えや機器同士を近づけることで改善するケースが多いです。また、SBCより高音質なLDACは遅延が増えるため、動画視聴時に音ズレを感じる場合はCodecをSBCやAACに変更するのが有効です。
スマートフォンでSpotifyを再生しながらBluetoothイヤホンで聴いている状況を考えます。この音楽の無線伝送を担っているのがA2DPです。イヤホンで曲を一時停止したり音量を調整したりできるのは、A2DPと対になって機能するAVRCPのおかげです。音切れが頻発する場合は、電子レンジや他のWi-Fi機器が発する2.4GHz電波がA2DPの接続品質を下げている可能性があります。
別の呼び方
エーツーディーピー
Bluetoothオーディオ
Advanced Audio Distribution Profile
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