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【2026年最新版】ExcelのSUMIF・COUNTIFで条件付き集計をする方法【完全ガイド】

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【2026年最新版】ExcelのSUMIF・COUNTIFで条件付き集計をする方法【完全ガイド】

「特定の商品の売上だけを合計したい」「条件に合うデータの件数を数えたい」——そんな場面で活躍するのがSUMIF関数・COUNTIF関数です。

大量のデータから必要な値だけを抽出して集計できるこの関数は、Excelを使うビジネスパーソンにとって必須スキルといっても過言ではありません。本記事では基本的な使い方から複数条件の指定方法、実務で役立つ応用例まで丁寧にわかりやすく解説します。

ExcelのSUMIF関数で条件に合うセルの合計を計算する手順

この記事でわかること

  • SUMIF関数の基本構文と使い方
  • SUMIFS関数で複数条件を指定する方法
  • COUNTIF関数の基本構文と使い方
  • COUNTIFS関数で複数条件を使う方法
  • 売上集計・在庫管理への実用例
  • よくあるエラーと対処法

SUMIF関数とは?基本を理解しよう

SUMIF関数は、指定した条件を満たすセルに対応する値だけを合計する関数です。たとえば「商品名が”りんご”のものだけの売上金額を合計する」といった操作が1つの数式でできます。

SUMIF関数の基本構文

=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲)
引数 説明
範囲 条件を調べる列・行の範囲 A2:A100(商品名の列)
検索条件 抽出条件(文字列・数値・比較式) “りんご”、”>1000″、E1
合計範囲 合計したい数値が入っている列 C2:C100(売上金額の列)

SUMIF関数の具体例

以下のような売上データがあるとします。

A列(商品名) B列(担当者) C列(売上金額)
りんご 田中 5,000
みかん 鈴木 3,000
りんご 山田 7,000

「りんごだけの合計」を求めるには:

=SUMIF(A2:A4,"りんご",C2:C4)

結果:12,000(5,000+7,000)

条件に比較演算子を使う

数値の条件指定では比較演算子も使えます。

条件の書き方 意味
“>1000” 1000より大きい =SUMIF(C2:C100,”>1000″,C2:C100)
“<=500” 500以下 =SUMIF(C2:C100,”<=500″,C2:C100)
“<>0” 0以外 =SUMIF(C2:C100,”<>0″,C2:C100)
“*東京*” 「東京」を含む =SUMIF(A2:A100,”*東京*”,C2:C100)

ExcelのSUMIFS関数で複数条件を指定して合計を求める方法

SUMIFS関数:複数条件で合計する

SUMIF関数は条件が1つのみですが、SUMIFS関数を使えば複数の条件を同時に指定できます。

SUMIFS関数の基本構文

=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)

SUMIF関数とは引数の順番が異なります。SUMIFSでは最初に合計範囲を指定する点に注意してください。

SUMIFSの具体例(2条件)

「担当者が田中かつ商品がりんごの売上合計」を求める場合:

=SUMIFS(C2:C100,B2:B100,"田中",A2:A100,"りんご")

SUMIFSの具体例(日付範囲)

「2026年1月1日から1月31日の売上合計」を求める場合:

=SUMIFS(C2:C100,D2:D100,">="&DATE(2026,1,1),D2:D100,"<="&DATE(2026,1,31))

日付条件では & で演算子と DATE関数を連結します。

COUNTIF関数:条件に合うデータの件数を数える

COUNTIF関数は、指定した条件を満たすセルの個数を数える関数です。「商品りんごが何件売れたか」「500円以上の商品は何個あるか」といった集計に使います。

COUNTIF関数の基本構文

=COUNTIF(範囲, 検索条件)
引数 説明
範囲 カウント対象のセル範囲
検索条件 カウントする条件(文字列・数値・比較式)

COUNTIFの具体例

=COUNTIF(A2:A100,"りんご")   '「りんご」が何件あるかを数える
=COUNTIF(C2:C100,">=1000") '1000以上の値が何件あるか
=COUNTIF(B2:B100,"田中")    '田中の件数を数える

重複チェックにCOUNTIFを活用

データの重複確認にもCOUNTIFが便利です。

=COUNTIF($A$2:$A$100,A2)   'A2の値が範囲内にいくつあるかを確認

この結果が2以上なら重複データがあります。条件付き書式と組み合わせると重複セルを色で表示できます。

COUNTIFS関数:複数条件で件数を数える

COUNTIFS関数の基本構文

=COUNTIFS(条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)

COUNTIFSの具体例

「田中担当でりんごを売った件数」を求める場合:

=COUNTIFS(B2:B100,"田中",A2:A100,"りんご")

実用例1:月次売上集計表を作る

以下のような売上データを元に、商品別・担当者別の集計表を自動作成する例です。

前提データ構造

  • A列:日付
  • B列:商品名
  • C列:担当者
  • D列:数量
  • E列:売上金額

商品別売上合計(SUMIF)

=SUMIF($B$2:$B$1000,H2,$E$2:$E$1000)

H2セルに商品名が入っていれば、その商品の全売上を自動集計。H列に商品名を並べるだけで集計表が完成します。

担当者別件数(COUNTIF)

=COUNTIF($C$2:$C$1000,I2)

I2に担当者名を入れると、その担当者の販売件数が自動で表示されます。

担当者×商品の複合集計(SUMIFS)

=SUMIFS($E$2:$E$1000,$C$2:$C$1000,I2,$B$2:$B$1000,H2)

実用例2:在庫管理への応用

入出庫データから在庫数を自動計算する場合も条件付き集計が活躍します。

前提データ構造

  • A列:商品コード
  • B列:区分(「入庫」または「出庫」)
  • C列:数量

在庫数の計算式

=SUMIF($B$2:$B$1000,"入庫",$C$2:$C$1000)-SUMIF($B$2:$B$1000,"出庫",$C$2:$C$1000)

入庫合計から出庫合計を引くことで現在の在庫数がリアルタイムで更新されます。

商品別在庫数(SUMIFS)

=SUMIFS($C$2:$C$1000,$A$2:$A$1000,"A001",$B$2:$B$1000,"入庫")
-SUMIFS($C$2:$C$1000,$A$2:$A$1000,"A001",$B$2:$B$1000,"出庫")

ExcelのCOUNTIF・COUNTIFSで条件に合うセルの個数を数える方法

よくあるエラーと対処法

エラー1:結果が0になってしまう

原因: 検索条件の書き方が間違っている、データに半角・全角の不一致がある

対処:

  • 文字列条件はダブルクォーテーションで囲んでいるか確認(”りんご”)
  • TRIM関数で余分なスペースを除去:=SUMIF(TRIM(A2:A100),"りんご",C2:C100)
  • 数値として入力されているか確認(文字列の数値は合計されない)

エラー2:#VALUE!が表示される

原因: 引数の範囲サイズが異なる(SUMIFSで範囲の行数が揃っていない)

対処:

  • すべての範囲引数が同じ行数になっているか確認
  • 例:条件範囲が A2:A100 なら合計範囲も C2:C100 とする(行数100で統一)

エラー3:#NAME?が表示される

原因: 関数名のスペルが間違っている

対処:

  • SUMIF・SUMIFS・COUNTIF・COUNTIFSのスペルを確認
  • 全角で入力していないか確認(全角文字は数式として認識されない)

エラー4:ワイルドカードが効かない

原因: 数値の範囲にワイルドカードを使っている

対処: ワイルドカード(*、?)は文字列のみに有効です。数値条件には使えません。数値の部分一致検索はIF関数と組み合わせた配列数式で対応します。

エラー5:条件セル参照で結果がおかしい

原因: セル参照と文字列を混在させるときの&演算子の使い忘れ

対処:

' 間違い(D1のセル参照が文字列として扱われる)
=SUMIF(A2:A100,">"D1,C2:C100)

' 正しい(&で連結)
=SUMIF(A2:A100,">"&D1,C2:C100)

SUMIF・SUMIFSの比較表

項目 SUMIF SUMIFS
条件数 1つのみ 最大127個
引数の順番 範囲→条件→合計範囲 合計範囲→条件範囲1→条件1…
対応Excel Excel 2003以降 Excel 2007以降
おすすめ場面 シンプルな1条件集計 複雑な複数条件の集計
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よくある疑問(FAQ)

Q1. SUMIF関数とSUMIFS関数はどちらを使えばいいですか?

A. 条件が1つだけならSUMIF、2つ以上ならSUMIFS一択です。ただしSUMIFSは引数の順番がSUMIFと異なるため注意が必要です。どちらも現代のExcelでは問題なく動くので、最初からSUMIFSに統一するのも一つの方法です。

Q2. SUMIF関数で別シートのデータを参照できますか?

A. できます。別シートを参照する場合は シート名!セル範囲 の形式で指定します。例:=SUMIF(Sheet2!A:A,"りんご",Sheet2!C:C)

Q3. COUNTIF関数でパーセンテージ条件(〇%以上)を指定できますか?

A. できます。パーセンテージはExcel内部では小数値(50%=0.5)として扱われます。例:=COUNTIF(D2:D100,">=0.5") で50%以上を数えられます。

Q4. SUMIF関数が非常に遅くなることがあります。改善方法は?

A. 範囲を列全体(A:A)ではなく必要な行数だけ(A2:A1000)に限定することで速度が大幅に改善します。また、データが大量の場合はピボットテーブルへの移行も検討してください。

Q5. 条件に日付範囲を指定するときの注意点は?

A. 日付の比較条件は ">="&DATE(2026,1,1) のようにDATE関数と&で連結する方法が確実です。テキストで “2026/1/1” と書くと環境によって認識されないことがあります。

まとめ

SUMIF・SUMIFS・COUNTIF・COUNTIFSは、Excelで条件付き集計をするための基本関数です。ポイントを整理します。

  • SUMIF: 条件1つで数値を合計(範囲→条件→合計範囲の順)
  • SUMIFS: 複数条件で数値を合計(合計範囲が最初に来る点に注意)
  • COUNTIF: 条件に合うセルの件数を数える
  • COUNTIFS: 複数条件を満たすセルの件数を数える

比較演算子(>, <=)やワイルドカード(*)を活用すれば、売上集計・在庫管理・重複チェックなど幅広い場面で使えます。まず基本の1条件パターンを習得し、慣れてきたら複数条件の SUMIFS・COUNTIFSへとステップアップしていきましょう。

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