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業者に頼んだほうがよい場合の原因はこちら
以下のような状況になると、素人では手に負えないことが多いです。業者に依頼することをおすすめします。
主な原因としては、
- ブースターの故障
- 分配器の故障
- 供給元のケーブル故障
などがあげられます。こうなるとすぐに復旧することが難しくなるので、問い合わせた上で原因を調べてもらいましょう。
地デジの映りが悪くなる主な原因
地デジが表示されない場合、エラー表示がされる場合とモザイクのような画面になる場合があります。それぞれの状態になる原因について、一つずつ確認していきましょう。
モザイク画面になり地デジが映らない
画面上にエラー画面が表示されず、モザイクのような画面になり、正常に地デジ放送を視聴することができない場合があります。この場合の主な原因は「アンテナの受信レベルが弱い」ことにあります。
また、特定のチャンネルだけモザイク状態になり映らない場合などは、地デジの電波の特定の帯域だけ問題が発生していることになります。これらの状態になったときは、まずは正常に電波が受信されているのか、接続の状況を確認してみましょう。
主な確認項目は次の通りです。
- 地デジアンテナの方向は正しいか
- 周辺に電波を阻害する建物が建築されなかったか
- 天候は悪くないか
- アンテナからテレビまでの配線に劣化はないか
- 放送局のホームページを見て障害情報が公開されていないか
地デジ放送がモザイク等によって映らない場合には、まずこれらの項目を確認してみることが大切です。上記の項目を確認し、それでも対応できない場合には、アンテナの設置をお願いした工務店などに相談し、再設定をしてもらっても良いでしょう。
地デジ放送の受信には電波の質も大切
また、地デジ放送を正しく表示させるためには、電波の強さが一番ではありますが、電波の質も問題がないか確認してみることも大切です。電波の質については主に「MER」と「BER」を計測することで計ることができます。
MER
MERとは、受信した地デジの電波の信号が、放送局から送信された地デジの電波と比較して、振り幅、位相のデジタル変調においてどの程度の差異があるかを数値化したものになります。数値の基準としては、25dB以上が受信良好なレベルの目安となります。
BER
BERとは、地デジ電波を送信する放送局から送信された電波が、受信されるまでにどの程度ノイズがなく正確に受信されたかを数値化したものになります。電波の質を計測する場合には、特にこのBERを基準とする場合が多く、ノイズがなく電波が届いた受信良好な数値の基準としては、「0.00」が一つの目安となります。
これらは主に電子計測機で計測するものになりますので、工務店などに依頼する際に合わせて調べてみましょう。受信した電波に問題がない場合は、原因が接続状態や設定状況にあると考えられます。このように原因を一つ一つ探り、地デジ放送が映らない状態になった原因を見つけましょう。
エラー表示がされて地デジが映らない
また、モザイク状態になり地デジ放送が映らない場合とは別に、「E201」などのエラーが表示されて地デジ放送が視聴できなくなる場合があります。この場合はそれぞれのエラー表示の意味を知ることで問題を解決することができます。早速みていきましょう。
エラーコードと内容
- E201,E202:アンテナレベルが基準となる一定の値より低くなっている
- E210:指定したチャンネルが放送チャンネルではない
- E203:放送を休止しているチャンネルを選局している
- E204:放送のないチャンネルを選曲している
- E401:データ放送を正しく受信できない
- B-CASカードのエラーメッセージ:抜き差しをする、奥までしっかり挿れる
特にE201、E202系のエラーの場合は、受信した電波に問題がない場合、接続状況や設定状況を確認することで正常に表示される場合が多くあります。このエラーが出た場合はアンテナからテレビまで一つ一つ確認をしてみましょう。
また、放送局がないという場合には、登録されている住所の確認などをしてみることをお勧めします。正しい設定をして、問題なく地デジ放送を視聴できるようにしましょう。
まとめ
機器の故障以外なら素人でも対処できるということがおわかりいただけたでしょうか。多くの場合は見れない原因は簡単なことが多いので、慣れないうちは大変ですが対処できるようにしておいた方がよいでしょう。説明書などを見れば、配線の仕方が掲載されているので、一つ一つ確認しながら接続していくのがポイントです。
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