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Outlookのデータファイル(PST)の破損を診断・修復するMicrosoft公式ツール。Officeのインストールフォルダーに同梱されており、「PSTファイルが開けない」トラブルの定番解決手段。
詳しい解説
受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)は、Microsoft Outlookに付属する公式の修復プログラムです。Outlookのメールや連絡先を保存しているデータファイル(.pst、および一部の.ost)の内部構造を検査し、見つかった破損を修復します。
Outlookが「ファイルにエラーが見つかりました」「pstを開けません」と表示するときの第一選択肢で、スタートメニューには登録されていないため、エクスプローラーで直接実行ファイルを開くのが基本です。場所はOfficeのバージョンや購入形態で異なり、Microsoft 365/Office 2024/2021/2019では「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16」フォルダー内にあります(32ビット版Officeの場合はProgram Files (x86)側)。
使い方は、①Outlookを完全に終了する、②修復対象のPSTファイルを必ずコピーしてバックアップする、③SCANPST.EXEを起動して対象ファイルを指定し「開始」で診断、④エラーが見つかったら「修復」を実行する、という流れです。修復は複数回実行すると改善が進むケースもあります。修復後にOutlookを起動すると「回復された個人用フォルダー」や「紛失と検出」フォルダーが作られ、救出されたアイテムがそこに入ることがあります。
注意点として、SCANPSTはファイル構造の修復に特化しており、重度の破損や大容量ファイルでは修復しきれない場合があります。また2026年現在の「新しいOutlook」はPSTファイル自体に対応していないため、SCANPSTでの修復作業はクラシックOutlookと組み合わせて行うのが前提です。
長年使ったOutlookが突然「データファイルにエラーがあります」と表示して起動しなくなった場面を想像してください。まずOutlookを終了し、ドキュメント内の「Outlookファイル」フォルダーにあるPSTをコピーして保険を作ります。次にOffice16フォルダーのSCANPST.EXEを起動して対象PSTを診断・修復すれば、多くの場合は再びメールが開けるようになります。修復後は念のため「回復された個人用フォルダー」に救出アイテムがないかも確認しましょう。
別の呼び方
scanpst
PST修復ツール
Outlook修復ツール
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