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OutlookやExchangeで「削除済みアイテム」フォルダーからさらに削除したメールが、一定期間(既定14日)保管される隠し領域。メールボックス容量を圧迫する見えない要因にもなる。
詳しい解説
回復可能なアイテムは、Microsoft 365/Exchangeのメールボックスに用意されている特別な保管領域です。「削除済みアイテム」フォルダーを空にしたり、Shift+Deleteで完全削除したりしたメールは、実はすぐには消えず、この領域に既定で14日間(管理者設定で最大30日間)保持されます。
ユーザーから普段は見えませんが、Outlookの「ホーム」タブにある「サーバーから削除済みアイテムを復元」(クラシック版)や、Web版の「削除済みアイテム」フォルダー上部の「このフォルダーから削除されたアイテムを回復する」から中身を確認・復元できます。誤って完全削除したメールの最後の砦です。
注意したいのは容量との関係です。回復可能なアイテムはメールボックス容量とは別枠(Microsoft 365では100GB前後)で管理されるのが基本ですが、訴訟ホールドや保持ポリシーが有効な組織では保持期間が延び、想定外に膨らむことがあります。また「メールを大量に削除したのに容量が減らない」と感じる場合、削除済みアイテムフォルダーに残っているか、回復可能なアイテムへの移動が反映待ちになっているケースが大半です。
容量対策で完全に消したい場合は、削除済みアイテムを空にしたうえで、回復可能なアイテムの一覧から「消去」を実行します。逆に大事なメールを失った直後なら、まずこの領域を確認するのが復旧の第一歩です。
上司から「先月の請求書メールを出して」と言われたのに、整理のつもりで完全削除してしまっていた場面を想像してください。慌てる前にOutlookで「サーバーから削除済みアイテムを復元」を開けば、14日以内なら回復可能なアイテムから元に戻せる可能性が高いです。逆に、メールボックスがいっぱいで削除を進めているのに容量が減らないときは、この領域の消去まで実行して初めて空きが反映されます。
別の呼び方
完全削除メールの復元
Recoverable Items Folder
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