Home / 用語 / リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)

リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています










一般IT用語

読みリンさんてつリチウムイオンでんち
英語Lithium Iron Phosphate Battery

ひとことでいうと

正極(プラス側)の材料にリン酸鉄リチウムを使ったリチウムイオン電池の一種。安全性が高く、充放電をくり返せる回数(サイクル寿命)が長いのが特徴で、ポータブル電源や家庭用蓄電池に多く採用される。

詳しい解説

リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4、リン酸鉄リチウム電池)は、リチウムイオン電池の中でも正極材料にリン酸鉄リチウムを使ったタイプです。『リフェ』『LFP』とも呼ばれます。スマートフォンなどに使われる一般的なリチウムイオン電池(コバルト系など)とは材料が異なり、特性にもはっきりした違いがあります。

最大の長所は『長寿命』と『安全性』です。充放電をくり返せる回数(サイクル寿命)が一般的なリチウムイオン電池より大幅に多く、毎日使っても長く使い続けやすいとされます。また熱に対して比較的安定していて、発火や熱暴走に強い性質があるため、大容量の電気をためるポータブル電源や家庭用蓄電池に向いています。

一方で短所もあります。同じ容量を蓄えるのに必要なサイズや重さがやや大きめ(エネルギー密度がやや低い)になりがちで、電圧の特性も少し異なります。そして温度の影響を受け、とくに低温環境では充電を受け付けにくくなります。これは電池の保護回路である『BMS(バッテリーマネジメントシステム)』が、電池を傷めないように低温時の充電を一時停止するためで、故障ではなく安全機能が働いている状態です。

BLUETTIやEcoFlow、Jackeryの一部モデルなど、近年のポータブル電源の多くがこのLiFePO4を採用しています。『寒い屋外で充電できない』『満充電にしたまま長期保管すべきか』といった疑問は、この電池の性質を知っておくと判断しやすくなります。一般に、極端な高温・低温を避け、長期保管時は満タンや空っぽのままにしないことが、電池を長持ちさせるコツです。

具体的な場面

冬のキャンプでBLUETTIのポータブル電源をソーラーやコンセントにつないでも充電が始まらない、というケースがあります。これはLiFePO4電池が低温に弱く、BMSが電池を保護するために充電を一時停止していることが多いためです。本体を暖かい室内に移してしばらく常温になじませると、充電が再開することがあります。

別の呼び方

LiFePO4
リン酸鉄リチウム
リン酸鉄リチウムイオン電池
リン酸鉄リチウム電池
LFP
リフェ

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

Chromeのエラーコード一覧と直し方の早見表

【2026年最新版】Chromeの「このサイトにアクセスできません」エラーコード一覧と直し方|ERR_系の意味早見表

Chromeでページを開こうと …