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Windowsセキュリティのユーザー名とパスワードを確認する方法

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「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」をクリックします。表示がアイコンになっていた場合は、右上の「表示方法」を「カテゴリ」に変更しましょう。

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続いて「資格情報マネージャー」をクリックします。

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「資格情報マネージャー」で「Web資格情報」と「Windows資格情報」から1で確認した目的の情報を探します。

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右端に表示されている「v」をクリックして詳細を表示します。「パスワード」は「・・・・・・・・」とマスキングされていますので、「表示」をクリックします。また「Windowsセキュリティ」が表示されました。ここでは、今Windowsにログインしているユーザーの「パスワード」を入力します。

今使っているユーザーの「資格情報」ですから、本当に今使っているユーザーか再確認しているのです。

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「パスワード」が表示されました。

本来、この「資格情報」にリストされている「ユーザー名」と「パスワード」が正しければ、自動でログインして、「Windowsセキュリティ」は表示されません。それでも「Windowsセキュリティ」が表示されているのですから、このリストが何かしら損傷していることも考えられます。まずは不具合が出ている自動ログインを「削除」するのが良いのかもしれません。

「資格情報」から「ユーザー名」と「パスワード」を削除/変更する

「資格情報を記憶する」で記憶させたユーザー情報やパスワードを削除する方法です。
上記の「資格情報マネージャー」内「Windows資格情報」で、削除したいユーザー情報をクリックし、下方の「削除」をクリックすることで、削除が完了します。

「削除」と左側をクリックするとWindows資格情報の「編集」画面となり、記憶されているユーザー名・パスワードを編集(変更)することができます。

なにかしらの不具合であれば、編集ではなく、削除をおこなったほうが良いかもしれません。

Windows10でセキュリティを向上させる対策

Windowsを安全に利用するためには、基本的なセキュリティ対策を施しておくことが大切です。

Windows Defenderの有効化

Windowsには、専用のセキュリティソフトとして「Windows Defender」が標準装備されています。

これ1本でマルウェア被害などを防ぐこともできますが、セキュリティソフトとしての性能は平均的で、全てのセキュリティ対策に対して必要な性能が備わっている訳ではありません。ただし、セキュリティソフトがまだ用意していない、導入未定、の場合は必ず「オン」にしておきましょう。

1.スタートボタンをクリックし、歯車アイコンの「設定」を選択します
2.「更新とセキュリティ」を選択し、左側のリストから「Windows セキュリティ」をクリックします
3.「ウイルスと胸囲の防止」を開き、「Windows Defender」の項目にチェックをいれ「処置は不要です」であれば問題ありません

他のセキュリティソフトがすでに入っていた場合は、商品名の状態が表示されています。Windowsを外敵からしっかりとまもるためには、Windows Defender だけにたよらず、専用のセキュリティソフトの利用を検討することがおすすめです。

セキュリティソフトの利用

オススメのセキュリティソフトとしては、「マカフィー」や「ウイルスバスター」、「ノートン」などがあります。

初心者には、「ウイルスバスター」が使いやすのでおすすめです。性能を求める場合には、「カスペルキー」などセキュリティ対策機能がハイスペックなソフトを利用すると良いでしょう。

セキュリティソフトを入れる方が安全

「Windowsセキュリティ」では、ウイルス対策などの基本的な機能が提供されており、従来よりもお金をかけずとも安全にWindowsが利用できるようになりました。

一方で、コンピューター被害は年々増加傾向にあり、未知のマルウェアも次々と出てきていることから、無償ソフトの対応だけでは不十分になるケースも見られます。

専用のウイルス対策ソフトでは、従来のウイルス対策だけを行うものからパソコンを危険から守る総合的なセキュリティソフトに変わってきており、Windowsセキュリティでは対処できていない面もカバー、サポートも手厚く、安全にWindowsを利用したい場合には是非導入したいものへと進化しています。

WindowsPCを購入したらまずは「Windowsセキュリティ」の利用で基本的なガードをし、その後専用のウイルス対策ソフトを検討して導入することをおすすめします。

アカウント2段階認証の導入

セキュリティ対策と聞くと、ウイルス対策ソフトを入れて完了という人が多いですが、ソフトの導入以外にも対策できることは多くあります。

まず、Windowsにログインをするときにアカウントの2段階認証を導入しましょう。

2段階認証を導入することによって、第三者に勝手に自分のパソコンにログインされてしまうことを、ほぼ確実に防げるようになります。

プライベートで利用しているパソコンに導入するのは、ログイン時の手間も考えると避けたい場合が多いですが、ビジネス利用でセキュリティ重視の場合には、2段階認証の導入はとてもオススメです。

適切なプライバシー設定

次に、Windowsのプライバシー設定を行いましょう。

プライバシー設定では、位置情報やカメラアプリの利用、マイクの利用などの設定をすることができます。

これらのセキュリティ設定を厳しくしておくことによって、盗聴や盗撮、位置情報の悪用などを防ぐことができます。

適切なファイアウォールの設定

Windowsを利用する方はインターネットに接続する場合が多いと思いますが、インターネットには悪質なサイトもあり、ウイルスやマルウェアが混入する原因にもなります。

Windowsのファイアウォールの設定を適切にしておくことで、怪しいサイトからのウイルスの侵入を防ぎやすくなります。

ファイアウォール設定を厳しくしすぎると、通常利用にも影響が出てしまいますが、過度な影響が出ない範囲でファイアウォールは厳しい設定にしておくことがおすすめです。

まとめ

以上、見てきたように、「資格情報」にはユーザーが自動でログインしているサービスの一覧と、「ユーザー名」と、「パスワード」がすべて保存されています。非常に機密性の高い情報なのです。取り扱いには十分注意して、くれぐれも間違いのない操作が必要です。

「Windows セキュリティ」と「Windowsのセキュリティ」の合わせたご紹介となりました。セキュリティ対策もお忘れなく。

 

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