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Windows 11には、音声や動画の内容をリアルタイムで画面に字幕表示できる「ライブキャプション」機能が搭載されています。オンライン会議の音声・YouTube動画・ポッドキャストなど、あらゆる音声コンテンツを文字で確認できるため、聴覚に不安のある方はもちろん、静音環境での利用や外国語コンテンツの理解補助にも活用されています。
しかし「どこで有効にするのかわからない」「日本語の字幕が出ない」「フォントや表示位置を変えたい」という疑問を持つ方も多いようです。本記事では、Windows 11のライブキャプション機能の基本的な有効化方法から、言語・デザインのカスタマイズ、実践的な活用シーンまで詳しく解説します。

- ライブキャプションの有効化・起動方法(ショートカットキー含む)
- 表示言語・フォント・サイズの変更方法
- マイク入力への対応方法(自分の声も字幕にする)
- 会議・動画視聴・ポッドキャストでの活用例
- 字幕が表示されない・遅い時の対処法
ライブキャプションとは?基本の仕組み
Windows 11のライブキャプションは、2022年の「22H2」アップデートで追加されたアクセシビリティ機能です。デバイスで再生される音声(スピーカー出力)またはマイクで拾った音声をリアルタイムで文字に変換し、画面の任意の位置に表示します。
処理はすべてローカル(PC上)で行われるため、インターネット接続がなくても動作します(言語パックのダウンロード後)。また音声データがクラウドに送信されないため、プライバシーの観点でも安心して使えます。
対応しているWindowsバージョン
| Windowsバージョン | ライブキャプション | 日本語対応 |
|---|---|---|
| Windows 11 22H2以降 | ○ 利用可能 | ○(2023年以降のアップデートで追加) |
| Windows 11 21H2 | △ 一部対応(英語のみ) | △ 限定的 |
| Windows 10 | ✕ 非対応 | ✕ |
Windows 10ではライブキャプションは利用できません。Windows 11への移行が必要です。
ライブキャプションの有効化方法
ライブキャプションを有効にする方法は複数あります。最も手軽なのはショートカットキーを使う方法です。
方法1: ショートカットキーで起動する(最速)
キーボードの Windows キー + Ctrl + L を同時に押すと、ライブキャプションが起動します。初回起動時は言語パックのダウンロードが必要なため、数秒かかることがあります。
方法2: クイック設定から起動する
- タスクバー右端の通知エリア(Wi-Fi・音量・バッテリーアイコンの並び)をクリック
- クイック設定パネルが開くので「アクセシビリティ」アイコンを探す
- 「ライブキャプション」のトグルをオンにする
方法3: 設定アプリから有効化する
- スタートメニュー→「設定」を開く
- 左メニューの「アクセシビリティ」をクリック
- 「聴覚」セクションの「キャプション」をクリック
- 「ライブキャプション」のスイッチをオンにする

初回起動時の言語パックダウンロード
ライブキャプションを初めて起動すると、音声認識用の言語パックをダウンロードするよう求められます。日本語で使用する場合は「日本語(日本)」のパックをダウンロードしてください。パックのサイズは言語によって異なりますが、日本語は約100〜200MBほどです。
ライブキャプションの言語・表示設定のカスタマイズ
ライブキャプションはフォント・サイズ・表示位置・背景色など、細かくカスタマイズできます。
表示言語の変更方法
- ライブキャプションが表示されている状態で、字幕バー右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「字幕の言語」から使用したい言語を選択する
- 対応する言語パックがインストールされていない場合は自動でダウンロードが始まる
フォント・サイズの変更方法
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「キャプション」を開く
- 「キャプションスタイル」で「カスタム」を選択
- フォントの種類・サイズ・色・背景色・透明度などを自由に設定する
| 設定項目 | 選択肢・内容 |
|---|---|
| フォント | システムにインストール済みのフォントから選択可能 |
| 文字サイズ | 小・中・大・最大の4段階 |
| 文字色 | 白・黄・緑・シアン・黒など複数色 |
| 背景色 | 黒・白・グレー・透明など |
| 表示位置 | 画面上部または下部、フローティング(自由移動) |
字幕の表示位置を変更する方法
ライブキャプションのバーはドラッグで自由に移動できます。また字幕バー右上の設定アイコンから「位置」を選択し、「上」「下」「フローティング」の3つから選べます。フローティングを選ぶと任意の場所に自由に配置できます。
マイク入力への対応(自分の声も字幕にする方法)
ライブキャプションはデフォルトでシステム音声(スピーカーから出る音)のみを字幕にしますが、マイク入力も有効にすることで自分の声や周囲の音声も字幕化できます。
マイク入力を有効にする手順
- ライブキャプションが表示されている状態で、字幕バー右上の設定アイコンをクリック
- 「マイク音声を含める」のチェックボックスをオンにする
- マイクのアクセス許可が求められた場合は「許可」をクリック
マイク入力を有効にすると、対面での会話や自分の発言も字幕として表示されます。会議中の発言記録や、外国語話者との対話補助として活用できます。

ライブキャプションの活用シーン別ガイド
ライブキャプションはさまざまなシーンで活躍します。代表的な活用例を紹介します。
活用例1: オンライン会議(Teams / Zoom)
ZoomやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議中にライブキャプションを有効にすることで、相手の発言をリアルタイムで文字として確認できます。聞き取りにくい場面や、外国語で話されている場合に特に便利です。Teamsには独自の字幕機能もありますが、ライブキャプションはOSレベルで動作するため、どんなアプリの音声にも対応できます。
活用例2: YouTube・動画視聴
YouTubeやNetflixなど字幕に対応していない動画コンテンツも、ライブキャプションを使えば字幕を付けて視聴できます。英語の解説動画を日本語字幕で見たい場合などにも応用できます(この場合は字幕言語に日本語を設定し、英語音声を認識させます)。
活用例3: ポッドキャスト・音声コンテンツ
通勤中に聴くようなポッドキャストも、オフィスや図書館など音を出せない環境ではライブキャプションで文字として読むことができます。スピーカーを使わなくてもイヤホン経由の音声には対応しています(システム音声として認識)。
活用例4: リモートデスクトップ・録画の書き起こし
過去の会議録画を再生しながらライブキャプションを使うことで、簡易的な文字起こしとして活用できます。完全な精度は期待できませんが、議事録の作成補助として有用です。
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よくある質問(FAQ)
A. はい、対応しています。Windows 11の2023年以降のアップデートで日本語が追加されました。初回使用時に「日本語(日本)」の言語パックをダウンロードする必要があります。ただし認識精度は英語に比べると若干劣る場合があり、専門用語や早口の発言は誤認識されることがあります。
A. できます。「設定」→「アクセシビリティ」→「キャプション」→「キャプションスタイル」で「カスタム」を選択し、文字サイズを「大」または「最大」に変更してください。また、ライブキャプション表示中に字幕バーの端をドラッグして横幅を広げると、1行に表示されるテキスト量も増えて読みやすくなります。
A. 標準機能では字幕の自動保存には対応していません。ただし表示中の字幕テキストをマウスで選択してコピーすることは可能です。長時間の音声を文字起こしとして保存したい場合は、Windows標準の「ボイスレコーダー」や専用の文字起こしソフト(Microsoft Word の音声入力など)の利用をおすすめします。
A. 音声認識処理はCPUを使用するため、低スペックのPCでは多少のパフォーマンス低下が生じる場合があります。特にゲーム中や動画編集中など、CPUを多用するタスクと同時に使用する場合は注意が必要です。一般的なオフィス作業やWeb閲覧程度であれば、ほとんどの場合影響は気になりません。
A. まずWindowsを最新バージョンにアップデートしているか確認してください。次に「設定」→「アクセシビリティ」→「キャプション」から言語パックが正しくインストールされているか確認します。それでも解決しない場合は、「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」で認識させたい言語が追加されているか確認し、音声認識機能も有効になっているかをチェックしてください。
まとめ
Windows 11のライブキャプションは、アクセシビリティ目的にとどまらず、在宅ワーク・動画視聴・語学学習などさまざまな場面で活躍する便利な機能です。本記事の内容をまとめます。
- Windows 11 22H2以降で利用可能。ショートカット(Windows+Ctrl+L)で素早く起動できる
- 日本語対応しており、初回は言語パックのダウンロードが必要
- フォント・サイズ・色・表示位置などを細かくカスタマイズできる
- マイク入力を有効にすることで自分の発言も字幕化が可能
- オンライン会議・動画視聴・ポッドキャストなど幅広いシーンで活用できる
特にオンライン会議が多い方や、音を出せない環境でコンテンツを楽しみたい方には非常に便利な機能です。まずはショートカットキーで起動して、実際の表示を確認してみましょう。
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