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2024年最新版!ウェアラブルデバイス完全ガイド:基礎知識から人気商品まで

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ウェアラブルとは?

ウェアラブルという言葉を聞いたことありませんか。ここ数年で、雑誌やネットニュース、テレビなど、多くの場面で耳にするようになりました。スマートフォンが普及しているように、今後ウェアラブルデバイスも大きく普及すると予測されています。

ここでは、「ウェアラブルとは何ぞや?ウェアラブルの基礎知識と動向」について紹介いたします。ウェアラブルって言葉を聞いたことあるけど、意味が。。という方は、ぜひご覧ください。

この記事のまとめ:

この記事のまとめ:

ウェアラブルデバイスは、身につけて使用できる装着型コンピューター搭載機器です。スマートフォンとの連携が可能で、健康管理やデータ収集に便利です。主な特徴は、身に付けて持ち歩けること、データ管理に適していること、スマートフォンと連携できることです。 市場動向では、2020年までに世界市場が3億2278万台に拡大すると予測されています。リストバンド型や時計型が主流で、フィットネスやヘルスケア分野での活用が期待されています。 おすすめのウェアラブルデバイスとしては、iWOWNfit i6pro スマートブレスレット、Apple Watch、Fitbit Charge HR FB405-JPN、Galaxy Watchなどが紹介されています。これらは健康管理や運動管理、ビジネスシーンなど様々な用途に適しています。 今後さらに多くのウェアラブルデバイスが登場し、活用方法も広がっていくと予想されています。

 

2.ウェアラブルの基礎知識

 

ここでは、ウェアラブルの基礎知識について紹介いたします。

1.ウェアラブルとは

ウェアラブルとは装着型のコンピューター搭載機器のことです。ウェアラブルコンピューターなどとも言われます。装着して利用できるため、Wear(着る)と、Able(〜することができる)から、Wearableと呼ばれるようになりました。多くのウェアラブルデバイスが軽量で小さく、身に付けて使用できます。

スマートフォンやタブレット、パソコンなど、軽量で小さいものもありますが、すべて持って運ばなければなりません。以前、Googleが発表した眼鏡型ウェアラブルデバイスのGoogle Glassが話題になりました。今では多くのウェアラブルデバイスが販売されており、代表的なもので、眼鏡型ウェアラブルデバイス、時計型ウェアラブルデバイス、リストバンド型ウェアラブルデバイスがあります。

2.身に付けて持ち歩ける

ウェアラブルデバイスの特徴と言えば、身体に身に付けて持ち歩けることです。代表的なものでは腕時計型がありますが、装着ができるため、持って歩く必要もありません。スマートフォンやタブレットも薄く軽量で持ち運びに便利なものがたくさん販売されていますが、ウェアラブルデバイスの場合は、持つ必要もなく、さまざまなインターネットサービスが楽しめます。

3.データ管理に便利

ウェアラブルデバイスは日常生活のなかで負担を感じることなく、身に付けれるため、さまざまなデータ管理に適しています。例えば、腕時計型のウェアラブルデバイスであれば、入浴時間や睡眠時間以外に、腕に付けていても大きな負担はかかりません。

長時間ウェアラブルデバイスを付けておくことで心拍数や体温、歩数や移動距離など、多くのデータを測定できます。運動中も付けていられるでの、自身の健康管理としてデータ収集が可能です。スポーツ向けのデザインも多く、体重管理などもできるため、女性の方の美容や健康管理にも向いています。

4.スマートフォンと連携が可能

ほとんどのウェアラブルデバイスがスマートフォンとの連携が可能です。最も知名度の高いウェアラブルデバイスと言ってもおかしくないAppleWatchも、iPhoneとの連携ができ、スマートフォンに届いたLINEも、わざわざiPhoneを取り出して確認しなくても、AppleWatchから確認できます。他にも、データ管理などもiPhoneと連携でき、日々の健康管理などをiPhoneでいつでも確認できます。

5.ウェアラブルデバイスの動向

矢野経済研究所の発表によると、ウェアラブルデバイスの世界市場は2016年で1億1663万4000台の見込みで、内訳はリストバンド型が6700万台、時計型が4226万3000台、HMDが420万3000台、眼鏡型が130万8000台、その他が186万台となっています。国内市場においても、2013年度53万台の国内市場だったのが、2014年度には275万台、2017年度には1310万台まで拡大する予測です。

2020年には、世界のウェアラブルデバイス市場規模は、3億2278万台と予測されています。最も多いのがリストバンド型で1億5410万台、次に時計型で1億3420万台、HMD1775万台、眼鏡型670万台、その他1003万台が予測されています。今まで以上に、フィットネスやヘルスケア分野などでの活用が期待されています。

他にも、スポーツ時の選手のコンディション管理や、フォームの可視化、子どもの見守りによる防犯対策、移動の際のナビゲーション、観光時の情報提供、ペットの位置情報把握や健康モニタリングなど、日常生活において多くの場面で有効活用できる可能性があります。

業務での活用においても、設備運用や保守、診療支援・手術支援、ピッキングや搬入作業支援、安全運転支援、住宅物件の疑似体験など、多くの業界・業種の現場で活用できます。

2.おすすめのウェアラブルデバイス

ここでは、数ある中からおすすめのウェアラブルデバイスについて、紹介いたします。

1.iWOWNfit i6pro スマートブレスレット

iWOWNfit i6pro スマートブレスレットは、Bluetooth対応で、iPhoneやAndroidスマートフォンどちらとも連携できるウェアラブルデバイスです。iWOWNfit i6pro スマートブレスレット1台で、スポーツウォッチ、ハートレートモニター、活動量計の3つの活用ができます。

付けているだけで、心拍数や睡眠時間、歩数や消費カロリーなどが、リアルタイムで自動測定され、データ化されます。アプリ連携で測定されたデータはiPhoneやAndroidスマートフォンでいつでも確認できます。他にも、着信やメールなどを受信するとスマートブレスレットが振動して教えてくれたり、受信したメールなどを、ブレスレットの画面上で確認できます。防水・防塵機能も備わっており、スポーツ時も安心して使えます。 

2.AppleWatch

言わずと知れたウェアラブルデバイスの代表格AppleWatchです。iPhoneとの連携は抜群で、通話やメッセージなどの管理もすべてAppleWatch上で行えます。内臓アプリにメッセージやカレンダー、アクティビティ、電話、マップ、Siri、ミュージック、天気、ワークアウトなどが搭載されています。

また、心拍センサーや加速度センサーも搭載されているため、付けているだけで、心拍数や歩数、歩行距離、消費カロリーなど、さまざまなデータを測定・管理できます。スポーツ向けのAppleWatchSPORTなど、種類やデザインも豊富で、何より他の時計型ウェアラブルデバイスよりも、お洒落に仕上がっているのが特徴です。

iPhone7同様、ApplePayも使えますので、Suicaなど活用している方は、iPhoneをださなくてもAppleWatchをかざすだけで改札口も通れます。買い物の際も財布もiPhoneもなくてもAppleWatchがあれば、完結できます。

3.Fitbit Charge HR FB405-JPN

Fitbit Charge HR FB405-JPNは、シンプルデザインが特徴のウェアラブルデバイスです。さりげなく身に付けたい方にはおすすめです。心拍数や運動状況、消費カロリー、睡眠状況などをすべて測定・データ化してくれます。スマートフォンなどの着信も教えてくれます。健康管理・運動管理に最適なリストバンド型ウェアラブルです。カラーバリエーションが豊富なので、好きなカラーが見つかります。

4.Galaxy Watch

ビジネスシーンにも使いたい方は「Galaxy Watch」を検討してみてはいかがでしょうか?

普通の時計と変わらない見た目をしているため、スマートウォッチに対して理解が得られるか不安な方でも、試してみやすいモデルとなっています。

見た目は普通の時計なれども、スマートウォッチの機能は充実しており、スマートフォンと連携しながら自分の睡眠や運動に関連する情報を計測したり、メッセージの通知をすぐに知ることもできます。

最新機種もビシビシ出てきていますので、自分好みのデザインのものがないかチェックしてみましょう。

ウェアラブルデバイスの選び方と注意点

ウェアラブルデバイスを選ぶ際には、自分のニーズと生活スタイルに合わせて選択することが重要です。以下に、選び方のポイントと注意点をまとめます。

1. 目的の明確化

  • 健康管理用:心拍数、睡眠トラッキング、運動量計測などの機能を重視
  • ビジネス用:通知機能、カレンダー連携、音声アシスタントなどを重視
  • スポーツ用:GPS機能、防水性能、耐久性を重視

2. 互換性の確認

  • 使用しているスマートフォンのOSとの互換性を確認
  • アプリの使いやすさや機能性をチェック

3. バッテリー持続時間

  • 日常使用の場合:最低1日以上の持続時間が望ましい
  • 長時間のアクティビティトラッキング用:数日間の持続が必要

4. デザインと装着感

  • 日常使用の場合:ファッション性も考慮
  • スポーツ用:軽量で邪魔にならないデザイン

5. 防水・防塵性能

  • 日常生活での耐水性(IPX7以上推奨)
  • 水中スポーツ用途の場合はより高い防水性能が必要

6. データのセキュリティとプライバシー

  • メーカーのデータ保護ポリシーを確認
  • 個人情報の取り扱いに関する設定をチェック

7. 価格と保証

  • 初期投資だけでなく、有料サービスの有無も確認
  • メーカー保証期間と延長保証の有無をチェック

ウェアラブルデバイスの未来展望

ウェアラブル技術は急速に進化しており、近い将来さらに革新的な製品やサービスが登場すると予想されています。以下に、ウェアラブルデバイスの未来展望をいくつか紹介します。

1. ナノテクノロジーの統合

  • 血液中の微量物質を検出する超小型センサー
  • 体内で薬物を放出するナノロボット

2. 脳-コンピューターインターフェース(BCI)

  • 思考だけでデバイスを操作する技術
  • 神経疾患患者のコミュニケーション支援

3. エネルギーハーベスティング

  • 体温や運動エネルギーを利用した自己充電機能
  • 太陽光や環境振動からのエネルギー収集

4. 柔軟なディスプレイ技術

  • 皮膚に直接表示できる柔軟なOLEDディスプレイ
  • 折りたたみ可能なウェアラブルスマートフォン

5. 感情認識と制御

  • 生体信号から感情状態を推定する技術
  • ストレス軽減や気分改善のための自動介入システム

6. ウェアラブルAI

  • 個人の行動パターンを学習し、最適な提案を行うAI
  • 健康リスクの早期検知と予防アドバイス

7. 拡張人間能力

  • 外骨格スーツによる身体機能の強化
  • 視覚・聴覚を拡張する感覚増強デバイス

ウェアラブルデバイスの社会的影響

ウェアラブル技術の普及は、個人の生活だけでなく、社会全体にも大きな影響を与えると考えられています。

1. 医療・ヘルスケアの変革

  • 遠隔医療の普及と医療コストの削減
  • 予防医学の発展と健康寿命の延伸

2. 労働環境の変化

  • 作業効率の向上と労働安全性の改善
  • 新たな職業の創出(ウェアラブルデバイス専門家など)

3. 教育システムの進化

  • 個別最適化された学習支援
  • 実践的なスキル習得のためのAR/VR活用

4. プライバシーと倫理的課題

  • 個人データの収集と利用に関する法整備
  • ウェアラブルデバイスによる監視社会への懸念

5. ファッション産業との融合

  • テクノロジーとファッションの境界線の曖昧化
  • 新たなファッションデザインの可能性

最新ウェアラブル技術と活用事例

ウェアラブル技術は日々進化しており、2024年現在では更に革新的な機能や用途が登場しています。ここでは、最新のウェアラブル技術とその具体的な活用事例を紹介します。

1. 高度な健康モニタリング

最新のウェアラブルデバイスは、単なる歩数計や心拍数測定を超えた機能を提供しています。例えば、Apple Watchの最新モデルでは、不整脈の検出や血中酸素濃度の測定が可能になりました。また、Fitbitの新型デバイスは、皮膚温の継続的なモニタリングにより、ユーザーの健康状態や生理周期の予測を行うことができます。

活用事例:

  • 慢性疾患患者の日常的な健康管理
  • アスリートのパフォーマンス最適化
  • 女性の生理周期管理と妊娠計画支援

2. 拡張現実(AR)ウェアラブル

ARグラスの技術が進歩し、より小型で軽量なデバイスが登場しています。例えば、GoogleのProject Irisは、通常の眼鏡のような外観でARを実現する技術を開発中です。

活用事例:

  • 製造業での作業支援(手順のリアルタイム表示)
  • 観光地でのインタラクティブガイド
  • 遠隔医療での専門医によるサポート

3. ウェアラブルAIアシスタント

AI技術の進歩により、ウェアラブルデバイスがより賢くなっています。例えば、Amazonの新型スマートグラス「Echo Frames」は、音声でAIアシスタントを呼び出し、様々なタスクを実行できます。

活用事例:

  • 会議中のリアルタイム翻訳
  • 視覚障害者のナビゲーション支援
  • 日常生活でのタスク管理と情報アクセス

4. スマートファブリック

衣服自体がウェアラブルデバイスになる「スマートファブリック」の開発が進んでいます。Googleのジャケットは、繊維に導電性素材を織り込むことで、タッチ操作が可能になりました。

活用事例:

  • スポーツウェアでの詳細なパフォーマンス分析
  • 労働者の安全管理(熱中症予防など)
  • ファッションと技術の融合によるパーソナライズされた体験

5. バイオセンシング技術

皮膚に直接貼り付けるタイプのウェアラブルセンサーが登場しています。例えば、ダイヤモンド社の「マイクロニードルパッチ」は、無痛で継続的な血糖値モニタリングを可能にしました。

活用事例:

  • 糖尿病患者の血糖値管理
  • アスリートの水分補給最適化
  • ストレスレベルのリアルタイムモニタリング

これらの最新技術は、私たちの生活をより便利で健康的なものにする可能性を秘めています。ただし、プライバシーやデータセキュリティの課題も同時に浮上しており、これらの問題に対する適切な対応が今後の普及の鍵となるでしょう。

よくある質問とその回答

Q: ウェアラブルデバイスは防水ですか? A: 多くのウェアラブルデバイスは防水機能を備えていますが、製品によって防水性能が異なります。使用前に必ず製品の仕様を確認してください。

Q: バッテリー持続時間はどのくらいですか? A: デバイスや使用状況によって異なりますが、一般的に1〜7日程度です。最新の製品では、省電力設計によりバッテリー寿命が延びる傾向にあります。

Q: スマートフォンがなくても使えますか? A: 一部の機能は単独で使用できますが、多くの機能はスマートフォンとの連携が必要です。完全独立型のウェアラブルデバイスも徐々に増えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、「ウェアラブルとは何ぞや?ウェアラブルの基礎知識と動向」について紹介いたしました。今では多くのウェアラブルデバイスが発売されており、ヘルスケアなどを中心に活用している人が多いです。

今後もさらに多くのウェアラブルデバイスが発売され、さまざまな活用方法が出てくるはずですので、情報が遅れないように、アンテナを張って多くのアイテムをチェックしましょう。