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iPhoneやAndroidスマートフォンを使って、外出先でもインターネットが利用できるテザリング機能。
非常に便利な機能で、どこででもインターネット利用が可能です。
しかし、テザリング接続しようとしても、失敗し接続できないことがあります。
本記事では、「テザリングできないのはなぜ?テザリングに失敗する主な原因」について、紹介いたします。
[ad name=”adTop”]1.テザリングに失敗する主な原因
ここでは、テザリングに失敗する理由や原因について、紹介いたします。
1.テザリングオプションに加入していない
ドコモ、ソフトバンク、auの大手キャリアでテザリングをするには、各社の提供しているテザリングオプションに加入しなければなりません。
テザリングオプションに加入しなければ、テザリングの利用はできませんので、店頭、専用サイト、電話などにより、まずはオプション加入を行いましょう。
また、料金プランによってテザリングの利用料金も変わります。
例えばソフトバンクであれば、データ定額5Gやデータ定額ミニ1GBであれば月額500円(税別)ですが、データ定額20GBや家族データシェア50GBであれば、月額1,000円(税別)です。
2.テザリングができる端末ではない
端末によってテザリングに対応していないものがあります。
特に少し前に発売された機種などは対応していないことも少なくありません。
テザリングに対応していない端末は、例えテザリングオプションに加入したとしても、テザリングは利用できません。
事前にテザリングに対応している端末かどうかを確認しておきましょう。
3.親機・子機のどちらかでネットワークの不備がある
テザリングを利用するには、テザリングをする親機と、テザリングのネットワークを利用する子機の両方の設定が必要です。
なにもせずに自動でテザリングが接続されるわけではありません。
例えば、iPhoneの場合は下記の流れでテザリングの設定を行います。(wi-fiの場合)
- iPhoneのホーム画面で設定アイコンを開きます。
- 設定メニューのなかから、「モバイルデータ通信」を選択します。
- モバイルデータ通信画面で、「インターネット共有」を選択します。
- 次の画面で「インターネット共有」の項目をオン設定にします。
- wi-fiやBluetoothがOFF設定になっている場合は、その旨の画面が表示されます。
- インターネット共有がONになると、wi-fiネットワーク名とパスワードが表示されます。
- テザリングによるネットワークを利用する子機側で、該当のwi-fiネットワーク名を選択し、パスワードを入力すれば接続できます。
wi-fiテザリングだけでなく、USBテザリングやBluetoothテザリングの場合も、親機と子機それぞれ設定が必要になります。
両方の設定ができていないとテザリングを利用できません。
また、wi-fiテザリングを接続しようとしているのに、子機の端末がwi-fi対応していない場合や、BluetoothテザリングやUSBテザリングを接続しようとしているのに、子機端末がBluetoothやUSBに対応していない場合も利用できません。
4.パスワードが正しく入力されていない(wi-fi)
wi-fiテザリングの場合は、子機側はwi-fiパスワードを入力しなければ、テザリングが利用できません。
特に最初のパスワードはランダムな内容ですので、しっかりと確認して入力しないと間違えてしまいます。
また、モバイルwi-fiルーターや、他のwi-fiネットワークのパスワードがすべて異なる場合は、間違えのないよう注意しなければなりません。
wi-fiテザリングのパスワードを変更もできるため、間違えやすい人は、覚えやすいパスワードに変更をすると良いでしょう。
例えばiPhoneの場合のwi-fiテザリングパスワード変更方法は下記のとおりです。
- iPhoneのホーム画面で設定アイコンを開きます。
- 設定メニューのなかから、モバイルデータ通信を選択します。
- インターネット共有の画面で、「wi-fiのパスワード」を選び、変更したい新しいパスワードを入力すれば完了です。
5.ペアリングが正しくできていない(Bluetooth)
wi-fiテザリングやUSBテザリングと違い、Bluetoothテザリングの場合は、事前にペアリング設定が必要です。
例えば、iPhoneとパソコン(Windows)をペアリングする場合は、下記のとおりです。
- まずiPhoneのホーム画面で設定アイコンを開き、メニュー一覧からBluetoothを選択しONにします。
- Windowsのパソコンでコントロールパネルを開き、「デバイスの追加」をクリックします。
- デバイスの管理画面に「iPhone」が追加されますので、選択して進めます。
- WindowsとiPhoneに同じパスコード画面が表示されますので、確認してiPhone側で「ペアリング」を選択し、Windows側で「はい」を選択します。これによりiPhoneとパソコン(Windows)のペアリングが完了します。
1度ペアリング設定を行うと、2回目以降は設定は必要ありません。
Bluetoothのバージョンが合っていない
Bluetoothにもバージョンがあり、あまりに古い端末と最新端末では正常にBluetooth接続ができないことがあります。
対応しているBluetoothのバージョンをそれぞれ確認し、Bluetooth接続可能な端末同士かをチェックしましょう。
6.Wi-fiの接続設定をオフにしている
Wi-fiテザリングを行う場合は、当然ながらスマートフォンをWi-fiネットワークに接続していることが必要になります。
スマートフォン側の設定でWi-fiへの接続をオフにしていると、利用できる環境があったとしても、4G等に接続されてしまい、うまくテザリングができない場合があります。
スマートフォンの画面を確認して、Wi-fi接続がきちんとできているか確認してください。
7.テザリングの上限接続数に到達している
テザリングには、同時に接続できる端末の上限数が設定されています。
上限接続数を超えて、新しく端末を接続することはできません。
そのため、複数端末でテザリングの利用をしている場合は、この上限接続数の問題でテザリングができない可能性があります。
上限接続数は利用しているテザリング機能によって異なりますので、契約内容等を確認するようにしてください。
8.通信容量の上限に到達している
契約しているプランの通信容量の上限に既に到達している場合、一般に速度制限が実施されます。
低速モードとなると通常のインターネット利用においても不自由を感じるほどに通信速度が低下するため、テザリングに接続できない、あるいは接続できたとしても快適にはネット環境を利用できない状態となってしまいます。
テザリングは外出時にもネット環境を利用できる非常に便利な機能ではありますが、動画や3Dなどデータ処理が重い作業をすると大きな通信容量を消費してしまうため、作業内容には注意することが必要です。
恒常的に大規模通信が必要なテザリングをされる場合には、使い放題のプランかWi-fiルーターの購入がおすすめです。
9.電波干渉してしまっている
ペアリングしたい端末の付近で他にも大量のBluetooth接続している機器などがある場合、電波が正常に届かず正常にペアリングができない場合があります。
そうなると、Bluetoothでのテザリングが難しくなってしまいますので、周辺環境にも目を向けてみることをお勧めします。
2.抑えておきたい!テザリングで得られるメリットとデメリット
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