Skypeは世界中で使われているインターネット電話サービスの一つで、日本でも多くの人が利用しています。
企業でも利用するケースが増えてきており、面接をSkypeを行ってコスト削減を図ったり、複数の支社同士がSkypeを使ってミーティングをするなど、個人利用にとどまらない勢いでSkypeの利用者が増えています。
Skypeは無料で使用することができ、簡単にほかの人と通話をしたり、チャットができるソフトウェアとして活用されています。
そこで、Skypeにある一つの機能である、画面共有について紹介していきます。
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skypeで画面共有すると便利な場面2つ
Skypeではただ音声だけの通話をするのではなく、自分のPCの画面を見てもらいながら通話することができます。
この機能は様々なシチュエーションで役立ちます。
PC操作で困ったとき
PC操作で困ったとき、PCに詳しい人がいたらSkypeで画面共有することで、簡単に意図を伝えやすくなります。
わからないことはどう説明していいかわからないことも多いので、実際に画面を見せて、相手側の指示で操作して確かめる方が非常に効率がいいです。
作業を見せたいとき
絵をかいていたり、曲を作るなど、何かを作っているものを見せたいときにも便利です。そのため、絵などのファイルを渡して、共有された画面を見て具体的な評価を得るといったことも可能です。
作業の過程を見せたり完成品を見せたりするなど、シチュエーションはたくさんあります。
また、画面のみの共有だけではなく、デスクトップに流れる音声も共有が可能となっているため、同じ音楽を聴きながら一緒に作業したり、話したりと、実際に面と向かって話している状況に近づいた通話が可能です。
音声の共有は画面共有とはまた別途設定が必要ですが、手順は下記に示している画面共有と同じで、ページ下部の「+(デスクトップ版)/…(ストア版)」の「システムサウンドを共有しています」をクリックするだけです。
画面共有をする方法
windowsの場合
windowsのSkypeは、デスクトップ版とストア版の二種類が存在します。
デスクトップ版とは、カンタンに言うと従来のソフトウェアと同じexe形式のものです。公式サイトに行ったりダウンロードサイトに行って入手できるものとなります。
ストア版は、windowsストアから入手できるソフトウェアになります。
デスクトップ版とストア版で操作が違うので分けて紹介します。
デスクトップ版での共有方法
- 音声通話を開始します。
- 通話が開始されたら、[+]となっているボタンをクリックし、[画面を共有]をクリックします。
- ダイアログボックスが表示されるので、[開始]をクリックすると、自分の画面全体が相手に共有されます。
ストア版での共有方法
- 音声通話を開始します。
- 通話が開始されたら、[…]となっているボタン(通話終了ボタンの隣)をクリックします。
- いくつか項目が出てくるので、[画面とサウンドを共有]をクリックします。
- ダイアログボックスが表示されるので、[開始]をクリックすると、自分の画面全体が相手に共有されます。
両方とも、PCに複数のディスプレイが接続されているときは、どのモニターを共有するか選択するウィンドウが表示されます。
通話中に表示される通話ウィンドウにある、[共有オプション変更]をクリックするといつでも共有する画面の範囲やディスプレイを変更することができます。
デスクトップ版ではこれらに加えてPCから出る音声をミュートするかどうかも切り替えができますが、ストア版ではこれができないので今はデスクトップ版のほうが扱いやすいです。
macの場合
- Skype通話を開始します。
- 通話が開始されるとウィンドウ下部に[共有アイコン]が出てくるので、それをクリックして[画面共有]をクリックします。
- どこを共有するかを指定するダイアログウィンドウが出てくるので、[画面全体を共有]をクリックします。
- ディスプレイを複数接続している場合は、ディスプレイを選択するウィンドウも出てくるので、どのディスプレイの画面を共有するかも選びます。
- [開始]をクリックすると相手に画面が共有されます。
macもwindowsもネットワーク環境が弱いと相手に映像がいかないので注意してくださいね。通信速度が速くて、PCのスペックもあると自動的に高画質で相手に映像が届きます。
画面共有を終了する方法
画面共有中は、先ほどの手順で出てきた[画面を共有]が[共有を停止]に切り替わっているので、これをクリックすると共有を停止することができます。
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