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「ワイヤレス診断」は、Macが接続しているWi-Fiネットワークを診断し一般的な問題を解決するMac OS X に標準添付のアプリです。
ローカルのネットワークは正常に動いていてもインターネット環境への接続でトラブルが発生している。現在利用しているローカルネットワーク環境にIDの重複が発生しているなどの様々な障害を検出し解決方法を提示してくれるアプリです。
ただ、一般的なアプリのように、「アプリケーション」フォルダや「ユーティリティ」フォルダには登録されていないので、このアプリの存在に気がつかない人もいます。
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ワイヤレス診断の実施
ワイヤレス診断アプリの起動方法
optionキーを押しながら、メニューバー上のWi-fiアイコン(Wifiメニュー)をクリックすると、普段は現れない「”ワイヤレス診断”を開く」というメニュー項目が追加して表示されます。このメニュー項目をクリックして起動させます。
ワイヤレス診断が起動すると「はじめに」画面が表示されます。
“ワイヤレス診断”アプリには、「診断レポート」作成機能があります。ネットワークに問題が発生したような場合には、ネットワーク管理者やAppleにこのレポートを送信して問題解決を依頼しましょう。(診断レポートは、自動的にAppleへ送信されることはありません。)
ワイヤレス診断の実行
ここでは、そのまま「はじめに」画面の右下の[続ける]ボタンを押します。診断テスト実施中は、次の画面が表示されます。診断には数分かかりますので、そのまま待ちましょう。
何も問題がなければ、次の画面が表示されます。
「◯ 概要を表示」オプションを選んで、「続ける」ボタンを押すと、診断状況の概要を表示させることができます。
概要の表示で何も問題を検出していなければ、「WiFiのベストプラクティスを確認してください」と表示されます。
問題が検出しされた場合は、その概要と対象方法が表示されます。次の例は、Wi-Fiチャンネルが混雑していることを警告しています。
Wi-Fi接続の監視
「ワイヤレス診断」には、監視モードというものがあります。Wi-Fi接続が不意に切断されたり、不安定になったりする場合、ネットワークの状況を継続的に監視することにより、問題の診断と解決法を探り当てることが容易になります。
監視モードの開始
監視モードへ移行させる方法は、「ワイヤレス診断」を実施後、正常に診断が終了した後に、「◯ Wi-Fi 接続を監視」オプションを選び、「続ける」ボタンを押します。
監視モード実行中は、この画面が表示されたままとなります。エラーが検出されると通知が表示されます。
監視を停止する場合は、「続ける」ボタンを押すといつでも終了させることができます。