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Macのスリープ機能を解除する設定方法

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スリープ機能を利用できるMacのショートカットキー

また、上記の操作をする代わりに、Macではスリープ機能を簡単に利用できるショートカットキーが用意されています。

下記の種類のショートカットキーを利用することで、簡単にMacをスリープ状態に設定することができます。

・「Control」+「Shift」+「Eject ⏏」ディスプレイのみをスリープ
・「Command」+「Option」+「Eject ⏏」全体をスリープ

頻繁にMacのスリープ機能を利用する方はぜひ上記のショートカットを覚えておきましょう。

スリープモードの切り替え

usb

スリープモードには種類があり、それぞれメモリに情報を保存するのか、HDDに情報を保存するのかが異なり、情報損失可能性や復帰する場合の速さなどが異なります。

ノートブック型のMacではセーフスリープ機能という機能が標準に用いられており、メモリに情報を保持しつつ、スリープ移行時にHDDにも情報を保存しています。それにより、途中で電源が切れてしまっても情報が損失しないようにしています。

しかし、状況によってはセーフスリープではなく、通常のスリープだけや、ディープスリープだけ使用したい場合もあります。メモリに情報を保持し続けることは電源を消費することでもあるので、特に残りの電源量が少ない場合などはディープスリープだけを使用しても良いでしょう。また、ディープスリープのHDD等のストレージには時間がかかるため、時間が惜しいという方はスリープ機能だけを使用してもよいかもしれません。

ただし、通常はセーフスリープが標準であり、これらスリープモードの書き換えは裏技のようなものになりますので、使用する際は十分に注意をしてください。変更は、ターミナルから下記のコマンドを入力することによって、スリープのモードを切り替えることができます。

スリープ機能のみ使用する
sudo pmset -a hibernatemode 0

ディープスリープ機能のみ使用する
sudo pmset -a hibernatemode 1

セーフスリープ機能のみ使用する
sudo pmset -a hibernatemode 3

それぞれコマンドを入力するとパスワードを求められますので、ログインパスワードを入力してください。また、現在のスリープのモードを知りたい方は下記のコマンドを打ち込むことで表示されます。

pmset -g

通常はセーフスリープモードで運用し、知識としてスリープモードの種類があるということだけ理解しておくなど、実際の切り替えはなるべく実施しないようにすると良いでしょう。

省エネルギーモードもおすすめ

Macの省エネルギーモードでは、電力消費を抑えることのできる各種設定ができます。

スリープに関する設定も豊富にあり、下記のような設定が可能です。

  • ディスプレイがオフの時にMacを自動でスリープさせない
  • ハードディスク自体をスリープさせる
  • ネットワークアクセスでのスリープ許可

電力消費を抑えるのか、スリープ状態にさせないことを優先するのかによって設定項目が変わりますので、実現したいことに合わせて設定するようにしましょう。

スリープモード解除のためのアプリ

Macには様々な種類のアプリがありますが、スリープモードを解除するためのアプリも用意されています。「Caffeine」と呼ばれるアプリが最もメジャーなもので、インストールをしてチェック項目にチェックを入れるだけで、スリープ機能のON/OFFを設定することができます。

システムメニューからの操作が覚えにくいという方は、作業を簡単にしてくれるアプリを使用しても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

本稿ではMacのスリープ機能を解除する設定方法について解説しました。スリープ機能の基本的な原理とセーフスリープ機能について紹介し、あわせて電力消費を抑えるためのディスプレイのスリープ設定と、スリープからの復帰にパスワードを要求する設定について説明しました。

Macのスリープ機能を解除したい時は本稿を参考にしてみてください。

 

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