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【完全ガイド】Macの移行アシスタントで簡単データ転送!注意点も解説

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古いMacのデータを新しいMacに簡単に移行する方法として、Macの標準装備の機能「移行アシスタント」ツールが用意されています。

この「移行アシスタント」には、Mac間でのデータ移行だけでなく、WindowsPCを利用してきたユーザが新たにMacを利用しようとするとき、WindowsPCに保存されている、連絡先、メールメッセージ、ドキュメントファイル等のさまざまなデータを一括して移行することもできます。

本稿では、Mac間のデータ移行の注意点とWindowsPCから新しいMacへ「移行アシスタント」を使って種々の設定・データを移行する方法について説明します。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

この記事では、Macの「移行アシスタント」ツールを使って、古いMacや WindowsPCから新しいMacへデータを移行する方法について説明しています。移行アシスタントは、ユーザーアカウント、設定、ファイルなどを一括して転送できる便利な機能ですが、いくつかの制限事項があります。 主な注意点として、既存のユーザーアカウントへの追加移行ができないこと、新しいOSから古いOSへの移行ができないこと、フォルダ単位での選択に制限があることなどが挙げられています。また、データ量や接続方法によっては移行に長時間かかる場合があるため、ファイアウォールの無効化やアンチウイルスソフトの一時停止などの対策が推奨されています。 記事では、Mac同士やWindowsPCからMacへの移行手順が詳しく解説されており、移行後の注意点も記載されています。最後に、TimeMachineなど他の方法との比較も触れられており、状況に応じて最適な移行方法を選ぶことの重要性が強調されています。

「移行アシスタント」利用上の注意点

移行アシスタントを使ったコンテンツの移動は万能ではありません。次に説明します幾つかの制限事項があります。これらの制限事項を加味して効果的なデータ移行手段を選択するようにしましょう。

既存のユーザアカウントに追加移行はできない

「移行アシスタント」を利用した場合、移行先のMacには新しいユーザアカウントが作成されて移行されます。複数のユーザアカウントで利用したくない場合は、新しいMacの最初の利用設定の段階で「移行アシスタント」を利用する必要があります。既にMacの最初の設定を済ませてしまった場合で、ユーザアカウントを変更したくない場合は、MacのOSをクリーン・インストールする必要があります。
ただし、1台のMacを複数のユーザアカウントで利用している場合、一つのユーザアカウントをそっくり新しいMacへ移行させたい場合は、有効な移行方法と言えます。

新しいOSから古いOSへの移行はできない

移行元と移行先のMacは同一バージョンのOSであるか、移行先のMacの方が新しいOSである必要があります。

WindowsPCからMacへ移行する場合は、移行元のWindowsPC側は、現在サポートされているWindows7からWindows10が対象となります。下記リンクからWindows用「移行アシスタント」をダウンロードしインストールする必要があります。
Windows パソコンから Mac にデータを移動する(Windows用移行アシスタントのダウンロード)

移行対象の選択は、フォルダ単位

「移行アシスタント」を利用したデータ移行では、一括移行以外に、ユーザアカウント単位、フォルダ単位で移行対象を選択することができます。ただし、フォルダ選択では第1階層までしか指定することができません。

001_targetfolder

また、WindowsPCからのデータ移行では、メールの設定、メッセージ、連絡先等を選択して移行することが可能です。

002_fromwindows

データ移行に多くの時間を要する場合があります

Mac同士でのデータ移行の場合はサンダーボルト・ケーブルやファイヤワイヤ・ケーブルで直結すれば比較的短時間での移行が可能です。同一ネットワークに接続する場合も移行は可能ですが、WiFi接続で移行する場合では大変時間がかかることがあります。この場合、データ移行時間を短くする対策としては、次のような設定の解除(移行中の一時的な停止)を行なっておいた方が良いでしょう。
(1) ファイアウォールの無効化
(2) アンチウイルス対策ソフトの停止
(3) スリープモード、スクリーンセイバーの解除
※ ネットワーク接続では、LANケーブルを直結させ他の機器と遮断することも有効な手段です。

その他の注意事項

移行元のMacでは、AppStore等で最新のアプリへのアップデートがあれば全て実行して最新の状態にしておいてください。

WindowsPCから移行を実施する場合は、移行に先立ち、Windowsアップデートを実行し最新の状態にしておくとともに、「チェックディスク」を実行し、ハードディスクに不良セクターがある場合は修復を行なってください。(「チェックディスク」のツールは、ハードディスクドライブの「プロパティ」の「ツール」タブの中にあります。利用方法については、Windowsのバージョンにより異なりますので、Windowsの解説書等を参考に実施してください。)

移行アシスタントの利用方法

古いMacまたはWindowsPCから新しいMacへデータ移行する場合の手順を紹介していきます。

移行元のMacまたはWindowsでの操作

(1) Macを移行元とする場合
[ユーティリティ]フォルダから「移行アシスタント」を起動します。

003_assistantstart

移行元のMacでは、画面一番下の「別のMacへ」を選んで「続ける」ボタンをクリックします。

(2) WindowsPCを移行元とする場合
インストールした「移行アシスタント」を起動し、「続ける」ボタンをクリックします。

004_assistantwin01

いずれの場合も移行先でのMacの操作を待ち、移行先からの操作により「パスコード確認」の画面が表示されましたら「続ける」ボタンをクリックします。

(パスコード確認:Mac側)

006_win2mac_002

(パスコードの確認:Windows側)

005_win_ikou_002

この後は、移行先のMacでの操作となります。

移行先のMacでの操作

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