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【2026年最新版】MacのフォーカスフィルタでアプリごとにON/OFF完全ガイド

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【2026年最新版】MacのフォーカスフィルタでアプリごとにON/OFF完全ガイド

【2026年最新版】MacのフォーカスフィルタでアプリごとにON/OFF完全ガイド

仕事中にプライベートのメール通知が届いて集中が途切れた経験はないでしょうか。あるいは休日なのに仕事のSlackが鳴り続けて気になってしまう…そんな悩みを解決するのが、macOS 13(Ventura)以降に搭載された「フォーカスフィルタ」機能です。

フォーカスフィルタを使うと、「仕事用フォーカス」がオンの間はSafariに仕事用のタブグループだけを表示する、メールは仕事用アカウントのみ表示する、といったアプリ単位の表示切り替えが自動で行えます。フォーカスのオン/オフに連動してアプリの見え方が変わるため、作業モードの切り替えがぐっとスムーズになります。

この記事では、フォーカスフィルタの設定方法から実践的な活用シーン、iPhoneとの同期設定、おやすみモードとの違いまで詳しく解説します。

Mac System Settings Focus Add Filter App Appearance Safari Tab Pick

この記事でわかること

  • フォーカスフィルタとは何か、従来のフォーカス機能との違い
  • Safariのタブグループをフォーカスに連動させる設定手順
  • カレンダー・メールのアカウント表示切り替えの設定方法
  • iPhoneのフォーカスと同期してMacでも自動起動させる方法
  • フォーカスステータスを連絡先に共有・非共有にする設定
  • フォーカスフィルタとおやすみモードの違いと使い分け

フォーカスフィルタとは?フォーカス機能との違いを理解しよう

まず「フォーカス」と「フォーカスフィルタ」の関係を整理します。

フォーカスとは、「仕事用」「個人用」「睡眠」などのモードを切り替えて、通知の受信を制限したり特定のアプリからの通知のみ許可したりする機能です。iOS 15・macOS 12(Monterey)で導入されました。

フォーカスフィルタは、macOS 13(Ventura)で追加された拡張機能です。フォーカスのオン/オフに連動して、対応アプリ内の「表示内容そのもの」を切り替えられます。通知をブロックするだけでなく、アプリが表示するコンテンツまで変えられる点が大きな違いです。

フォーカスフィルタに対応しているApple純正アプリ

  • Safari: タブグループの切り替え
  • カレンダー: 表示するカレンダー(仕事用/個人用など)の絞り込み
  • メール: 表示するメールアカウントの切り替え
  • メッセージ: フォーカスステータスの共有設定(通知の遅延案内)

サードパーティアプリもFocusFilterAPIを使って対応することができ、Slack・Notionなどが対応を進めています。

Step 1: システム設定でフォーカスを開く

フォーカスフィルタの設定は「システム設定」の「フォーカス」から行います。

  1. Macの画面左上のAppleメニュー(リンゴマーク)をクリック
  2. 「システム設定」を選択する
  3. 左側のサイドバーを下にスクロールして「フォーカス」をクリック
  4. 設定済みのフォーカス一覧(仕事用・個人用・睡眠など)が表示される

フォーカスがまだ「仕事用」しかない場合は、「+」ボタンから新しいフォーカスを追加できます。「カスタム」を選ぶと任意の名前でフォーカスを作成できます。

Step 2: フォーカスにフィルタを追加する

フォーカスフィルタは各フォーカスに個別に設定します。ここでは「仕事用」フォーカスを例に説明します。

  1. 「フォーカス」設定画面で「仕事用」をクリック
  2. 右側の詳細設定画面が表示される
  3. 画面を下にスクロールして「フォーカスフィルタ」セクションを見つける
  4. 「フィルタを追加」ボタンをクリック
  5. 利用可能なフィルタの一覧が表示される(Safari・カレンダー・メールなど)
  6. 設定したいフィルタを選択して内容を設定する

Mac Focus Filter Calendar Show Work Only Personal Hide When Active

Step 3: SafariのタブグループをフォーカスでON/OFF

Safariのフォーカスフィルタを使うと、仕事用フォーカスがオンのときは仕事用タブグループだけを表示し、プライベートのタブを隠すことができます。

Safariタブグループを事前に作成する

  1. Safariを起動してサイドバーボタン(左上の四角いアイコン)をクリック
  2. サイドバーの「タブグループ」セクションの「+」をクリック
  3. 「空のタブグループ」を選択して「仕事用」などの名前を入力
  4. 同様に「個人用」や「調査用」など用途別にタブグループを作成しておく

SafariフィルタをフォーカスにSafariタブグループを紐付ける

  1. 「フィルタを追加」→「Safari」を選択する
  2. 「タブグループ」のプルダウンから、このフォーカスで表示するタブグループを選択する(例:「仕事用」)
  3. 「追加」をクリックして設定を保存する

設定後、仕事用フォーカスをオンにするとSafariが自動的に「仕事用」タブグループに切り替わります。フォーカスをオフにすると元のタブグループに戻ります。プライベートのタブが目に入らなくなるため、仕事への集中度が高まります。

Step 4: カレンダーの仕事/個人フィルタを設定する

カレンダーのフォーカスフィルタを使うと、仕事用フォーカスのときは仕事関係のカレンダーだけを表示し、プライベートの予定を非表示にできます。

カレンダーフィルタの設定手順

  1. 「フィルタを追加」→「カレンダー」を選択する
  2. 「カレンダー」の項目が表示される
  3. このフォーカス中に表示したいカレンダーにチェックを入れる(例:「仕事」「会議」)
  4. プライベートのカレンダー(「個人」「家族」など)はチェックを外す
  5. 「追加」をクリックして保存する

カレンダーフィルタを設定しておくと、仕事用フォーカス中にカレンダーを開いても個人の予定が見えないため、集中して業務スケジュールだけを確認できます。

Step 5: メールのアカウント表示を切り替える

複数のメールアカウントを使っている場合、フォーカスフィルタでアカウントの表示を切り替えられます。仕事用フォーカス中は仕事用アカウントのみ、個人用フォーカス中はプライベートアカウントのみ表示するように設定できます。

メールフィルタの設定手順

  1. 「フィルタを追加」→「メール」を選択する
  2. 「メールアカウント」の一覧が表示される
  3. このフォーカス中に表示したいアカウントにチェックを入れる
  4. 非表示にしたいアカウントはチェックを外す
  5. 「追加」をクリックして保存する

メールフィルタを活用すると、仕事中に個人のメールが届いても気になりません。逆に休日は個人アカウントのみ表示することで、仕事のメール着信に悩まされない環境を作れます。

Step 6: iPhoneのフォーカスと同期してMacでも自動起動

AppleデバイスはiCloudを通じてフォーカスの状態を同期できます。iPhoneで仕事用フォーカスをオンにすると、同じApple IDでサインインしているMacでも自動的に同じフォーカスがオンになります。

デバイス間のフォーカス同期を有効にする手順

  1. Macのシステム設定→「フォーカス」を開く
  2. 右上の「…」(その他のオプション)をクリック
  3. 「デバイス間で共有」のトグルをオンにする

同様に、iPhoneでも設定→「フォーカス」→右上の「…」→「デバイス間で共有」をオンにします。

注意点として、フォーカスの設定内容(どの通知を許可するかなど)は同期されますが、フォーカスフィルタの内容はデバイスごとに独立して設定します。MacのSafariタブグループ設定はiPhoneのSafariには引き継がれません。

Mac Focus Status Share With Others Notify Set Toggle Menu Bar Icon

Step 7: フォーカスステータスを連絡先に共有・非共有にする

フォーカス中に誰かからメッセージが届いた際、「〇〇さんは現在通知をオフにしています」という通知を相手に自動で知らせる機能があります。これが「フォーカスステータスの共有」です。

フォーカスステータス共有の設定

  1. 「フォーカス」設定画面で対象のフォーカスを選択する
  2. 「フォーカスステータス」の項目を探す
  3. 「フォーカスステータスを共有」のトグルをオンにする

この設定をオンにすると、メッセージアプリでメッセージを送ろうとした相手に「〇〇はフォーカス中です」という小さな表示が出ます。相手は「通知しても気がついていないかもしれない」と判断でき、緊急時には「とにかく通知する」ボタンで割り込み通知を送ることもできます。

特定の連絡先にのみステータスを非公開にする方法

フォーカスステータスはメッセージアプリを通じてのみ表示され、すべての連絡先に対して一律で共有されます。特定の人にだけ非公開にする細かい設定は現時点では用意されていません。プライバシー上の懸念がある場合は「フォーカスステータスを共有」をオフのままにしておくのが安全です。

フォーカスフィルタとおやすみモードの違い

項目 フォーカスフィルタ おやすみモード
主な目的 作業コンテキストに合わせたアプリ表示の切り替え 就寝時の通知を完全にオフにする
通知制御 許可リストで細かく制御可能 すべての通知をオフ(緊急時のみ例外設定可)
アプリ表示の変更 Safari・カレンダー・メールなどの表示内容を切り替え可能 アプリ表示は変わらない
自動スケジュール 時間・場所・アプリ起動をトリガーに自動ON/OFF可能 就寝時刻・起床時刻に合わせて自動ON/OFF
主な使用シーン 仕事時間・読書・勉強など集中作業 就寝中・映画鑑賞・運転中

おやすみモードは「通知を完全に遮断したい」という場面に向いており、フォーカスフィルタは「通知はある程度受け取りながら、表示するコンテンツを作業に合わせて切り替えたい」という場面に適しています。両者は並行して使えるため、就寝時はおやすみモード、仕事中は仕事用フォーカスのように使い分けましょう。

フォーカスの自動起動設定

トリガー 設定方法 活用例
時間 「スマートアクティベーション」または「時刻を追加」 平日9時〜18時に仕事用フォーカスを自動ON
場所 「場所を追加」でオフィスの住所を登録 会社に到着したら自動で仕事用フォーカスがON
アプリ起動 「Appを追加」で特定アプリを登録 Xcodeを起動したら開発用フォーカスが自動ON

よくある質問(FAQ)

Q1. フォーカスフィルタはmacOSのどのバージョンから使えますか?

フォーカスフィルタはmacOS 13(Ventura)から追加された機能です。macOS 12(Monterey)以前では通知の制御(フォーカス機能の基本部分)のみ利用でき、アプリのコンテンツ表示の切り替えはできません。「システム設定」→「フォーカス」にフォーカスフィルタのセクションが表示されない場合は、macOSのバージョンを確認してください。

Q2. Safariのフォーカスフィルタを設定したのに、タブグループが切り替わりません。

Safariのタブグループが事前に作成されていないと切り替わりません。まずSafariのサイドバーから「仕事用」などのタブグループを作成してください。また、フォーカスフィルタの設定で正しいタブグループが選択されているか確認してください。フォーカスを一度オフにしてから再度オンにすると切り替わる場合もあります。

Q3. フォーカスフィルタはサードパーティアプリでも使えますか?

はい、開発者がFocusFilterAPIに対応させたサードパーティアプリでも利用できます。対応アプリは「フィルタを追加」の一覧に表示されます。SlackやNotionなどの生産性アプリが対応を進めており、対応アプリは増加傾向にあります。

Q4. フォーカス中でも特定の人からの通知は受け取れますか?

はい、フォーカスの「通知を許可」設定から特定の連絡先を許可リストに追加できます。「フォーカス」設定→対象フォーカス→「通知を許可」→「人を追加」から許可する連絡先を選択してください。家族や上司など重要な人物だけ許可しておくと、フォーカス中でも緊急連絡を受け取れます。

Q5. iPhoneでフォーカスをオンにしたのにMacに同期されません。

両方のデバイスで「デバイス間で共有」がオンになっているか確認してください。また、両デバイスが同じApple IDでiCloudにサインインしている必要があります。設定を確認後、iCloudの同期に数秒〜数十秒かかる場合があるため少し待ってみてください。

Q6. フォーカス中にメールのフィルタで非表示にしたアカウントの通知が届きますか?

フォーカスフィルタの「メール」フィルタは、メールアプリ内の表示を切り替えるものです。通知の制御は別途「フォーカス」設定の「通知を許可」から行う必要があります。完全にそのアカウントの通知を止めたい場合は、「通知を許可」の設定でメールアプリの通知を制限してください。

Q7. フォーカスフィルタの設定はTime Machineでバックアップされますか?

フォーカスを含むシステム設定の多くはiCloudに保存されるため、Time Machineのバックアップとは別にiCloudを通じてデバイス間で同期・保持されます。新しいMacに移行した際も、同じApple IDでサインインすれば設定が復元されます。

まとめ

MacのフォーカスフィルタはmacOS 13以降で使える機能で、フォーカスのオン/オフに連動してSafari・カレンダー・メールの表示内容を自動で切り替えられます。

主なポイントをまとめます。

  • フォーカスフィルタはmacOS 13(Ventura)以降の機能で、アプリのコンテンツ表示そのものを切り替えられる
  • Safariのタブグループを仕事用/個人用で切り替えることで不要なタブが目に入らなくなる
  • カレンダーとメールのフィルタで仕事とプライベートの情報を明確に分離できる
  • iPhoneのフォーカスと同期すれば、iPhoneでオンにするだけでMacも自動で切り替わる
  • フォーカスステータスの共有でフォーカス中であることを相手に自動で伝えられる
  • おやすみモードは通知遮断、フォーカスフィルタはコンテンツ切り替えと役割が異なる

まずは「仕事用フォーカス」にSafariタブグループのフィルタを1つ追加するところから試してみてください。設定は5分もあれば完了します。仕事モードと個人モードの切り替えがこれほどスムーズになるとは想像以上かもしれません。


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