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PDFファイルはビジネスや電子書籍などさまざまな場面で活用されておりますが、もちろんiPhoneでもPDFファイルを閲覧することができます。
App Storeで検索すると、PDFファイルを閲覧、編集、作成する様々なアプリケーションがヒットします。
しかしアプリケーション毎に特徴があるため、自分に合うiPhoneアプリを探すのに時間がかかってしまいがちです。
もしもPDFファイルを閲覧するだけなら、特別なアプリケーションをダウンロードする必要はありません。
本記事では、iPhoneでPDFファイルを閲覧できるように設定を変更する方法を詳しくお伝えします。
iPhoneでPDFを閲覧できれば良いという方は、ぜひ本記事を参考にPDFを閲覧できるようにiPhoneの設定をカスタマイズしていきましょう。
目次
iOSのバージョンを確認しましょう
まずはiOSのバージョンを確認しましょう。 iOS 8.4.1以降であれば特別な設定をする必要もなく、PDFファイルが開けるからです。
最新バージョンは記事執筆当時(2021年9月)に「iOS15」がリリースされました。 今後も新しいバージョンがリリースされていくと思われますが、iOS 8.4.1以降であれば、問題ありません。 では、バージョンの確認方法です。
「設定」を選択します

「一般」を選択します
「情報」を選択します
「バージョン」欄を確認します
8.4.1以降であればOKです。
もし、iOS 8.4.1以降のバージョンでない場合は、機種に対応可能なiOSをアップデートしてください。
メールで受信したPDFファイルを閲覧する
iOSのバージョンが確認できたら、iPhoneでPDFファイルを閲覧してみましょう。
煩雑な手順はありません。
iPhoneへPDFを送信します
パソコンなどからiPhoneのメールアドレスへ、PDFを添付して送信します。
メールを選択します
PDFファイルアイコンを選択します

手順1で送ったメールを選択します。 PDFファイルアイコンを選択すると、自動でPDFファイルを読み込み、表示します。
PDFを閲覧するためにSafariの設定をカスタマイズする
Safariはご存知、Appleが推奨するウェブブラウザです。 皆さんもSafariでネットサーフィンを楽しんでいることでしょう。
ウェブ上のPDFファイルを閲覧するためには、Safariの設定が必要なのです。
Safariでは機能制限を設定でき、間違ってアダルトサイト等の有害と思われるサイトにアクセスしない、もしくは、一定のサイトのみアクセスできる制限をかけることができます。
しかし、その制限がかかっていると、Safariでウェブ上のPDFファイルも開けなくなってしまいます。
「設定」を選択します
「一般」を選択します
「機能制限」を選択します
パスコードを入力します

初期設定時に設定した、4桁の数字を入力します。
「Webサイト」を選択します
「すべてのWebサイト」を選択します

「すべてのWebサイト」の右側にチェックがついていればOKです。選択を意味します。
これでSafariの設定は完了です。 Web上のPDFファイルも、問題なく閲覧できるようになりました。
iPhoneの「ブック」アプリでPDFを読む
iPhoneに標準搭載されている「ブック」アプリでも、メールやメッセージなどに添付されたPDFファイルを開いて読んだり、保存することができます。
- PDFファイルをタップして、共有ボタンをタップしてから「“ブック”にコピー」をタップ
- または、PDFファイルをタッチして、押さえたまま「“ブック”にコピー」をタップ
PDFファイルの保存場所は「ブック」アプリとなりますので、次回また閲覧したい場合は「ブック」を開いてファイルを選択します。
iPhoneでPDFを作成する手順
iPhoneに保存している画像や書類は、下記の手順でPDFにすることができます。
基本的な方法
- PDFにしたい書類または画像を表示
- 共有アイコンをタップ
- 「PDFを作成」をタップ
- 「ファイルを保存」をタップ
- 保存場所を選択
「ブック」を使って画像をPDFに変換して作成
現在標準搭載されている「ブック」アプリを使って、写真をPDFに変換する手順をご紹介いたします。
- 写真アプリを開く
- PDF化したい写真を「選択」ボタンから選ぶ(複数でもOK)
- 左下にある「共有」アイコンをタップし「ブック」を選択
- 「ブック」内「ライブラリ」にPDF変換された写真が保存される
「メモ」を使って画像をPDFに変換して作成
現在標準搭載されている「メモ」アプリを使って、スキャナーのようにPDFを作成する手順をご紹介いたします。
- 「メモ」アプリを開く
- 「新規メモ」を作成し、キーボードが表示されたら「完了」ボタンでキーボードを非表示にする
- 画面の「カメラ」アイコンをタップし、「書類をスキャン」を選択
- 「メモ」が撮影モードとなり、PDFにしたい書類が黄色く認識されたら撮影する
- 「保存」をタップすると、画像がメモに埋め込まれたPDFが作成される
メモ画面を長押しすると「コピー」「共有」「名称変更」「小さなイメージ」「削除」の選択が表示されるので、共有で保存先を決めたり、メールに添付して送信するなど、活用してください。
撮影モード中は、連続撮影ができるので、保存ボタンをタップするまでの分が、ひとまとまりの1PDFファイルとして扱われます。撮影モードは初期設定では「自動」で画面右上に表示されていますが、「手動」に変更することもできます。「手動」にした場合には、撮影直後に画像の調整をおこなうことができます。
iPhoneでPDFを編集する方法
iPhoneの「Adobe Acrobat Reader」を使うことで、PDFに対して注釈や手書きコメントをつけることができます。「ブック」「メモ」も線描ツールとなる「マークアップ」に対応しているので、アプリ内に保存しているPDFに書き込みができます。
ただし、線描ツールを使ってのメモやコメントをつける程度の編集です。ファイルに画像を挿入したり、テキスト文字の入力をおこなうには、別途PDF編集アプリをインストールした方が使い勝手がよくなります。
App Store: PDF Expert – PDF編集、変換、書き込み
iPhoneでPDFをWordに変換する方法
iPhoneの「easyPDF」アプリは、PDFファイルをWordファイルに変換することができます。PDFを手打ちでWordに書き換えるのは手間なので、アプリを活用するのがおすすめです。
もし、Officeソフトの全てをPDFで閲覧したり、PDFから落とし込んだりしたい場合は、別途変換アプリのインストールを検討してみてください。
以下のアプリでは、Wordの「.docx」やパワーポイントの「.pptx」ほか、Officeソフト各種を、PDFファイルに変換したり、PDFファイルからWordやパワーポイントに変換する機能もついています。
App Store: Apowersoft PDF変換アプリ
まとめ
iPhoneでPDFファイルを閲覧・作成・編集する方法について、いくつかご紹介してきましたが、やりたかったことができるようになりましたでしょうか?
iPhoneの標準アプリだけでも、ある程度のことはできるようになっているってすごいですよね!ですが、やはり限界はあります。より多くの機能を希望されていらっしゃるのでしたら、専門のアプリがいろいろリリースされています。
本体だけでの操作でも可能ですが、もう少し簡単にカッコ良く。。。と思われた場合は、無料のアプリから試してみてはいかがでしょうか?
PDFファイルとストレスのない関係がもてますように、ぜひ参考にしてくださいませ。