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今回は、iPhoneのメモリ解放方法とメモリ使用状況の確認方法について紹介いたします。
長くiPhoneを使っていると、どんどんいろいろなアプリやデータが蓄積されiPhoneの動作が購入時よりももっさりと重くなってしまう場合があります。
重い動作でiPhoneを操作するのはとてもストレスですよね。そんな時に今回紹介する方法を行うだけで、動作が軽くなります。
まずはiPhoneの動作が重い理由から、メモリ使用状況の確認方法、メモリ解放の方法、注意点まで詳しくご紹介していきます。
iPhoneの動作が重くなってきたと感じている方はぜひ、ご覧ください。
iPhoneが重い理由
では、まずはiPhoneが重い原因を考えていきましょう。故障などを除いた主な原因は、以下が考えられます。
ネットワークが遅い
まず第一に考えられる原因として、ネットワークが遅い場合があります。周囲のネットワーク環境がよくなかったり、サーバーにアクセスが集中していたりすると起こります。
これはiPhone自体の問題というよりかは外部環境の問題ですので、契約しているサーバーやプロバイダーを変えたり、高速のWiFiを購入したりするなどの対処法が考えられます。
メモリが足りない
メモリが足りない、すなわちメモリが小さすぎるか、起動時に使うメモリが大きすぎることが原因です。確認方法と対処法は以下でご紹介していきます。
iPhoneのメモリ(RAM)使用状況の確認方法
iPhoneのメモリは標準搭載の機能では確認することができません。確認するためにはアプリを入れる必要があります。
以下でご紹介する「SySight」でも確認することができますが、以下の無料アプリもおすすめです。
節電バッテリーマニア – サクサク充電管理&メモリやシステムチェック –
こちらのアプリはメモリの使用状況確認だけではなく、容量やバッテリーの状況の確認、バッテリー長持ちのための方法なども知ることができます。作りもシンプルでデザインもきれいです。
またメモリ(RAM)とよく間違えられがちなストレージ(ROM)は設定>一般>iPhoneストレージから確認、整理することができます。(iOS11.4)
システムステータスライト
システムステータスライトはiPhone/iPad対応のシステムモニタリングアプリです。
iPhoneのメモリ使用状況をリアルタイムで確認できる他、メモリ意外にもCPUやネットワーク、バッテリー、ディスクなどシステム関連の使用状況を把握することができます。
iPhoneの動作が重いと感じる場合など、システムのどこに負荷がかかっているかを一目で把握することができるため重宝します。
iPhoneのメモリ解放方法
では早速、メモリを解放する方法についてご紹介していきます。
iPhone標準搭載のメモリ解放機能
まずはiPhoneに標準搭載されているメモリ解放機能についてご紹介していきます。方法はとても簡単です。
- ホーム画面を表示
- 本体右側の電源ボタンを長押しする(「スライドで電源オフ」が表示されるまで)
- ホームボタンを10秒以上長押しする
以上でもiPhoneに標準搭載されている機能でのメモリ解放は完了です。しかし、これだけでは物足りないという方は以下の方法もお試しください。
開いているアプリを完全に終了させる
使用したアプリを完全に終了・削除することでメモリ消費を抑えることができ、動作が軽くなることがあります。
アプリを完全に削除するには、まずホームボタンを2回連続押します。すると、開いているアプリが一覧で表示されます。そして、下から上へスワイプをして、アプリを消していきます。
スワイプして画面から消えたアプリに関しては、完全に終了されたことになります。これにより、バックグラウンド更新もされず、知らない間にメモリ消費することもなくなります。併せて、バックグラウンド更新もオフに設定をしておくと効果的です。
iPhoneの視覚効果を減らすをオンにする
視覚効果を減らす設定がオフになっていることで、メモリ消費してしまいますので視覚効果を減らす設定をオンにすることで、メモリ消費を抑えることができるようになります。
オフになっていると、ホーム画面の画像が角度に合わせて動いたり、画面の切り替えが特徴的だったりします。
視覚効果を減らす設定をオンにする方法は、ホーム画面の設定アイコンを開きます。次に、一般を選択し、アクセシビリティを選択します。
そして、アクセシビリティの画面で、視覚効果を減らすをオンにします。こうすることにより、特徴的な画面の切り替えやホーム画面の画像の動きはなくなりますが、メモリ消費が抑制されるため、iPhoneの動作が軽くなります。
人によっては視覚効果を減らした状態の画面切り替えの方がスッキリとして好まれるケースもあります。
キーボード入力設定をシンプルにする
キーボードの入力の際の使わない機能をオフにするだけで、メモリ消費が抑制され動作が軽くなります。
キーボードの設定方法は、設定アイコンを開き、一般を選択します。その次に、キーボードを選択します。そして、使わない機能はオフにしていきましょう。
CapsLockの使用や自動大文字入力、自動修正、予測、ピリオドの簡易入力などがありますので、使っているもの以外の機能は全てオフ設定に切り替えましょう。
これにより、メモリ消費も抑えられiPhoneの動作も多少は軽くなります。また、キーボード入力もシンプルな機能になった分、迷わず速く入力していくことが可能です。
キーボードの変換学習を初期に戻す
キーボードの補助サポート機能がオンになっていると、メモリを消費してしまい、iPhoneの動作が遅くなってしまいます。そのため、変換学習機能をリセットし初期化しましょう。
そうすることにより、動作が軽くなり、もっと速くキーボードを入力していくことができるようになります。変換学習のリセットの方法は、設定アイコンから一般を開きます。そして、リセットを選択します。
そうするとリセット画面の中に、「キーボードの変換学習をリセット」という項目が表示されていますので、選択しすれば完了です。
iCloudを設定オフに切り替える
iPhoneには便利なiCloudという機能があります。クラウド上に写真やデータなどを自動で同期してくれます。
しかし、iCloudを使うことで、知らない間にメモリが消費されてしまいiPhoneの動作が重くなってしまいます。
iCloudをオフにする方法は、ホーム画面から設定アイコンを開きます。そして、iCloudを選択します。
するとiCloudDriveや写真など様々な項目が表示されますので、すべてオフに切り替えましょう。これにより、バックアップはとられなくなりますが、動作が軽くなる可能性があります。
iPhoneを再起動してみる
iPhoneを使っていて困ったときは再起動することで、大抵の状態が改善されます。メモリ解放に関しても同様です。
再起動すると、すべてのアプリなどが終了されますので、これにより、動作が軽くなります。
再起動の方法は、スリープボタンを長押しし、画面上に表示される、スライダーをドラッグしてiPhoneの電源を切ります。
少し時間を開けて、再び、iPhoneのスリープボタンをAppleマークが表示されるまで長押しします。すると起動し、完了です。
iPhoneを初期化してみる
iPhoneを買ったの時の状態に初期化することでメモリが解放されて軽くなる可能性があります。
しかし、iPhoneを初期化してしまうと、全てが買ったの時の状態になってしまいますので、事前にデータなどをバックアップ取っておく必要があります。
初期化する場合、まず、ホーム画面で設定アイコンを開きます。次に、一般を選択し、リセットを選択します。
リセット画面の中に、「すべてのコンテンツと設定を消去」とありますので、選択すると、iPhoneを消去していいのか確認画面が表示されますので、iPhoneを消去を選択します。
これでiPhone内にあるすべてのデータと設定が消去され、iPhoneを買った時と同じ状態に戻ります。
使い始めた時と同じで、初期設定画面からのスタートとなります。初期化に関しては、iTunesでもおこなうことができます。
専用アプリを使って軽くする
専用アプリを使用すれば、簡単にiPhoneのメモリの使用状況確認と軽くしてくれる作業をおこなってくれます。
ただし、iPhoneはAndroidよりもリリースされているメモリ解放アプリが少ないのが難点ということができるでしょう。
以下でおすすめのメモリ解放アプリをご紹介していきます。
おすすめメモリ解放専用アプリと使い方
先ほどご紹介した通り、これからご紹介する専用アプリを使えば、簡単にメモリ解放をすることができます。
メモリ解放アプリはたくさんありますが、そのなかでも評価が高く説くにおすすめのものを1つご紹介します。
SySight
¥120と有料ですが、十分にお金を払う価値のあるアプリです。
極限までシンプルで美しいユーザーインターフェースですが、とても優秀なシステム監視アプリケーションです。
無料のメモリ解放アプリにはたまに悪質なものもまぎれていますので、確実なこのアプリを使ったほうがよいでしょう。
では早速、使い方をご紹介していきます。
まずはダウンロードして、アプリのトップ画面に表示される円グラフを確認してみましょう。
円グラフが真っ黒でメモリがパンパン、そんな方は以下の手順にお進みください。
手順①通知センターに表示させる
まずはSySightを通知センターに表示させましょう。
ホーム画面をずっと左にスワイプすると通知センターが表示されます。さらに下の方へスライドしていくと、「編集」というボタンがありますので、タップします。
「ウィジェットを追加」から「SySight」の横の+マークをタップすると、通知センターへの表示の設定は完了です。
手順②メモリを解放する
次にいよいよメモリを解放します。やり方はとても簡単です。
まずは通知センターを開きます。そこに表示されているSySightを長押しすればもう完了です。
再度アプリの画面から円グラフを確認すると、いかがでしょうか?メモリの使用量は減っていますか?
メモリ解放時の注意点と効果
上記でご紹介してきたようにメモリを解放する手段やアプリもたくさんありますが、メモリ解放を行う上で注意していただきたいこともたくさんあります。
まずは以下のことをご理解いただいた上でメモリ解放を行っていただきたいと思います。
メモリを解放してもすぐに元の使用量に戻る
実はiPhone標準搭載のメモリ解放機能もメモリ解放アプリも、一時はメモリ容量が減りますが、数分後にはすぐに元の使用量に戻ります。
すなわち、恒常的な改善は見込まれないということです。
メモリを解放してもかえってiPhoneに負荷をかける場合がある
こちらの注意点は主に質の悪いメモリ解放アプリに該当します。
本体にも負荷がかかるというのはもちろんそうですが、電話やメール、機器接続などを携わるシステムまで停止してしまうことがあるかもしれません。
また、写真などの画像フォルダにも影響が及び、ファイルが破損してしまう可能性もあります。
以上のデメリットも踏まえたうえで、メモリ解放アプリを使用するようにしましょう。
iPhoneの強制リセットはしない
インターネットで検索するとたまに出てくるメモリ解放の方法としてiPhoneの強制リセットがありますが、あまりおすすめはできません。
強制リセットとは、電源ボタンとホームボタンをりんごのマークが表示されるまでずっと押し続けるというもので、Appleでは最終手段の強制再起動であるとしています。
この方法によるメモリの解放はAppleは推奨しておりませんので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
よくある質問とその回答例
Q1: iPhoneのメモリ使用状況はどうやって確認できますか? A1: iPhoneには標準でメモリ使用状況を確認する機能がありません。そのため、サードパーティーアプリ「節電バッテリーマニア」や「システムステータスライト」などを利用して確認することが可能です。
Q2: メモリ解放を行うと、どれくらい動作が軽くなりますか? A2: メモリ解放により、バックグラウンドで動作しているアプリが終了されるため、動作がスムーズになることがあります。ただし、効果はiPhoneの状態や使用状況に依存します。
Q3: iPhoneの初期化はどのような場合に行うべきですか? A3: 初期化は最終手段として考えましょう。iPhoneが非常に遅くなったり、不具合が解消されない場合に有効です。ただし、初期化するとすべてのデータが削除されるため、必ずバックアップを取ってから行ってください。
まとめ
今回、iPhoneのメモリ解放方法とメモリ使用状況の確認方法について紹介いたしました。
いずれも簡単にメモリ解放することができる方法ですので、iPhoneの動作が重くなってきたと感じている人は、1つでも2つでも良いのでぜひ試してみましょう。
意外に簡単な方法で、もっさりとしてしまったiPhoneの動作を機敏な動作に復活させることができます。反応が遅かったり、キーボード入力が遅かったりすると、それだけでもストレスが溜まってしまいます。
サクサクのiPhoneに戻して、ストレス無く、便利に使っていきましょう。最近iPhoneを使い始めた方も、動きの重さを感じる時期がくることもあるかもしれませんので、なんとなくでも良いので把握しておきましょう。