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iPhone標準のメモアプリケーションを使っていますか?iOS 9になって、標準のメモアプリケーションは機能が増え、以前よりも表現力が上がりました。また、他のアプリケーションから様々な情報をメモに挿入できるようになり、スクラップブック的に使えるようになっています。
本稿ではiPhoneの標準メモアプリケーションの使い方について説明します。
メモアプリとは
iPhoneに標準搭載されているアプリケーションです。出先でちょっとした記憶程度のメモ入力から、お買い物リストとして使う方法や、画像を貼って日記のようにも使うことができます。
フォルダの選択/作成/削除
標準メモアプリケーションのトップ画面はフォルダのリストです。メモアプリケーションでは、メモはすべてフォルダの中に入ります。「メモ」という名前のフォルダはデフォルトで用意されているフォルダです。新しくフォルダを作成したい場合は、右下の「新規フォルダ」をタップしてください。

フォルダの名前を入力して「保存」をタップすれば新規フォルダを作成できます。

フォルダの名前を変更あるいは削除したい場合は、右上の「編集」をタップしてください。

フォルダ名をタップで名前の変更、フォルダ名左の○をタップでチェックして右下の「削除」でフォルダを削除できます。

デフォルトの「メモ」フォルダはリネームも削除もできません。
メモの作成/編集
トップ画面のフォルダリストをタップすると、そのフォルダの中に入ります。既存のメモがある場合はそれをタップ、新しくメモを作成する場合は右下のボタンをタップしてください。

編集画面ではキーボードでメモを入力します。基本的には一行目がそのメモのタイトル扱いになります。
キーボードの上に表示される「+」をタップすると、様々な機能を呼び出すメニューを表示します。

メニューの一番左はチェックリストの作成です。

簡易的なTODOリスト、買い物リストなどに応用できるでしょう。

「Aa」はテキストのフォーマットを設定します。

– タイトル
– 見出し
– 本文
– 箇条書きリスト
– 点線付きリスト
– 番号付きリスト
からテキストのフォーマットを選択します。

カメラアイコンは画像/ビデオの挿入です。フォトライブラリから画像を選択するか、新たに写真やビデオを撮影してメモに挿入します。

右端のアイコンは手書き画像を挿入します。

ペン先や色を選択して、手書き画像を作成し、メモに挿入します。

以上のような機能を駆使して見やすく、使いやすいメモを作成してみてください。

他のアプリケーションから共有する
共有ボタンを用いて、他のアプリケーションから様々な情報をメモに挿入することも可能です。
たとえばSafariで表示しているウェブページをメモに挿入するには、以下の手順にしたがって操作してください。
1. Safariでメモに挿入したいウェブページを開いてください。
2. ツールバーの共有ボタンをタップしてください。

3. 共有先を選択するシートから「メモ」をタップしてください。

4. 「保存」をタップしてください。必要であればテキストを入力できます。また、挿入先のメモを選択するか、新規メモを作成することもできます。

メモアプリケーションでウェブページを挿入したメモを表示すると下図のようになります。

メモの枠内をタップすることでSafariでウェブページを開きます。
他にも「写真」アプリケーションから写真を挿入したり、Twitterアプリケーションからツイートを挿入したりできます。「四角と上矢印」のアイコンはiOS標準の「共有」アイコンです。他のアプリケーションでも、共有ボタンをタップすることで様々な情報をメモに挿入できるので、試してみてください。
メモの同期
標準メモアプリケーションで作成したメモはiCloudに保存されます。メモは同じiCloudアカウントを設定しているiOS端末やMacに自動的に同期されます。
標準アプリならではの使い勝手の良さから、大事なメモを削除してしまうこともありがちです。バックアップがとれていれば、復元ができますので、自動同期を設定していない場合は、定期的にバックアップをとっておいた方がよいでしょう。
また、Windows PC等でもウェブブラウザからiCloudにアクセスすることで、同期された状態でメモを閲覧/編集できます。
メモを検索
このようにしてメモの作成・保存ができるようになりました。メモはどんどんたまっていきます。「あの時ひらめいて企画書ように残したメモはどこ?」「買い物に来たけれど何を買うんだっけ?」という時に、検索機能が役立ちます。
「メモ」を開いて、下にスライドすると、上に「検索」の枠がでてきます。「企画書」とか「買い物」とか、何かしらキーワードを入力して検索してみましょう。タイトル内に検索文字を含むメモが一覧で表示されます。
また、画像で残してあった、手書きメモや、買う予定にしていた商品画像を探す時には、「メモ」の右上にある横3ドットアイコンのメニューから、「添付ファイルを表示」を選択することで、メモに貼り付けた画像一覧が表示されます。希望の画像を見つけたら、タップして「メモで表示」をタップすれば、ふたたびメモとして見ることができます。
まとめ
いかがでしたか? 本稿ではiPhoneの標準メモアプリケーションの使い方について説明しました。
メモアプリケーションを使うことで、様々な情報を一元的にストックしておくことができます。メモの作成、整理をしたいときは本稿を参考にしてみてください。