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健康のためにウォーキングを始めた方も多いのではないでしょうか?なんとなく歩くよりも、意識して運動するほうが結果にむすびつきます。「今日は○○歩も歩いた!」「明日は○○歩目指そう!」など目標をかかげて、楽しく歩きたいものです。
身軽な恰好でウォーキングをされていらっしゃることと思いますが、途中で水分を買ったり、万が一の緊急連絡のためにスマホだけは身に着けてウォーキングをされている方も多いと思います。
iPhoneには、いろいろなアプリが標準搭載されていますが、その中の便利な機能の一つが、ヘルスケアアプリです。
iPhoneには、ロック画面でも緊急時に電話をかけることができます。例えば、あなたが急に倒れてしまった時、ヘルスケアアプリに身長体重等の、メディカルIDを登録しておくことで、あなたに沿った適切な処置をしてもらうことも出来ます。
あまり知られていないiPhoneにプリインストールされているヘルスケアアプリですが、中には歩数をカウントできる万歩計機能も搭載されています。この歩数計が中々の優れもので、一般に販売されている万歩計にひけをとりません。
ジャイロセンサーや加速度センサー、接近光センサー等のセンサーが搭載されているiPhoneですが、その中のジャイロセンサーと加速度センサー機能を使って、スマホでも正確な歩数を測れる歩数計となっています。ここではそんな、あまり知られていない、ヘルスケアアプリの万歩計について、正しい活用方法を解説していきます。
この記事のまとめ
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あまり知られていない、iPhone「ヘルスケア」アプリの機能
iPhoneにプリインストールされるようになった、ヘルスケアアプリ。まずはヘルスケアアプリについて、基本機能からメディカルIDの登録方法まで、解説していきます。
iPhone「ヘルスケア」アプリが記録できるデータ
iPhoneのiOS14のヘルスケアで記録可能なデータをご紹介いたします。
● アクティビティ・・・歩数やウォーキング・ランニングの距離、上った階段数など
● スタンド時間・・・スタンド時間(分)、スタンド時間(時)など
● バイタル・・・ 血圧や心拍数、体温の記録など
● マインドフルネス・・・身体状態、精神状態の確認、深呼吸の記録など
● 栄養・・・食事を記録し摂取カロリーなど
● 呼吸・・・心拍数・心拍リズムなど
● 周期記録・・・生理周期の記録など
● 症状・・・くしゃみ、せき、といった記録など
● 心臓・・・AppleWatchなどのデバイスから記録されるデータなど
● 身体測定地・・・身長・体重といった基本データ
● 睡眠・・・時計アプリのベッドタイムと連動することで睡眠状況を確認など
● 聴覚・・・利用しているヘッドホンの音量レベルの記録など
● 歩行・・・歩く速度や時間の記録など
● その他のデータ・・・手洗いや歯みがきなどの回数といった様々な記録
特に、「スタンド時間(分)」と「スタンド時間(時)」はテレワークが主流になってきた現代の働き方をする上で大いに参考にしたい指標です。
スタンド時間(分)は、各時間のうちに立って動いている時間を表示してくれるものです。特にデスクワークの仕事をされている方は、一日中座りっぱなしになってしまうことも多くあります。この指標を参考にすることで、座りすぎている時間帯がないか見える化することができ、健康改善に役立てることができます。
スタンド時間(時)は、一時間のうちに立ち上がって体を動かした回数です。健康のためには定期的に座っている姿勢から立ち上がり、血流を意識することが大切です。30分に一度は立ち上がって軽く歩いたり、ストレッチするなど運動習慣を取り入れ、座りすぎの状態を解消できるようにしましょう。
そして、このデータの中にさらに細かく、記録できるデータ項目がわかれています。
iPhone「ヘルスケア」アプリの「歩数計」を使おう
それでは、iPhoneを万歩計として活用する方法について、基本的な使い方や、拡張アプリに至るまで、詳しく解説します。ヘルスケアアプリにの「アクティビティ」項目内の「歩数」を使います。
ヘルスケアアプリを有効にする
まずヘルスケアアプリを使うにあたり、ヘルスケアアプリが有効になっているか確認しましょう。
1.設定を開き、その中にあるプライバシーを選択します。
2.画面下にある「モーションとフィットネス」を選択します。
3.「ヘルスケア」をタップして緑色にし、有効にします。
歩数を測定するために、「フィットネス・トラッキング」も有効にしておきましょう。
ヘルスケアプロフィールを設定する
データ取得にあたり、ご自身のプロフィールを登録しておくと身長・体重から、平均的なデータとの比較がしやすくなります。またメディカルIDに持病や服用中の薬などを登録をしておくと、万が一倒れて病院に運ばれても情報として医師に見せることで適切な処置を受けられることでしょう。
よく使う項目を設定する
今回は「歩数」計として使う目的のため、「歩数」を表示する設定をします。
1.ヘルスケアアプリの「概要」から「編集」をタップします。
2.「アクティビティ」カテゴリーの「歩数」をタップして、青い星印になれば表示が有効となります。
歩数については、初期設定で有効になっているかと思われますが、表示されない場合は上記から設定しましょう。その他、ご自身がヘルスケアを開いてすぐに確認したいデータを青い星印にしておきます。「歩数」「ウォーキング+ラニングの距離」「上がった階数」など、いかがでしょうか。
歩数計の使用開始方法
歩数計の利用を開始しましょう。ヘルスケアアプリを起動し、「アクティビティ」を開くと、下方の「ブラウズ」で開くと今日(開いた時点まで)のさまざまな「アクティビティ」項目のデータが表示されています。
詳細なデータの確認方法
iPhoneのヘルスケアアプリに搭載されている歩数計では、より詳細な情報を確認することができます。上記と同じ方法で歩数を確認したら、「歩数」の項目をタップして下さい。
すると、デフォルトでは1週間単位での歩数が棒グラフで表されています。画面上部のタブを選択することで、1日単位、1週間単位、1ヶ月単位、1年単位で、どれくらい歩いているのかを確認することができます。
さらに、「すべてのデータを表示」という項目を選択することで、グラフではなく数値として明確に表示されます。詳細な日付と歩数が過去1年以上記録されているので、数値でより正確に知りたい方にはオススメです。
Apple Watchとの連携
Apple Watchを使っている方の場合、Apple Watchでヘルスケアアプリを使うこともできます。そのデータはiPhoneのヘルスケアアプリにも収集されます。データについては、それぞれに誤差もあると思いますので、データソースの優先順位を設定しておくとよいでしょう。以下は「歩数」でApple Watchを優先する設定方法です。
1.iPhoneのヘルスケアを開き、ブラウズをタップします。
2.カテゴリー>サブカテゴリーとすすみ、「歩数」を開きます。
3.「データソースとアクセス」の編集をタップすると、収集しているデータソースが表示されます。
4.上から優先順位が高くなっています。「Apple Watch」を優先させる場合は、右端の3本線をタッチして上に移動します。
5.「完了」で、今後はApple Watchからのデータソースが優先されます。
歩数計専用のアプリダウンロードで更なる機能を
iPhoneで測る歩数を、専用のアプリをダウンロード及びインストールすることで、更に機能を拡張することができます。
Move X
Move Xというアプリを使うことで、電車やタクシーに乗ったことも識別し、記録してくれます。滞在時間も表示されるため、データはgpx、csv形式でエクスポートができるので、自分自身のライフログとしても活用することができます。
iPhoneの万歩計(歩数計)は正確なのか?
このiPhoneの万歩計は、果たしてどれくらい正確なのでしょうか。iPhoneを万歩計として活用できる仕組みや、ポケットやカバン等、一体どこに収納して持ち運ぶとより正確に測れるのかについて、見ていきましょう。
iPhoneの万歩計の仕組み
iPhoneでは、足が床や地面を踏みしめる時に発生する振動を、加速度センサーが感知することで、その歩数をカウントしています。さらに、バッグやポケットに入れていても、3軸ジャイロの機能により、あらゆる場面でもより正確に歩数を測ることが可能です。このように、iPhone独自の機構により、iPhoneを万歩計として機能させることができるのです。
誤差は?
iPhoneの万歩計としての誤差は、おおよそ3%以内と言われております。iPhoneを手に持って歩いた場合、ポケットに入れて持ち歩いた場合、バッグに入れて持ち歩いた場合、それぞれ違った誤差がありますが、どれも3%以内に収まっているという結果を見ると、かなり高い精度を持っている万歩計として活用できることがわかります。
iPhoneをどこに入れて歩くのが最適?
iPhoneを持ち歩いた時の誤差は、意外なことに鞄に入れて持ち歩いた時が一番誤差が少ないのです。そのため、iPhoneを万歩計として活用するのであれば、鞄に入れて持ち歩くのがベストです。
iPhoneを万歩計(歩数計)機能をもっと活用する方法
他アプリとデータ連動できる
iPhoneのヘルスケアアプリでは、他社がリリースしているヘルスケアに関するアプリと連動させることが出来ます。例えばアクティビティを開くと、AppStoreでリリースされている、おすすめのAppを表示してくれます。自分の使いやすいアプリを簡単に探すことができますので活用してみましょう。
連動する方法は、アプリをインストールした後設定を開き、その中にあるプライバシーを開くと、「モーションとフィットネス」という項目があります。そしてそれを選択し、ヘルスケアのボタンをオンにすることで、連動が有効になります。連動させる方法も、とっても簡単です。
メディカルID登録が急病時に役立つ
ヘルスケアアプリでは、メディカルIDを登録することができます。冒頭でも軽く触れたように、万が一あなたが倒れてしまった時、緊急連絡をした際に、これを登録しておくことで、あなたに適切な処置をすることが出来ます。
メディカルIDでは、ご自身が抱えているアレルギーや病状を登録することができます。さらに、血液型や身長体重、服用中の薬や臓器提供の意思、緊急連絡先を登録しておくことができます。
これは、ロック画面からでもアクセスすることができるため、救急車での対応や病院での対応、万が一の際の臓器提供の意思確認や、緊急連絡先を登録しておくことが出来るため、もし生命の危機に面しても、助かる確率が上がったり、万が一の際に親族に連絡をしてもらう事ができます。
iPhoneの万歩計機能があるアプリ
CokeON
CokeONは、iPhoneのスマホ歩数計と連携することで万歩計としても利用できるアプリです。
優れている点は一定以上の歩数を歩くことでスタンプをもらうことができ、このスタンプをためることでCokeON対応の自動販売機で無料で飲み物を得られるということにあります。
iPhoneだけでも歩数を計ることはできますが、CokeONを使えばさらに無料で飲み物をゲットできるチャンスを得られるのでぜひお試しください。
よくある質問(FAQ)
Q1: ヘルスケアアプリの歩数計は電池を多く消費しますか? A: いいえ、ヘルスケアアプリはiPhoneの内蔵センサーを効率的に使用するよう設計されているため、追加の電池消費はごくわずかです。ただし、GPSを使用する他の歩数計アプリと比べると、はるかに省電力です。
Q2: iPhoneを持ち歩かないときの歩数はカウントされませんか? A: その通りです。iPhoneを持ち歩いていない時の歩数はカウントされません。ただし、Apple Watchをお持ちの場合は、iPhoneを持っていなくても歩数が記録され、後でヘルスケアアプリと同期されます。
Q3: 過去のデータは保存されていますか?また、バックアップは可能ですか? A: はい、ヘルスケアアプリは過去のデータを自動的に保存します。iCloudバックアップを有効にしていれば、データは安全にバックアップされ、新しいiPhoneに機種変更した際にも引き継ぐことができます。
Q4: ランニングと歩行の区別はつきますか? A: ヘルスケアアプリは、動きのパターンと速度から、ウォーキングとランニングを自動的に区別することができます。それぞれの運動時間と距離は、アプリ内で別々に記録・表示されます。
Q5: 他の家族のiPhoneでも自分の歩数データを見ることはできますか? A: ヘルスケアアプリのデータ共有機能を使えば、家族や医療提供者と特定のデータを共有することができます。ただし、プライバシー保護のため、共有する情報は自分で選択できます。
メディカルIDについてのTips: 緊急時にメディカルIDの情報にアクセスするには、ロック画面で「緊急通報」をタップし、次に「メディカルID」をタップします。救急隊員や医療従事者は、この手順で必要な医療情報を確認できます。定期的に情報を更新しておくことをおすすめします。
まとめ
このように、iPhoneにプリインストールされているヘルスケアアプリの歩数計は、万歩計としてはとても精度の高い万歩計として活用することができます。また、AppleWatchと連動することで、より高い精度を誇るウェアラブル端末としても活用することができます。
生活習慣病予防は大事なことです。そのほかにも、保険会社でヘルスケアアプリから取得される歩数に合わせた特典があったり、歩数をポイントに交換するサービスアプリなど、さまざまなヘルスケアアプリに注目が高まっています。
皆さんも、今までiPhoneのヘルスケアアプリを活用していなかったのであれば、是非この機会に利用してみては、いかがでしょうか。