パソコンやスマートフォンに画像や動画を保存していると容量を圧迫してしまいます。そこで便利なのがオンラインストレージサービス「Googleフォト」です。
無制限に保存できた「Googleフォト」ですが、このサービスは2021年5月30日に終了してしまいました。2021年6月1日からは、利用容量が15GBと変更されています。この15GBには「Googleフォト」だけでなく、スプレッドシートやドキュメントなどのGoogleドライブ内全てを合算した容量となります。それ以上に必要な場合は、別途、有料プランに切り替えて容量を購入して増やすことになります。
とはいえ、Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用することができますし、自動バックアップ機能など、非常に使い勝手のいいサービスにかわりはありません。Androidには標準搭載されているアプリなので使っている方も多いのではないかと思います。
本記事では Googleフォトにバックアップを保存する方法 をご紹介します。15GBを大容量と思うか、少ないと思うか、皆さん分かれるところかと思いますが、「Googleフォト」をぜひ使っていきましょう!
目次
Googleフォトとは
画像や動画のバックアップを保存するクラウドサービス
「Googleフォト」は Googleが提供するオンラインストレージサービス です。誰でも利用することができるので世界中のユーザーから使われている人気なサービスの一つです。
無料で15GBまで保存できる
画像や動画のファイルサイズは大きくなってしまう傾向にありますから、自分の端末に保存しておくとストレージを圧迫する要因になってしまいます。パソコンならまだしもスマートフォンだとより顕著になりますよね。
このような時に活躍するのが外付けHDDやSDカードと言った外部ストレージなのですが、どうしても料金が発生してしまう問題がありました。しかしオンラインストレージサービスであれば無料でクラウド上の画像や動画のバックアップをとっておくことができるんです。
しかもGoogleフォトであれば 同じ15GBでも画質設定を変更するだけで本体以上に保存しておくことができる ようになります。詳細な手順は記事後半でご紹介していますので参考にしてみてください。
簡単に共有できる
Googleフォトはバックアップ先としても有効なのですが、友達と画像や動画を共有するツールとしても使うことができます。自分がアップロードした画像を友達に見てもらうこともできますし、共有した友達が画像や動画をアップロードすることもできます。
仲の良い友達が集まって画像の見せ合いっこすると沢山の写真が集まって盛り上がること間違いありません。
Googleフォトに画像・動画をバックアップする方法
手動アップロード
スマートフォン
スマートフォンで手動アップロード
- Googleフォトを開く
- トップのフォト画面にて バックアップしたい写真・動画 をタップ
- 画面右上の メニューボタン をタップ
- 展開されたメニューから バックアップ をタップ
パソコン
パソコンで手動アップロード
- Googleフォトを開く
- 画面右上の アップロード をクリック
- アップロードしたい画像が保存されているアップロード元を選択
- アップロードしたい画像を選択して 開く をクリック
- アップロードサイズを選択して続行 をクリック
自動アップロード
スマートフォン
スマートフォンで自動アップロード
- Googleフォトを開く
- 画面左上の メニューボタン をタップ
- 展開されたメニューから 設定 をタップ
- バックアップと同期 をタップしてオンに
自動アップロードは自動でGoogleフォトにバックアップが保存されるようになります。勝手に通信量を消費してしまうことになりかねませんので適切な設定をしておく必要があります。
設定画面にあるバックアップのタイミングの モバイルデータ通信を使用してバックアップ はオフにしておくことをおすすめします。こちらをオフにしておくことで自動アップロードを行うのはWi-Fi接続時限定という条件が付け足されることになります。
パソコン
パソコンの自動アップロードはアプリ版限定の機能となります。ブラウザ版のGoogleフォトでは手動でしか行えませんので注意してください。本項目は「Googleフォトバックアップ」アプリを使った自動アップロード手順となります。
パソコンで自動アップロード
- Googleフォトバックアップを開く
- Googleアカウントでログイン
- 写真と動画をバックアップ をクリック
- 継続的に自動アップロードしたいフォルダをクリックして選択
【無料】Googleフォトにできるだけたくさんのバックアップを保存する
通常ファイルを保存すればするほど容量を消費してしまうことになりますが、画質設定を変えることで無制限にファイルを保存することができるようになります。
その他にもGoogleフォトの容量を確保する方法もいくつかまとめましたのでGoogleフォトの容量が足りなくて困っている方は参考にしてみてください。
画質設定を変更する
Googleフォトの容量が足りないという方は画質設定を 高画質 に切り替える方法が有効となります。元のサイズと比較すると若干クオリティが低下してしまいますが、それでも十分なクオリティを保ったまま保存することができます。
デフォルトでは 元のサイズ に設定されているため高クオリティを保ったまま保存されるようになってますが、全ての画像や動画ファイルを元のサイズで保存しているとすぐに15GBの制限に引っかかってしまいます。保存したいファイルが少量であれば問題ないのですが、大量に保存したい場合は高画質で保存しておくことが推奨されます。
スマートフォン
スマートフォンで高画質に設定
- Googleフォトを開く
- 画面左上の メニューボタン をタップ
- 展開されたメニューから 設定 をタップ
- アップロードサイズ をタップ
- 展開されたメニューから 高画質 をタップ
パソコン
パソコンで高画質に設定
- Googleフォトを開く
- 画面左上の メニューボタン をクリック
- 展開されたメニューから 設定 をクリック
- 写真と動画のアップロードサイズを 高画質 に設定
他サービスで使っている容量を減らす
一つのGoogleアカウントで利用できる保存容量は「Googleドライブ、Gmail、Googleフォト」の三つのサービスで共有されています。
「Googleフォト」は15GB制限となっていますので、Gmailで3GB使っていれば残りは12GBということになります。GoogleドライブやGmailを利用している方はそちらに保存してあるファイルを削除することでGoogleフォトの容量を確保することもできます。
Googleフォトに元のサイズで画像や動画を保存したい場合はこちらの方法で容量を確保するのも一つの手段となります。
Googleアカウントを複数取得する
Googleアカウントを複数取得することで元のサイズを保ったまま実質的に無制限に保存することもできます。Googleアカウントは簡単に取得することができますので有効な方法となります。
【有料】Googleフォトの容量を増やしてこれからもバックアップを保存する
前項では現行の15GB内の容量を確保する方法をご紹介しましたが、本項目では有料の方法をご紹介します。
保存容量を購入する
Googleフォトでは保存容量を購入する有料サービスがあります。「Google One」の有料プランを使います。
15GB | 無料 |
100GB | 250円/月額、2,500円/年額 |
200GB | 380円/月額、3,800円/年額 |
2TB | 1,300円/月額、13,000円/年額 |
10TB | 13,000円/月額 |
20TB | 26,000円/月額 |
30TB | 39,000円/月額 |
個人で利用するならば100GBプランが良さそうですね。さらに年間払いなら2ヶ月分お得になりますので長期的な利用を前提とするならば検討の余地ありです。
まとめ
Googleフォトは便利な機能が盛りだくさんのオンラインストレージサービスでした。無料利用は15GB内と制限はかかってしまいましたが、画質設定を若干落とすことでより多くの保存できるのは非常に嬉しいサービスですよね。
もし元のサイズのまま保存していて容量が足りないという方はこれを機に高画質設定をぜひ試してみてください。
高画質で保存しておきたい方は、有料プランもご検討くださいね。