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Facebookで疲れないための健全的な使い方

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SNS疲れという言葉があります。FacebookにもFacebook疲れという言葉があります。友人に相談しても「疲れるならやめればいいのに」と言われますが、Facebookの人間関係もあるし、疲れる反面やめてしまうのもためらわれます。そんな状態に陥らないために Facebookで疲れないための健全的な使い方 を考えてみます。

1.なぜFacebook疲れが起こるのか


Facebook疲れの解説には、長時間の利用による精神的・身体的な疲労について書かれているものもあります。確かに長時間利用していると、疲れ目や肩こりの原因になるかもしれません。でも、一日中Facebookを利用していても、「いいね!」を何百何千と押しても、自分の生活の自実況中継を続けても、それによる疲れは高々知れています。仕事で一日中報告書を書いた時の疲れと変わりません。

長時間の使用による疲れ以上に厄介なのは、Facebook内のコミュニケーションによる 精神的な疲れ です。自分の発言に対する反応を気にしたり、「友達」の発言に「コメント」や「いいね!」を残すのを義務のように思ってしまったり、「友達」になってみたらダークオーラをまとった発言を連発する人だったりが進むと疲れてしまいます。

楽しいはずのFacebookが苦痛になってくるのです。苦痛になってきたら控えればいいのです。そんなことはわかっています。人から相談されたら自分でもそうアドバイスします。他に解決策はないことも知っているのです。でも今まで築いてきたFacebookでの人間関係を考えると急にはやめられません。そこでFacebook疲れを感じてしまいます。我慢してそのまま続けるとFacebookうつに進展してしまいます。決して軽視できないのです。

2.Facebookで疲れないための健全的な使い方

私たちは、実世界ではTPOに合わせてコミュニケーションを使い分けています。意識しなくても、だれでも、家族と過ごしている時と、仲のいい友人と過ごしている時と、仕事や学校で過ごしている時と、特に親密な相手と過ごしている時では、それぞれ別のコミュニケーションを使い分けています。

ところが、Facebookでは実名登録という原則があるために、1つのアカウントで多くの人と交流することになります。油断していると、職場の上司も彼氏も同じアカウントで交流することになるのです。そして、万が一彼氏と別れたら、元カレが新しい彼女と楽しそうにしている投稿がタイムラインに表示されるのです。Facebook疲れになっても無理はありません。

そうならないためには、Facebookでどのようなつながりを作るのかを明確にしておくことが大切です。少なくとも、ビジネスユースなのか、プライベートなのかをはっきりとさせて、それに合わせて「友達」を選ぶことが必要です。特に実際の知り合いをFacebookの「友達」に追加するときには、本当にFacebookでその人と交流できるのかを確認する必要があります。

そして、「いいね!」やコメントをすべての投稿には残さない姿勢も必要です。簡単なようで結構難しいことです。でも、Facebookでの交流が増えてくると必ず必要なことです。「いいね!」だけなら何でもないことのようにも考えてしまいがちですが、すべての投稿に「いいね!」をつけていたら「友達」が増えてきたときに必ずFacebook疲れに陥ります。

さらに、「友達」になったとしても 「フォローをやめる」 ことができることをできることを覚えておくといいと思います。「フォローをやめる」だけならば、「友達」のまま、タイムラインに表示されなくなります。「いいね!」やコメントを残すことが少なくなった「友達」を「フォローをやめる」に設定しても相手には知られることがありません。

投稿の「公開範囲」で管理することも可能ではありますが、利用しているうちに必ず失敗すると思っていたほうがいいと思います。活用できると便利な機能ですが、過信は禁物です。

3.それでもFacebook疲れに陥った時の対処方法

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まず以下の3点を再度確認します。

Facebook疲れに陥った時の対処方法

  • すべての投稿に無理に「いいね!」はしなくてよい
  • 「友達リクエスト」は断ってもいい
  • 「友達」のフォローをやめてもいい

どれも当たり前のことですが、Facebook疲れを起こしている時にはなかなか実行できないのです。すべての投稿に「いいね!」をして、いくつかの投稿にはコメントを残すのが義務のように感じてしまいます。上司から「友達リクエスト」が届いたら断り切れなくていやいや承認してしまいます。一度「友達」になってしまったらタイムラインに表示して「いいね!」を押さないといけないと思ってしまいます。

確認したら、次は実践することが必要になります。まずは「いいね!」やコメントを残さない投稿を増やします。次に、「友達」のうち少なくとも1人を「フォローをやめる」に設定します。

そして元カレ(元カノ)が「友達」として残っていたら「友達から削除」してしまいましょう。

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4.Facebook疲れに陥ってしまう原因


精神的な疲れからFacebook疲れに陥ってしまうことはここまで解説してきました。始めたてはFacebook上で行うコミュニケーションは楽しいことばかりで疲れなど知らなかったのに、気づいたらストレスばっかり溜めていた…。という方も少なくないようです。

本項目では Facebook疲れに陥ってしまう原因や理由 を解説いたします。いくつも重なってくるとFacebookにログインするのも嫌になってしまうほど重症になってしまうかもしれません。何個か心当たりがある方は注意が必要です。

義務感の発生

Facebookでは人との繋がりを実現しやすいそうに様々な機能が実装されています。友達が新しい投稿をしたり、シェアをしたり、アクションが発生した場合に通知がくるなど。

本来であればありがたい機能なのですが、人によっては「何かリアクションをしなくちゃいけない」と感じてしまう方もいらっしゃいます。友達の投稿は全部チェックして「いいね!」や「コメント」をしないと失礼と考える人もいるわけですね。

興味のある投稿にだけリアクションをすればいいとは思うのですが、人とのコミュニケーションの難しさですよね。何かしら反応を示そうとする考えも理解できます。このような義務感からFacebook疲れにつながってしまうことも多くあるようです。

社交辞令に嫌気

自分が記事を投稿すると友達からリアクションしてもらうことがありますが、中には心がこもってない「コメント」や形だけの「いいね!」などを貰うことがあります。Facebookに限らずSNS全般にありがちな「社交辞令」というやつですね。

本当に関心のある人だけコメントして欲しいとは思っていてもリアクションをしてくれてる人に直接言うわけにもいきません…。モヤモヤを誰かにぶつけることも出来ずにただ溜め込んでしまう。

相手も義務感からやっていると思われますので指摘しづらいですし、何ともし難い問題ですよね。こういった問題に対処するには気にしないことが一番だと思います。

「いいね!」の数を意識

「いいね!」は投稿に対して称賛する意味が込められています。投稿内容に興味があったり賛同したりする時に付けられることが多い機能です。

「いいね!」が多くついても何か特典が付くわけでもなく、ただ嬉しいだけなのですが、Facebookを長く続けていると「いいね!」の数に一喜一憂してしまうこともあります。

自分が投稿した記事に思ったように「いいね!」がつかないとイライラしてしまったり、他人と比べて劣等感を感じてしまうといった事があるようです。明確に数値として現れるので意識してしまう人もいるわけですね。

友達の数の比較

Facebookでは友達の数が公開情報となっています。他人から自分の友達の数を見ることもできますので、少ないと 劣等感 を感じてしまうことがあるようです。

友達は数が多ければ良いわけじゃないというのは分かっていても、どうしても他人と比較してしまう気持ちも分かります。現実で自分の友達の数が周囲の人間に知られていることを想像したらFacebook疲れどころではありません。

それでも気にしないようにするしかないと思います。友達が多い人を妬んだり、友達の数を増やそうと無理に友達申請を送ったりなどはせず、自分のペースでFacebookを楽しむことが大切だと思います。

友達の投稿に不快感

Facebookでは友達が記事の投稿をするとニュースフィードに表示されたり通知メールでお知らせが届く使用になっています。友達の投稿が自然と目に入るように作られているわけですね。

友達登録をしているわけですから当然の仕様です。昔からの友人であったり、同じ趣味を持っている人の投稿をチェックしたいと思うのは自然の流れですよね。

しかし中には自分にとって関心のない記事ばかりを投稿したり マイナスな感情ばかりを連ねた文章を投稿するユーザーも見受けられます。たまの愚痴くらいであれば聞いてあげたいとは思いますが、ずっとネガティブな内容の投稿ばかり見せられてしまったら不快に感じてしまうのも無理はありません。

もし改善の兆しが見られないようであれば友達のフォローを外すことも検討に入れるべきでしょう。一人の友達のためにこちらまでネガティブになる必要はありません。相手のユーザーページから フォローを外す をクリックすればそのユーザーの投稿は表示されなくなります。

無断のタグ付け

Facebookにはタグ付けと呼ばれるユーザーへのリンクを張る機能があります。写真に一緒に写っている人を紹介する時や「今○○さんといます」といったように一緒にいる人を知らせる時に使われている機能です。

お互いに良く知る仲であれば問題はないのですが、知り合ってから日が浅かったり、一度しか会ってない人からタグ付けされることがあります。別に仲良くないのに馴れ馴れしくタグ付けされるとイラッとしてしまいますよね。せめて一言断って欲しいというのが本音だと思います。

自撮り写真にうんざり

Facebookでは自分をアピールするために自撮り写真をアップロードする方が居ます。新しい服を買ったり美容室にいった後など、他人に自分を見てほしい時に自撮り写真をあげている人がほとんどです。

たまにであれば「似合ってるね!」とか「どこで買ったの?」とかリアクションもできるのですが、大した変化もない自撮り写真を毎日のようにアップロードするユーザーもいます。

自分のことを見てもらいたい気持ちは分かるのですが、逆に人が離れていってしまいそうですよね…。見るに堪えないようであればフォローを外してしまいましょう。

人間関係に疲れてしまった

本項目であげた理由はいずれも人間関係から発生しているものです。コミュニケーションを楽しむためにFacebookを始めたはずなのにコミュニケーションが原因でFacebookをやめてしまうことにもなりかねません。

相手は人間なのでどうしても精神的な疲れは起きてしまうでしょう。肝心なのはあまり重く受け止めないことだと考えます。軽い気持ちで向き合っていれば深刻な状況にはならないのではないでしょうか。

まとめ

Facebookは楽しいものです。もしも少しでも苦痛に感じたら、一度距離を置いてみることも大切です。あくまでも、楽しむために適切な距離を探すことも必要です。最後の手段はFacebookからの退会となりますが、そうならないためにも、Facebookで疲れないための健全的な使い方をマスターしていただければと思います。

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