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FacebookをはじめとしたSNSにおいては、退会手続きを含む様々な設定はパソコンから行った方がよいでしょう。これは、スマートフォンからではどうしても画面が小さく、大切な項目を見落としてしまうことがあるからです。
しかしながら、スマートフォンオンリーでSNSを使っているという方も多くいらっしゃると思います。今回は スマートフォンだけを用いてFacebookを退会する方法をご紹介しましょう。
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Facebookアカウント退会とアカウント停止の違い
ややこしいのですが、Facebookには 「アカウントを完全に削除する退会」 と「アカウントを一時的に利用解除する停止」の二つがあります。これらを混同してしまう事も多く「削除するつもりが停止していただけだった」もしくは「停止したかっただけなのに退会しちゃった」という方も少なくないようです。
本項目では アカウント退会とアカウント停止の違いについて解説します。似たような言葉ですがその効果は全く別物なので注意してください!
アカウント退会すると
アカウント退会とはアカウントを完全に削除することを意味します。退会を行うとアカウント情報は全て抹消されログインすることができなくなります。
ログインが出来なくなると、自分の投稿もできなくなりますし、友達の投稿をチェックして「いいね!」をすることも出来なくなってしまいます。これまでFacebookで行っていたあらゆる事が一切行えなくなります。
アカウントを削除するということは自分からリアクションを起こせなくなるということですね。唯一出来ることは公開設定にしているユーザーページをゲストとして閲覧することくらいです。
アカウント停止すると
アカウント停止とはアカウントの一部機能を一時的に停止することを意味します。アカウント停止の特徴は下記のようになります。
アカウント停止の特徴
- アカウントは存続する
- 他人から自分のプロフィールが閲覧できなくなる
- 他人から自分を検索できなくなる
- 投稿・シェア・いいねが行えない
- 過去の投稿から自分の痕跡(シェア・いいね等)が消える
- Facebook Messengerは利用可能
- 好きなタイミングで再開(アカウント停止解除)可能
アカウント停止には以上のような特徴があります。アカウント退会と比較するとその違いはとても大きいことがよく分かりますね。
Facebookに疲れてしまって「一時的に距離を置きたい」程度であればアカウント停止も選択肢の一つとなりそうですね。アカウントを再開するときも「リアルが忙しかった」くらいの理由で軽く復帰できそうですしね!
Facebookからの退会
Facebookから退会する手続きは 「アカウント削除」 といいます。アカウントを削除することで、Facebookに保存されていたデータはすべて消去されます。また、一度削除してしまったアカウントは、二度と復元することはできません。Facebookアカウントを削除することは、そこで繋がっていた友達や、今までの投稿の記録をすべて消し去ることになります。安易にできるものではありませんので、くれぐれも気をつけてください。
アプリからの退会方法
iPhone/Androidで、Facebookアプリを利用してアカウントの削除を行います。
- 右上の三本線アイコンをたっぷ
- 「設定とプライバシー」をタップしてメニューを開く
- 「設定」をタップする
- 「アカウントの所有者とコントロール」をタップ
- 「アカウントの利用解除と削除」をタップ
- 「アカウントの削除」を選択
- 「アカウントの削除へ移動」をタップ
- アプリ下部の「アカウントを削除」をタップ
- 現在のパスワードを入れて「次へ」をタップ
- 最後に「アカウントを削除」をタップ
これでFacebookの退会(アカウント削除)を完了することができました。
また、30日以内であれば、もう一度ログインしようとすると、アカウント削除をキャンセルすることもできます。
30日を経過すると完全に削除されますので注意しましょう。
他にも、下記の手順でFacebookを退会することもできます。
アカウントの削除
- 右下の「≡(メニュー)」マークをタップします。
- 「ヘルプセンター」をタップします
- ヘルプ一覧が表示されますので、右上の虫眼鏡マーク(検索)をタップし、「アカウント削除」と入力します。
- 検索を行うと、「自分のアカウントを完全に削除するにはどうすればよいですか。」というヘルプメニューが表示されますので、これをタップします。
- 比較的長い説明文が表示されます。文中の「アカウントが復元できないように完全に削除する場合は、お知らせください。」の「お知らせください」部分をタップします。
- 指示に従ってパスワードを入力し、「送信」をタップします。
- これで手続きは終了です。
注意
Facebookアカウントはアカウントの削除手続きを行ってから 30日後に削除されます。
この期間、アプリからFacebookにログインすることはできません。しかしながら、SafariやPCブラウザを利用すれば、アカウントにログインすることができます。
ただし、ログインすることで削除申請はキャンセルされてしまいますので、ご注意ください。逆に、気が変わってアカウントの削除をキャンセルしたい時には、ブラウザからFacebookにログインすればよいのです。
もしもFacebookの退会から30日以内にやはり退会をキャンセルしたいという場合には、下記の手順で復旧させることができます。
- Facebookにログイン
- Facebookを引き続き利用しますか?の問いに対して「はい、Facebookに移動します」を選択
パソコンからも同様に退会をキャンセルすることができ、こちらの場合はFacebookにログインしてから表示される「削除をキャンセル」ボタンを選択してください。
Facebookから退会する時の注意点
Facebookから退会することで発生する悪影響がいくつかあります。「退会しなければよかった」 と後悔してしまうことにならないためにも事前に把握しておきましょう。
データのダウンロード
FacebookではデータをダウンロードしてHTMLまたはJSON形式で保存しておくことができます。
保存できるデータは様々です。過去の投稿や友達とのメッセージやいいね!のようなやり取り、グループなどFacebook上で行ったほぼ全ての活動を保存しておくことができます。
今は様々な理由から退会しようとしていますが、後から良い思い出として振り返ることもできますので退会する前にデータダウンロードを検討してみてください。
一定期間を過ぎるとアカウントの復旧は行えない
Facebookのアカウント退会を申請すると一定期間の猶予が設けられる仕様になっています。現在の猶予は30日間となっており、期間中に退会申請を解除すると以前と同じようにFacebookの利用を続けられるという仕組みです。
ログインしようとすると申請をキャンセルする旨のボタンが表示されていますのでタップすることで申請解除を行うことができます。一時は退会しようとしたけど、思い返して利用を再開したい人にとってありがたい仕様ですよね。
ただしこの処置は30日間限定となっており、申請から30日間が過ぎるとアカウントは完全に抹消され、二度とアカウントの復旧は行えなくなります。
本当に退会してしまってよいのか、大切なデータをダウンロードし忘れていないか、最後に確認してみてください。
現実への影響を考える必要がある
Facebookでは実名登録を推奨していることから「Facebookの友達=現実の知り合い」というケースも少なくありません。Facebookと現実のやりとりがリンクしているパターンですね。
このような状況でFacebookを退会してしまうと現実での付き合いにも影響が出てしまうことが予想されます。万が一、仕事場でこのような状況に陥ってしまったら最悪ですよね。
Facebook自体に飽きた、嫌気が差した、という理由であれば退会も仕方ありません。しかし特定の人の投稿を見たくない、やりとりが苦痛、という状況ならその人との関係を断つ方が健全かもしれません。
Facebookと現実の付き合いがリンクしている場合、本当に退会する必要があるのか検討してみてください。
まとめ
FacebookなどのSNSは、便利な反面、時に煩わしく感じることもあると思います。アカウントを削除することも1つの有効な手段ですが、何よりもこの情報化社会において重要な役割を果たしているSNSとうまく付き合っていくことも大切ですね。
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