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写真が趣味だ!という方の中には、どこかへ行くにも一眼レフを持ち歩き、その日見た様々な情景を記録して、1日の終わりにFacebookにアップロードするという方もいるかもしれませんね。そうでなかったとしても、最近のスマホのカメラは高性能で、高精細な画像を手軽に撮影することができます。そんな自慢の写真をアップロードしたのはいいけれど、なんか画質が落ちている・・・。
といった経験はないですか?Facebookでは通常、アップロードされた画像は自動的に画質を落とし、少ない容量で扱うことができるようにリサイズされます。でも、せっかくの自慢の写真なのに、画質を落とすのはもったいない!と思うこともあるでしょう。今回はそんなあなたのために Facebookにアップロードする画像を高画質のままにする方法 をご紹介します。
目次
なぜ画質を自動的に落とすのか?

Facebookのユーザー数は、全世界で13億人を超えます。仮に、1日のうちで、1000人に1人が1回だけ画像をアップロードしたとしましょう。写真1枚の容量が仮に5MBであったとします。(様々な機器によって撮影されるので、一律に決めることはできません。)すると、Facebookのサーバーは 1日で少なくとも6.5TB の容量が使われます。
1年間で2000TB を軽く超えることになりますので、まともにこのようなデータを扱うことはできません。また、スマートフォンからアップロードすることを考えても、高画質のままのアップロードは通信量を必要以上に使ってしまいますのでナンセンスです。そこで、Facebookでは自動的に画質を落とすような仕様にしているであろうと推測することができます。
画質を落とさないためには?
スマートフォンアプリからのアップロードでは自動的に画質が落ちてしまう仕様になっているようです。スマートフォンからのアップロードは諦めましょう。実は、Facebookでも画像を高画質で保存することができるサービスがあります。PCを操作して、Facebookにログインし、アルバムの作成画面を開きます。アルバムの作成方法については以前ご紹介しましたので、そちらをご確認ください。
操作手順
アルバム作成画面に入ることができたら、左側メニューに 「高画質」 というチェックボックスが存在するはずなので、そこにチェックを入れましょう。この状態で写真をアップロードしてし、アルバムを作成すれば、ほとんどリサイズされることなく、高画質のまま画像をアップロードすることが可能です。
出来るだけ高画質を保つ方法
Facebookで高画質の写真をアップロードするために試すと良い方法をまとめました。
たくさんの人に画像を見てもらうわけですから少しでも良い画質で共有したいですよね。ちょっとしたことで一気にキレイな仕上がりになることもありますからぜひお試しください。
写真を適切なサイズでアップロードする
Facebookでは写真のサイズや画質が自動で調整される仕組みとなっています。適切なサイズではない画像をアップロードするとお仕置きされてしまうわけですね。これはスマートフォンに限らずパソコン版にも適用されます。写真をアップロードする際にはサイズには細心の注意を払う必要があります。
公式ガイドラインによると適切なサイズは下記の通りになるようです。
通常の写真: 720、960、2048ピクセルのいずれか(幅)
カバー写真: 851×315ピクセル
画像編集ソフトなどを使って適切なサイズに調整してアップロードすることが推奨されているということですね。推奨サイズに調整してからであればサイズや画質に調整が入らずに高画質を保てるという仕組みになっています。
可能であれば2048pxが望ましい
実際に720、960、2048の3パターンでアップロードしてみたところ、2048pxの写真が最も綺麗な状態でアップロードされていました。画像のファイルサイズも3パターンの中で最も大きく画像の劣化が抑えられていることが分かります。
「720、960、2048ピクセルのいずれか」とは記載されていますが、元の写真が大きいようならわざわざ960以下に調整するメリットはほぼないようです。出来る限り 2048px を使うようにしましょう。
カバー写真のファイルサイズを100KBに抑える
カバー写真のファイルサイズは 100KB以下 が推奨されています。
しかしこの100KBというファイルサイズは画質的にかなり厳しいものがあります。推奨されているサイズ851×315の写真を100KB以下に抑えようとするとどうしてもノイズが目立つようになってしまいます。
そこで活躍するのが「sRGB」です。sRGBカラープロファイルを設定することで画像の劣化や文字のにじみも最小限に抑えられます。sRGBは70%前後 が望ましいようです。
文字が入った写真では「png」
ロゴやテキストがメインの写真では画像フォーマットを「png」にすると良い結果が得られるとされています。
適切なサイズにしているのに画質や文字が荒くなってしまうという人は「png」をお試しください。
写真サイズを変更する方法
写真サイズを変更する方法は様々ありますが、ここでは標準搭載されているアプリケーションを利用した方法をご紹介したいと思います。
Windows10「ペイント」
Windows10をご利用の方は「ペイント」を使うことで画像サイズを変更することができます。手順を見ていきましょう。
ペイント
- ペイントを開く
- 画面左上の ファイルタブ をクリック
- 展開されたメニューから 開く をクリック
- サイズを変更したい写真を選択して 開く をクリック
- 写真が表示されたら画面左上の ホームタブ をクリック
- イメージの中にある サイズ変更 をクリック
- ピクセルにチェックを入れて水平方向に幅、垂直方向に高さを入力して OK をクリック
パーセントでもサイズを変更することはできますが、ぴったり調整するのが望ましいのでここではピクセル入力に変更してください。
Mac「プレビュー」
Macでは「プレビュー」というアプリが標準搭載されています。早速手順を見ていきましょう。
プレビュー
- プレビューを開く
- 画面上部の ファイル をクリック
- 展開されたメニューから 開く をクリック
- 写真が表示されたら画面上部の ツールタブ をクリック
- 展開されたメニューから サイズを調整 をクリック
- 幅、高さを入力して OK をクリック
以上の手順でサイズ変更完了となります。こちらもパーセント入力ではなくピクセル入力が好ましいです。忘れずに変更するようにしましょう。
標準搭載アプリを使う以外の方法
標準で搭載されている「ペイント」や「プレビュー」を使う以外にも画像サイズを変更する方法はあります。
別の画像サイズ変更アプリをダウンロードしたり、ブラウザツールを利用する方法もあります。どちらの場合でも「画像サイズ変更 アプリ ツール」などで検索すればたくさん出てくると思います。
標準搭載アプリの使い方が分からない場合はこちらの方法を試してみてください。
まとめ
この方法を用いても、リサイズを回避したまま(非圧縮のまま)画像をアップロードすることはできません。しかしながら、できる限り画質を保ったままアップロードをすることができます。Facebookにアップロードされた画像は、再編集されることは少なく、実際は鑑賞用となるはずですので、このくらいで十分でしょう。もしも、特定の人に対して非圧縮のまま画像を送りたいといった場合は、他のファイル転送サービスなどを使う方が良さそうですね。