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Excel印刷時に文字切れや表切れで困ったことはありませんか。文字切れ等が起きると、調整に時間がかかり、スムーズに印刷ができなくなってしまいます。その解決法も分からないとさらに手間取ってしまいます。
そこで今回は、Excel印刷時の文字切れ等を防ぐ、確認ポイントや対処法などについて紹介しています。この記事をご覧いただくことで、文字切れ等を防ぎ、よりスムーズに印刷できるようになりますので、普段からExcelを利用する機会が多い人は参考にしてください。
Excelを印刷する際に印刷プレビューで確認したいポイント3つ

Excelをキレイに印刷するためにも、印刷プレビューで以下のポイントを確認するようにしましょう。これらのポイントを確認することで、印刷ページが切れるなど、上手く印刷ができないことも防げます。
用紙
印刷プレビューでは、用紙サイズを指定することが可能です。用紙サイズを変更することで、印刷範囲が変わりますので、適したサイズか?希望とするサイズか?を確認したうえで印刷するようにしましょう。
ページ数
印刷プレビューの「ページ数」は、印刷するページ数を指定できる項目です。1〜1や1〜2など、ページ数が多い場合は、印刷したいページ数を自由に設定できます。
たとえば、ページ数を「1〜1」とすれば、印刷プレビューに表示されている1ページ目のみが印刷可能です。もし、「1〜2」とすれば、プレビューの1ページ目・2ページ目が印刷できます。
印刷範囲
「印刷範囲」は、「Excelをどこまで印刷するか」を決める項目です。データ表やグラフだけでなく、欄外にメモなどをしている場合は、印刷範囲を指定することで、自分が希望する部分だけを印刷できるようになります。
印刷範囲は、「ページレイアウト」の「印刷範囲の設定」でも設定することが可能です。
印刷範囲の指定方法
印刷範囲を指定する方法は非常に簡単です。印刷したいセル範囲を選択したうえで、「ページレイアウト」の「印刷範囲の設定」をクリックするだけで、設定が完了します。
もし、設定した印刷範囲を解除したい場合は、同じくページレイアウトの印刷範囲から「印刷範囲のクリア」をクリックするだけです。
用紙のサイズをそのままにExcelを印刷する方法4つ

「Excel全体を印刷したいけど、用紙サイズは変えたくない」そんな時は、ここで紹介する4つの方法を試してみましょう。これらの方法で印刷することで、用紙サイズはそのままで文字切れを防ぎます。
1.表全体を縮小する
用紙サイズをそのままにExcelを印刷する方法の1つが、表全体を縮小させることです。印刷をして、「すべてが収まらず、文字切れを起こしてしまう」という場合や「列幅の変更はしたくない」という時に使える方法です。
以下の方法で簡単に縮小できます。
- 「ページレイアウト」をクリック
- 「□」マークの「ダイアログボックス起動ツール」をクリック
- 「ページ設定」画面で「ページ」タブを選択
- 「拡大縮小印刷」欄で「次のページ数に合わせて印刷」を選択
- 横に「1」縦に「1」を選択
- 「OK」をクリックすれば、全体を縮小して印刷できます
また、セル内の文字が途切れる場合は、以下の方法により、縮小して全体表示ができます。
- 「ホーム」を選択
- 「ダイアログボックス起動ツール」をクリック
- 「セルの書式設定」で「配置」を選択
- 「縮小して全体を表示する」にチェック
これにより、列幅に合わせてセル内の文字が縮小されます。
次ページ:2.列幅を調整する
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