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楽天が提供している電子マネ−サービスとして有名な楽天Edyは、パソコンからも管理や設定やチャージを行うことが出来ます。これまではEdy楽天ポイントカードやクレジットカードによってコンビニ等でチャージする必要があったため、急を要する場合の対処が難しかったです。
ですが、Edy Viewerというパソコン版のサービスを利用することによって楽天Edyを利用できる幅が大きく広がります。ですがEdy Viewerを利用するためには、事前に準備を行う必要があります。
そこで今回は、Edy Viewerをインストールする前の準備とその流れについてご紹介致します。
Edyとは
Edyとはプリペイド式の電子マネーです。自分でチャージした金額分で使用するので、クレジットカードのように使いすぎることが無い点がメリットです。有名どころは「楽天Edy」ですが、「Edyカード」「Edyケータイ」など、お手持ちのカードに「Edy」マークがついていれば「Edy」加盟店で使うことができます。
Edy Viewerとは
Edy Viewerとは、冒頭でも触れたように楽天Edyのサービスをパソコンから行うことが出来るようになるサービスです。コンビニ等でチャージをするタイプの楽天EdyやおサイフケータイでのEdyと一体どういった点が違うのか、またEdy Viewerを使うとどんなことが出来るのかについてご紹介致します。
Edyを使うと何が出来るの?
Edy Viewerでは、楽天Edyのサービスをパソコンで利用することが出来るようになります。楽天Edyでは、「Edy-楽天ポイントカード」「Edy機能付き楽天カード」「おサイフケータイ」「iPhone」という4つの種類に対応しています。
Edy Viewerは、そこにさらにパソコン版のInternet Explorerを利用して従来の楽天Edyと同じように電子マネーの管理が出来るようになっています。
Edy Viewerで出来ること
Edy Viewerでは、以下のようなことが行えます。
- クレジットカードでのチャージ
- Edy受け取り(Edyギフト)
- 残高照会
- ユーザー情報登録(サービス登録)
- ネットショッピングの支払い
楽天Edyは電子マネーであるため、楽天Edyに対応している実店舗で利用するというケースが多かったです。チャージもコンビニのレジなどで入金することが可能です。ですがEdy Viewerを利用することで、楽天Edyに対応しているネットショップでも買い物をしたり、ひもづけているクレジットカードからのチャージをすることが可能となりました。楽天Edyとひもづけるカードならポイント率も高くなる楽天カードがおすすめです。
もちろん「Edy」は様々なカードが用意されていますので、ご自身が一番よく使われるカードを利用してポイントをためていきたいですよね。
チャージはもちろん、残高照会もすぐ簡単に行えるため、今ご自分がどれだけの楽天Edyを所有していてどれだけ使うことが出来るのかがすぐに分かります。
Edy Viewerのインストールする前の準備
Edy Viewerを利用すると、パソコンからもチャージすることが出来るため、コンビニがご自宅の近くにない方や楽天Edyを利用したいと思った時に近くにチャージをする場所がない方でもご自宅で事前にチャージをしておくことが出来ます。
ですが、楽天Edyはおサイフケータイ機能を使ったりカードを利用したりするため、パソコンで利用するためにはそれ専用の機器やソフトウェアが必要となります。そこで、Edy Viewerをインストールする前に用意しておくアイテムや準備について見ていきましょう。
専用機器を用意しよう
Edy Viewerを利用するためには、「楽天Edyリーダー」もしくは「Felicaポート/パソリ」という装置が必要となります。「楽天Edyカードリーダー」はUSBメモリのような形状と大きさで、持ち運びも簡単です。
そのため、ノートパソコンを持ち歩いていれば出先でも作業を行えます。また、Felica機能を搭載していないパソコンの場合は「Felicaポート/パソリ」という装置が必要となります。
ソニーが開発した近距離無線装置であるFelicaは、ノートパソコンでは「FeliCaポート(2.0以降が必要)」「NFCポート」という名称で純正で搭載されていることが多いです。ではですがデスクトップパソコンの場合は別途用意する必要があります。
そこまで大きくはないですが、少しだけ大きめなUSBハブを連想して頂くとそれに近い形状をしています。
Internet Explorerを最新版にしよう
Edy Viewerは、Internet Explorerでのみ利用することが出来ます。ですが、古いバージョンのままのInternet ExplorerだとEdy Viewerに対応していないことがあるため、Edy Viewerを利用する際は必ず最新版にアップデートしましょう。
最新版へのアップデートは少しだけ時間がかかりますが料金は発生しません。利用する前にはお使いのInternet Explorerが最新版かどうかを確認し、もし最新版でなければアップデートを行ってから続く設定に移りましょう。
Internet Explorerの設定方法
Windows10ご利用の場合は以下の方法でInternet Explorerを起動しましょう。
- スタートメニューを開く
- すべてのアプリを選択
- 「Windowsアクセサリ」内にある「Internet Explorer」をクリック
Windows10の場合は、上記の方法でInternet Explorerを起動出来ます。次に、設定に移ります。Edy Viewerを利用できるようにするための設定は以下の通りです。
- ブラウザ右上にある歯車の形をした設定アイコンをクリック
- 「インターネットオプション」をクリック
- 「詳細設定」タブをクリック
- 「拡張保護モードを有効にする」のチェックを外して、右下の「適用」ボタンをクリック
- 不具合がおこらないように念のため、ブラウザ右上にある歯車の形をした設定アイコンを再度クリック
- 「セーフティ」を選択し「ActiveXフィルター」がオンになっていた場合はオフにしておきましょう
上記の設定を行うことで、Edy Viewerインストール前のInternet Explorerの設定は完了します。
ソフトウェアをインストールしよう
最後に、ソニーの専用サイトからEdy Viewerのソフトウェアをパソコンにインストールします。Edy Viewerのインストールが完了すると、パソコンで楽天Edyを利用することが可能となります。
インストールの流れについては後述します。
Edy Viewerのインストールする流れ4つ
それでは最後に、Edy Viewerをインストールする流れについて見ていきましょう。ここでは、分かりやすいように4つのステップに分けてインストールの流れをご紹介致します。
NFCポートソフトウェアのインストール
まずは、NFCポートソフトウェアをインストールします。ソフトウェアはソニーのの専用サイトにアクセスするとページ内に「ダウンロード」という項目があるため、そちらをクリックしてダウンロードを開始します。
「アドオン管理」をクリック
NFCポートソフトウェアのインストールが完了したら、続いてInternet Explorerのアドオン管理に移ります。アドオン管理画面に映るために、Internet Explorerを起動してブラウザ画面右上の歯車の設定アイコンをクリックして、「アドオンの管理」をクリックして次に移りましょう。
指定のアドオンをクリック
アドオン管理画面が表示されると難しそうな文字列や画面が表示されますが、アドオン管理画面左下の「すべてのアドオン」をクリックして、「CFelicaAccessor Object」というアドオンをダブルクリックします。
少し見つけづらい文字列ではありますが、「Sony Comoration」という青文字項目の中にあります。
「すべてのサイトに対して許可」をクリック
「CFelicaAccessor Object」のダブルクリックをするとアドオンに関する情報が写った画面が表示されるため、画面下部にある「すべてのサイトに対して許可」をクリックします。
これで、Edy Viewerのソフトウェアインストールが完了するため、パソコンで楽天Edyを利用開始することが可能となります。
iPhone/AndroidからもEdyの利用が便利に!
iPhone7以降のiPhone、おさいふケータイ対応のAndroid端末であれば、スマートフォンアプリ「楽天Edy」を活用して、スマホからEdyのチャージや受け取りができるようになりました。
パソコン環境がない方でも、スマホが手元にあれば楽天Edyのカードと併用して便利に利用できますので、アプリをインストールしておくことをおすすめします。
アプリを活用することで主に下記の機能を利用できます。
- 楽天Edyの受け取り
- 楽天Edyにポイントをチャージ(自動設定も可能)
- 残高確認
- 利用履歴確認
カード単体で利用するよりも、スマホアプリを活用していった方が大変便利になります。
楽天Edyの最新アップデートと新機能(2024年版)
楽天Edyの2024年最新アップデート内容
2024年に入り、楽天Edyは利用者の利便性をさらに向上させるため、いくつかの新しい機能を追加しました。このアップデートにより、楽天EdyのPC管理がよりスムーズになり、使いやすさが向上しました。以下が主なアップデート内容です。
- 自動チャージ機能の向上
従来の自動チャージ機能がアップデートされ、より細かい設定が可能になりました。これにより、例えばチャージ額が特定の金額を下回った際に、即座に指定金額がチャージされるように設定できます。これにより、残高不足による利用停止を防げます。 - 複数デバイス対応の改善
これまで楽天Edyは主にスマートフォンやPCで利用されていましたが、今回のアップデートでは、タブレットやスマートウォッチにも対応しました。これにより、より多様なデバイスで楽天Edyを管理でき、外出時にも簡単に残高確認やチャージが可能です。 - よりセキュアな2段階認証の導入
2024年のアップデートにより、セキュリティ面も強化されました。特にEdy Viewerや楽天Edyアプリのログインに際して、2段階認証が必須となり、より安全な利用環境が整っています。これにより、第三者による不正アクセスのリスクが大幅に減少しました。
楽天Edyの利用シーンがさらに拡大
最新のアップデートによって、楽天Edyの利用可能店舗やサービスも増加しています。例えば、以下のような新たなサービスでも楽天Edyが利用できるようになっています。
- 公共交通機関での支払い
一部地域では、楽天Edyを使用して公共交通機関の支払いが可能になっています。これにより、交通系ICカードを持たずに、スマートフォンやPCを使ったEdy管理で電車やバスの乗車が可能です。 - 自治体のサービスでの利用拡大
2024年以降、楽天Edyは全国の自治体の一部サービスにも対応しており、住民税や水道料金の支払いに楽天Edyが使える自治体が増えています。これは特にPCやスマホでの支払い管理を行っている利用者にとって、大きなメリットとなっています。
セキュリティ面での最新改善点と安全な利用方法
楽天Edyは、電子マネーとしての利便性だけでなく、安全性も重視しています。2024年には、セキュリティ強化がさらに進み、以下のような新しい対策が導入されています。
楽天Edyのセキュリティ強化策
- 強固なパスワード設定
楽天EdyおよびEdy Viewerを利用する際、強固なパスワード設定が推奨されており、文字数や記号、数字を組み合わせた複雑なパスワードを使うことが義務付けられました。これにより、第三者による不正アクセスのリスクを軽減できます。 - 2段階認証の義務化
PCやスマホからEdy Viewerにログインする際、メールアドレスやSMSを使った2段階認証が追加されています。これにより、万が一パスワードが漏洩しても、認証コードなしではアクセスできない仕組みとなっています。 - 利用履歴のリアルタイム確認
さらに、Edy Viewerのアップデートにより、利用履歴をリアルタイムで確認できるようになりました。これにより、不審な利用があればすぐに気づき、対処することが可能です。
セキュリティを保つための利用者向けのアドバイス
- 定期的なパスワード変更
楽天Edyを長期間利用する場合、定期的にパスワードを変更することをお勧めします。また、複数のサービスで同じパスワードを使い回すのは避けましょう。 - フィッシング詐欺への警戒
最近では、フィッシング詐欺の手口が巧妙化しています。楽天EdyやEdy Viewerに関するメールやメッセージを受け取った場合、送信元を必ず確認し、不審なリンクはクリックしないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。楽天Edyは電子マネーのパイオニア的存在でもあり、実店舗の多くでも楽天Edyを利用することが出来ます。そのため、楽天Edy機能付きのクレジットカードを利用して楽天Edyを利用するというイメージが強いです。
ですが、パソコン版のEdy Viewerのソフトウェアをインストールすることによってパソコンでも楽天Edyを利用出来るようになります。それにより、楽天Edyに対応しているネットショップでの決済にも利用できるため、楽天Edyを利用できる幅が大きく広がります。
楽天Edyを利用しているもののまだパソコン版は利用したことが無いという方は、楽天Edyの残高照会も出来るため非常に便利なEdy Viewerですのでインストールしてみてはいかがでしょうか。
電子マネーの普及により、Edy以外にもさまざまなサービスが増えてきています。どのサービスも生き残りをかけた展開を始めています。
「楽天Edy」関連では、2021年8月に「パソリ対応 楽天Edyアプリ」の提供が終了となります。「パソリ対応 楽天Edyアプリ」に接続していたEdyカードはそのまま利用できますが、チャージについてはコンビニ、や楽天Edy加盟店のEdyチャージャー(現金入金機)からおこなうよう発表されていますので、利用中の方はご注意くださいませ。