私たちは「GoogleChrome」などのインターネットブラウザを通してインターネットにアクセスし、各種サイトを閲覧することができます。
ブラウザには更新機能があり、サイト閲覧中に情報を最新にしたい場合や、動作が止まってしまう場合などに有効です。
パソコン、スマートフォンのデバイスに限らず、ブラウザの更新方法は非常に簡単です。
本記事では各デバイスごとのブラウザの更新方法についてご紹介していきます。
目次
【ブラウザ更新の仕方】パソコン編
インターネットアクセスには必須の機能となるブラウザですが、動作環境としてはパソコンやスマートフォンやタブレットといったモバイル端末が主な利用となるのではないでしょうか。
ここではパソコン上で動作するブラウザにて更新を行うにはどのような方法があるのかをご説明致します。
更新ボタンのクリック・キーボードのF5ボタンタップ
パソコン上で動作しているブラウザを更新させる方法として、簡単な2つの方法があります。
ブラウザの更新方法
- キーボードのF5キーを押す
- ブラウザの更新ボタンをクリックする
どちらの方法でも何等かのウェブサイトを表示中のブラウザ情報を再度アクセスし直して最新情報に更新するという動作を行います。
情報が更新されていなければ画面表示そのものは変化しない様に見えますが、ウェブサイトを再読み込みする動作を行い、表示状態は最新となっています。
ブラウザごとの更新ショートカットキー
ブラウザアプリごとの更新ショートカットキーは下記の通りです。
OS | ブラウザ | ショートカットキー |
---|---|---|
Windows | Microsoft Edge | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
Windows | Google Chrome | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
Windows | Internet Explorer | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
Mac | Safari | 「command」+「option」+「E」 「command」+「R」 |
Mac | Google Chrome | 「command」+「R」 |
Mac | Firefox | 「command」+「Shift」+「R」 |
ショートカットキーを覚えておくと、都度更新ボタンにカーソルを合わせてクリックする手間がなくなりますので大変便利です。
閲覧履歴の削除
ブラウザには利用者が閲覧したサイトの情報を保管しておく機能があります。
これは一度アクセスしたサイト情報を一定期間保持しておく事で、再度アクセスが行われた際にその情報を利用して当該サイトをブラウザにて迅速に表示させるという目的で利用されるものです。
この機能は利便性向上に役立つものとなりますが、パソコンを複数の方で共有されている場合には特定の利用者がブラウザにてどのようなサイトを閲覧したかという情報を他の方に見られてしまうという事は個人情報の保護の観点からも問題があります。
その為、閲覧履歴については必要に応じて消去する事で利用者がどのようなサイトを利用したかという情報を第三者に見られない様にする事は重要となりますので、ブラウザを更新するという意味と併せて覚えておいて下さい。
簡単にブラウザのリロード/更新ができるショートカットキー
ブラウザをリロードする場合は、ショートカットキーを覚えておくと便利です。
下記を参考にしてください。
OS | ブラウザ | ショートカットキー |
---|---|---|
Windows | Google Chrome | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
Microsoft Edge | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
|
Internet Explorer | 「Ctrl」+「F5」 「Ctrl」+「R」 |
|
Mac | Google Chrome | 「Command」+「R」 |
Safari | 「Command」+「R」 「Command」+「Option」+「E」 |
【ブラウザ更新の仕方】スマートフォン編
ブラウザはスマートフォンでも利用可能となりますので、こちらではスマートフォン上のブラウザを更新する方法についてご説明致します。
基本的にはパソコンと同様になりますが、スマートフォンに搭載されているOSによっても操作に差異がある場合もありますので注意して下さい。
リロードボタンをタップ
ご利用になっているスマートフォン上で動いているブラウザを更新ですが、パソコンのF5キーのようなものはスマートフォンには準備されていませんので、その代替機能を実現する方法としてリロードボタンが準備されています。
※iPhoneに標準搭載されているSafariというブラウザをご利用の方であれば、URLを入力する画面上部の欄右側にある丸い矢印のついたものを指します。
このリロードボタンをタップする事で現在表示されているサイトをもう一度ブラウザに読み込みますので、ホームページ他の情報が更新されて再表示されます。
リロードボタンが表示されていないブラウザをご利用の方におきましては、URLを入力する欄を一度タップしてから、開く事でサイト情報を再読み込みする事となりますので、リロードと同様の結果を得る事が可能です。
履歴を削除する(iPhone版)
iPhoneをご利用の方にてブラウザの閲覧履歴を消去には以下の方法があります。
- ブラウザ画面下部にある本が開いているアイコン「ブックマーク」をタップ
- 時計アイコン「履歴」をタップ
- 閲覧履歴が表示される
- 画面下部右側の「消去」をタップ
- 消去する際にはいくつかの選択肢が表示されますので、「直近1時間」・「今日」・「今日と昨日」・「すべて」のいずれかをタップ
- 削除終了後は画面上部の「完了」をタップ
上記以外にも下記の方法で閲覧履歴を削除することができます。
- iPhoneポータルから「設定」をタップ
- 次画面にて「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」を選択
閲覧履歴の削除はもちろんですが、Webアクセスの内部的な仕組みで保存される「Cookie」と呼ばれる情報も削除する事となります。
「Cookie」を削除する事は利用者への直接的な影響はありませんが、Webアクセスにて利用される名前解決(DNS:Domain Name System)と呼ばれる内部的な仕組みで参照される情報が消去されるますので、過去にアクセスしたWebサイトへのアクセス時に若干時間が掛かる場合があります。
履歴を削除する(Android版)
AndroidスマートフォンではiPhoneでのSafariの様な標準実装されているブラウザはありません。
利用可能なブラウザはかなり多くの種類がありますので、最初はどのブラウザを利用するかで悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的には利用するブラウザの設定にて閲覧履歴の消去機能が実装されている筈ですので、詳細な手順についてはご利用されるブラウザのガイド等を参照いただく事となります。
多くのブラウザが利用可能なAndroidではありますが、利用されるブラウザはGoogle ChromeもしくはFirefoxのいずれかを選択される方がほとんどではないかと感じます。
他にもOpera Miniやドルフィンゼロ等のブラウザがあり、多機能である点を長所としているものや機能的な絞り込みを行う事で通信量を抑える事を利点としているもの等があります。
ブラウザがGoogle Chromeの場合の更新方法
前項にて触れました通り、Androidでの実質上の標準ブラウザとして考えられますので次項以降にてどのように更新を行うのかをご説明致します。
リロードボタン
Google Chromeにはブラウザ画面上部にリロードボタンが実装されていますので、ブラウザを更新する際にはリロードボタンをタップすれば更新する事が可能です。
履歴の削除
AndroidスマートフォンのGoogle Chromeでの閲覧履歴を削除するには、2つの方法があります。
まず、閲覧履歴のみを削除する場合には、Google Chromeの画面右上のプロパティ(・・・が縦になったもの)をタップして表示されるメニューにある履歴という項目をタップすると削除の設定を基本もしくは詳細設定にて選択して削除する事が可能です。
また、設定からプライバシーをタップする事でも閲覧履歴データを消去するという手順でも同様に対応可能です。
まとめ
インターネットへのアクセスには利用が必須となるブラウザでの閲覧履歴の削除方法について、パソコンとスマートフォンでどのような方法があるかをご説明させていただきました。
ご自身のみの利用であれば、閲覧履歴を残しておく方が利便性は高いと言えますが他の方が利用する事を考えるとそれは個人情報を見せてしまう事にも繋がりかねないリスクがある行為となります。
また、一定期間の利用毎に履歴情報はクリアしていく事で無駄なデータを長期間保存するといった事も避ける事が可能となりますので、ブラウザをご利用いただく際にご留意いただければと幸いです。