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【iPhone】非通知で電話する方法と非通知をブロックする方法

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iPhoneを使っていて、非通知の電話がかかってくると怪しいと感じてしまったり不審に感じてしまったりして非通知の着信をブロックしたいと思った方も多いのではないでしょうか。

さらにこれとは逆に、何らかの事情があったり個人情報を守ったりするという趣旨で非通知を使って電話をかける必要があるにも関わらず、非通知で電話をかける方法がわからなくて困ったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、iPhoneを使って非通知で電話をかける方法と、非通知でかかってくる電話をブロックする方法について解説致します。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

iPhoneでは、非通知で電話をかけたり、非通知でかかってくる電話をブロックすることが簡単に設定できます。非通知で電話をかける場合、番号の前に「184」を入力するだけで済み、特定の相手にのみ非通知を設定することも可能です。また、毎回非通知で発信する設定も可能ですが、キャリアやiPhoneの機種による条件があります。非通知着信のブロック方法は、ドコモやauでは無料で簡単に設定できますが、ソフトバンクでは月額100円のサービスが必要です。さらに、NTTの「ナンバーお知らせ136」や「空いたらお知らせ159」といった便利なサービスも活用できます。この記事では、それぞれの設定方法を具体的に解説しています。

非通知設定にして電話をかける方法

まずは、iPhoneから非通知設定にして相手に電話をかける方法から解説致します。一度きりの電話の際や、個人情報の観点からご自分の番号を相手先に知らせたくないという時に活躍する非通知設定ですが、設定方法は大きく3つに分けられます。

「発信時に非通知設定にする方法」「毎回全員に対して非通知設定にする方法」「特定の相手にのみ非通知設定にする方法」の3種類です。この3種類の方法に分けて、それぞれ設定方法を見ていきましょう。

発信時に非通知設定にする方法

iPhoneからの通話を非通知で設定する方法は、発信する番号の先頭に「184」と入力するだけです。これだけで、iPhoneからは非通知で発信することが出来ます。

電話番号の先頭に「184」を入れるだけのため、どなたでも簡単に非通知設定を行うことが出来ます。電話帳に登録されていて信頼性が担保されている相手先なら非通知設定を行う必要はありませんが、知らない電話番号から何度もかかってきた場合は折返しに非通知設定を行いたいものです。

そこで、この非通知設定の番号が役に立ちます。語呂合わせとして、非通知設定の番号を「184←イヤヨ」と、語呂合わせで覚える方法が一般的です。

毎回全員に対して非通知設定にする方法

毎回通話をかける全員に対して非通知設定にするためには、条件を整える必要があります。条件は、以下の通りです。

  • 利用するキャリアに「au」を選択すること
  • VoLTEに対応しているiPhone6以降のiPhoneであること

上記の条件が整って、初めて毎回非通知で通話をかけられるようになります。毎回非通知で通話をかけるための設定方法を、以下にまとめます。

  1. ホーム画面から「設定」を開く
  2. 下にスクロールして「電話」を選択する
  3. 「発信者番号通知」をタップする
  4. 「発信者番号通知」をオフにする

上記の方法で、毎回非通知設定で通話をかけることが出来るようになります。出番はあまり無いように感じますが、何らかの事情があった場合は電話帳に登録されている相手先に対しても非通知設定で通話を掛ける必要があります。

そういった際には、条件を整えた上で非通知設定を行いましょう。

この非通知設定を行っている状態で相手先に番号や発信元を知らせたい場合には、番号の先頭に「186」を入力します。すると、相手先にご自分の番号が表示されるため、相手も安心して通話に出ることが出来ます。

特定の相手にのみ非通知設定にする方法

最後に、特定の相手にのみ非通知設定を行う方法について解説致します。ここまで、iPhoneからの通話を非通知に設定する方法と毎回非通知で通話を掛ける方法の2種類を解説していきました。

この場合多く使われるのは、特定の相手にのみ非通知設定で通話をかけるというシーンが想定されます。そういった際には、その都度相手先の番号の先頭に「184」を付ければ良いのですが、それだと「184」を付け忘れてしまうというリスクがあります。

かと言って、毎回非通知で通話をかける設定にしてしまうとほとんどの方への通話を発信する際に番号の先頭に「186」を付ける必要があるため、煩わしさを感じたり「184」と同じく付け忘れてしまうという危険性があります。

ではどうしたら良いのか。それは、非通知で通話を行いたい人の電話番号の先頭にはじめから「184」を付けた状態で電話帳登録をしてしまうという方法です。この方法であれば、特定に相手のみ毎回非通知で通話を行うことができ、さらに「184」や「186」といった番号の付け忘れのリスクからも開放されます。

この方法を使うことで、電話帳に登録されている番号に発信しても非通知となるため、都度設定を行う必要がなくなります。

非通知設定の電話をブロックする方法

次に、非通知設定でかかってきた電話をブロックする方法について解説致します。この方法は契約をしているキャリアによって異なるため、こちらでは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3社に分けてそれぞれの方法を解説していきます。

ドコモの場合

ドコモの場合は、非通知設定の通話をブロックする際には特に専用の申込みを行う必要もなく、さらに非通知設定の電話をブロックするための料金が発生しません。

ドコモでは「番号お知らせサービス」を提供しているため、こちらを利用します。このサービスを利用するための方法は、以下の通りです。

  1. 「148」にダイヤルして、非通知拒否の設定がされているかを確認
  2. 非通知拒否の開始をするためには「1」をプッシュする
  3. 非通知拒否を停止するためには「0」をプッシュする

上記の方法で、非通知着信をブロックすることが可能となります。こちらのサービスが開始されている状態だと、「最初に186を付けて発信するなど、電話番号を通知しておかけ直し下さい。」というガイダンスが流れます。

このガイダンスが非通知設定をして発信をしてきた相手に流れるため、発信をしてきた相手先がガイダンスに従ってくれれば番号が通知された状態で着信を確認することが出来ます。

auの場合

auの場合もドコモと同様に、非通知着信をブロックするための申込みは不要となっていて、さらに非通知着信をブロックするための料金もかからないようになっています。

auの場合はドコモとサービスの名前が異なり、「番号通知リクエストサービス」という名前のサービスとなっています。このサービスを利用することで、ドコモと同様に非通知で発信をしてきた相手先に音声ガイダンスを流すことが出来るようになります。

こちらのサービスを利用するための方法はドコモと比べてかなり簡単で、「1481」にダイヤルするだけとなっています。これだけで、非通知着信をブロックすることが可能となります。

さらにサービスを停止するためには、「1480」にダイヤルするだけです。この非通知着信ブロックの設定を行うと、「こちらはauです。お客様の電話番号を通知しておかけ直し下さい。」といった音声ガイダンスが相手先に流れます。

ソフトバンクの場合

ソフトバンクの場合はドコモやauとは異なり、月額100円の料金が発生します。ナンバーブロックというこちらのサービスは、非通知着信のみをブロックするという方法ではなく、番号を通知している電話も含めて着信拒否を行えるサービスとなっています。

迷惑電話として登録することが可能となっていて、最大20件までの拒否設定を行えるようになっています。ナンバーブロックの申込みを行うためには、ソフトバンクショップに足を運ぶ方法が一般的です。

月々有料のサービスとなりますが、既に登録していたり知っていたりする番号も拒否設定を行えるため便利なサービスと言えます。ナンバーブロックの申込みを行ってから非通知着信の拒否設定を行うためには、「144」にダイヤルして、「1」をプッシュしてから「#」をプッシュするという簡単な方法です。

この方法で、非通知で発信をしてきた相手先に音声ガイダンスを流すことが出来るようになります。

NTTの便利なサービス2選

最後に、NTTが提供している便利なサービスを2つご紹介致します。NTTは通話に関するあらゆる便利なサービスを提供していますが、その中でも特に便利なサービスを2つに絞って見ていきましょう。

ナンバーお知らせ136を使う

初めにご紹介する「ナンバーお知らせ136」とは、一般加入電話を利用している際、最後にかかってきた電話が誰からだったのかを通知してくれるサービスです。最後にかかってきた電話がどの番号からだったのかをしるためには、136にダイヤルすると音声で電話番号を知らせてくれます。

1件につき30円の料金が発生するため、聞き逃しが無いように注意して事前にメモの準備などをしておいた方が良いです。

空いたらお知らせ159を使う

続いてご紹介する「空いたらお知らせ159」では、相手が通話中の際に活躍してくれます。電話をかけた相手が通話中だった際にいったん通話を終了し、1分以内に「159」に電話をかけて「1」をプッシュしておくことで、先程電話をかけた通話中だった相手の通話が終了次第、細動自動的に電話を発信してくれます。

緊急の用事がある際に活躍するサービスで、事前の申込みは一切不要となっています。

iOS 17での非通知設定とブロック機能の最新情報

2023年9月にリリースされたiOS 17では、非通知の設定や着信ブロック機能がさらに強化されています。ここでは、最新のiOS 17における非通知設定と、追加された新機能について詳しく説明します。

非通知発信の設定方法(iOS 17)

iOS 17では、非通知発信の設定はこれまでと同様にシンプルですが、発信前に通知の有無をワンタップで確認できる新しいインターフェースが導入されています。

手順:

  1. 設定アプリを開く。
  2. 電話を選択。
  3. 発信者番号の表示/非表示を選択。
  4. スライダーをオフにして、番号を非通知にする。

この設定を有効にすると、以降の電話はすべて非通知として発信されますが、iOS 17では発信時に番号を表示するかどうかを選択できる機能が追加されており、個別の通話で柔軟に設定可能です。

iOS 17で強化された着信ブロック機能

非通知着信のブロック機能もiOS 17で進化し、迷惑電話や詐欺電話の防止がさらに簡単になりました。新しい機能として、「スパム通知警告」が導入されています。これは、Appleのデータベースやユーザーからの報告に基づき、迷惑電話の可能性がある番号を自動的に警告するシステムです。

非通知着信のブロック方法(iOS 17)

  1. 設定アプリを開く。
  2. 電話を選択。
  3. 着信拒否と発信者番号通知を選択。
  4. 非通知の着信をブロックをオンにする。

これにより、非通知でかかってきた電話は自動的にブロックされ、着信履歴にも表示されません。さらに、「スパム警告」がオンになっている場合、迷惑電話と判定された番号もブロックされます。

非通知番号のセキュリティリスクと対策

非通知でかかってくる電話は、迷惑電話や詐欺の手段として悪用されることが多く、ユーザーにとって不安材料となっています。iOS 17では、こうしたリスクを軽減するためのセキュリティ対策が強化されています。

リスク

  • 非通知電話を利用したフィッシング詐欺や個人情報の収集。
  • 詐欺師やスパム業者が非通知を利用してユーザーを騙す可能性。

対策

  • 非通知着信のブロック:iPhoneの「非通知着信をブロック」機能を使うことで、迷惑な非通知電話から身を守ることができます。
  • 迷惑電話フィルタリングアプリの活用:サードパーティアプリ(例:Truecaller、Whoscall)を使用して、迷惑電話を自動的に識別・ブロックできます。
  • 緊急連絡先のみを許可:iOS 17では、連絡先に登録されていない番号や非通知電話のみをブロックし、緊急時の重要な連絡が届くようにする柔軟な設定が可能です。

サードパーティアプリを使った非通知着信のブロック

iOS標準のブロック機能に加えて、サードパーティアプリを使うことで、さらに詳細なフィルタリングが可能です。これらのアプリは、リアルタイムで迷惑電話を識別し、非通知やスパム電話の着信を防ぐ機能を提供します。

Truecallerの設定方法

  1. App StoreでTruecallerをダウンロードしてインストール。
  2. アプリを開き、着信フィルタリングの設定を有効化。
  3. 非通知電話やスパムと認識された番号は自動的にブロックされ、通知されることなく無視されます。

非通知電話がかかってきた際の適切な対処法

非通知電話は煩わしい場合が多いですが、すべてが迷惑電話というわけではありません。正しい対処法を知ることで、不安やストレスを減らすことができます。

非通知電話への対応方法

  1. 応答せずに無視する
    非通知の電話がかかってきた際、多くの専門家は「応答しないこと」を推奨しています。特に、繰り返し非通知電話がかかってくる場合は、迷惑電話や詐欺の可能性が高いため、無視するのが賢明です。
  2. ボイスメッセージを利用する
    応答しない場合でも、ボイスメッセージを設定しておくと、発信者が重要な情報を残してくれる可能性があります。これにより、重要な電話を逃さずに済みます。
  3. 着信拒否リストに追加する
    iPhoneの設定から、非通知着信を自動的に拒否することができます。これは迷惑電話を防ぐための最も効果的な方法の一つです。

非通知電話を追跡する方法と法的手段

迷惑な非通知電話が続く場合、発信者を特定する手段や法的な対処方法もあります。

発信者を特定する方法

  1. キャリアに問い合わせる
    電話会社は特定の条件下で非通知電話の発信者を追跡できる場合があります。例えば、脅迫や詐欺などの違法行為が疑われる場合、警察やキャリアに報告することで調査が行われることがあります。
  2. 警察に相談する
    迷惑電話が犯罪行為に関わるものであれば、警察に通報することも重要です。特に、ストーカーや脅迫を受けている場合は迅速な対応が求められます。

日本国内の非通知電話に関する法的規制

日本では、非通知電話を使った詐欺や迷惑行為に対して法律で規制されています。特に、特定商取引法や個人情報保護法の観点から、企業が非通知電話を利用して営業行為を行う場合は、厳しい制裁が課されることがあります。

非通知電話を使った違法行為

  1. 詐欺やフィッシング
    非通知電話を使って、ユーザーから個人情報を不正に取得しようとする詐欺行為が多発しています。これに対しては、消費者庁や警察に通報することが有効です。
  2. ストーカー行為
    非通知で何度も電話をかけてくる場合、ストーカー行為として法的に処罰される可能性があります。迷惑電話が続く場合は、必ず証拠を残し、法的手段を検討してください。

よくある質問とその回答例

Q1: 非通知で電話をかけるにはどうすればいいですか?
A1: 電話番号の先頭に「184」を付けて発信するだけで、非通知で電話をかけることができます。

Q2: 毎回すべての通話を非通知に設定する方法はありますか?
A2: はい、iPhoneの設定から「発信者番号通知」をオフにすることで、毎回非通知で通話をかけることができます。ただし、利用するキャリアや機種によって条件があります。

Q3: 非通知でかかってきた電話をブロックする方法はありますか?
A3: ドコモやauでは、無料で「非通知着信拒否」サービスを利用できます。設定は簡単で、ドコモなら「1481」、auなら「1481」にダイヤルするだけです。ソフトバンクでは月額100円の「ナンバーブロック」サービスを利用できます。

Q4: 非通知着信をブロックしても料金はかかりますか?
A4: ドコモやauでは無料で設定できますが、ソフトバンクでは月額100円の料金が発生します。

まとめ

iPhoneでは、非通知で通話をかけることがかなり簡単となっています。指定の番号を電話番号の先頭に付けるだけとなっているため、どなたでも分かりやすくなっています。

さらに非通知着信をブロックする場合は指定のダイヤルに発信して設定をしておくだけとなっているため、こちらも簡単です。利用しているキャリアがソフトバンクの場合は月額100円という料金が発生しますが、ドコモやauの場合は申込みも料金も一切不要となっています。

非通知設定を使いこなして、iPhoneをもっと便利に活用しましょう。

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