Androidのおやすみモード(サイレントモード)をスケジュール設定しておけば、就寝中や会議中に通知音で邪魔されることがなくなります。特定の連絡先や繰り返し着信だけは例外的に通知する設定も可能で、緊急の連絡を見逃す心配もありません。この記事では、おやすみモードのスケジュール設定手順・例外設定・集中モードとの違い・活用シーンまで2026年最新情報を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • おやすみモード(サイレントモード)の基本的な仕組み
  • スケジュールを使って自動でオン・オフする設定手順
  • 特定の連絡先・繰り返し着信だけ通知させる例外設定
  • 集中モードとおやすみモードの違いと使い分け
  • おやすみモードの活用シーンと便利な設定の組み合わせ
  • おやすみモードが解除されない・機能しない場合の対処法

Androidおやすみモード(サイレントモード)とは

おやすみモードは、設定した時間帯や条件に応じてスマートフォンの着信音・通知音・アラーム音などをまとめてミュートする機能です。Androidでは「おやすみモード」という名称で呼ばれることが多く、機種によっては「サイレントモード」「邪魔しないモード」「Do Not Disturb(DND)」と表記されることもあります。

手動でオン・オフするだけでなく、就寝時間帯・特定の曜日・カレンダーイベントに連動して自動でオン・オフするスケジュール機能が搭載されており、毎晩手動で設定する手間なく快適な睡眠環境を維持できます。

おやすみモードで制御できる通知の種類

通知の種類 おやすみモード中の動作 例外設定で通知可能
電話着信 サイレント(バイブも停止可) 可能(特定の連絡先)
SMS・メッセージ サイレント 可能(特定の連絡先)
アプリの通知 サイレント(バナー非表示も可) 可能(特定のアプリ)
アラーム デフォルトでは鳴る 設定で無効化も可
メディア音(動画・音楽) 影響なし(鳴り続ける) 設定でミュート可

おやすみモードのスケジュール設定手順

おやすみモードのスケジュール設定は、以下の手順で行います。機種・Androidバージョンによってメニューの名称が若干異なることがありますが、大まかな手順は共通です。

Google Pixel(Android 12以降)の設定手順

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「音」または「音とバイブレーション」をタップ
  3. 「おやすみモード」をタップ
  4. 「スケジュール」セクションの「スケジュールを追加」をタップ
  5. 「時刻」「イベント」から自動起動のトリガーを選択する
  6. 「時刻」を選んだ場合は開始時刻・終了時刻・曜日を設定する
  7. 「保存」をタップして完了

Samsung Galaxy(One UI)の設定手順

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「通知」をタップ
  3. 「おやすみモード」をタップ
  4. 「スケジュール設定」をオンにする
  5. 開始時刻・終了時刻・曜日を設定する
  6. 「保存」をタップして完了

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例外設定(特定の連絡先・繰り返し着信を許可する)

おやすみモード中でも緊急の連絡は受け取りたいという場合、例外設定を活用します。家族や職場など特定の連絡先からの着信だけ許可したり、同じ番号から短時間に2回以上かかってきた場合(繰り返し着信)を緊急とみなして通知する設定が可能です。

特定の連絡先を例外として設定する方法

  1. 設定 → 音 → おやすみモードを開く
  2. 「例外」または「許可するコンテンツ」をタップ
  3. 「電話」をタップ
  4. 「連絡先から」を選択し、許可する連絡先グループ(「スター付きの連絡先」「全員」「連絡先のみ」など)を選ぶ
  5. 特定の個人だけを指定したい場合は「特定の連絡先」から個別に追加する

繰り返し着信の許可設定

繰り返し着信とは、15分以内に同じ番号から2回以上着信があった場合に緊急とみなして通知を許可する機能です。家族が緊急連絡を試みている状況をカバーできます。

  1. 設定 → 音 → おやすみモード → 例外を開く
  2. 「繰り返しの電話を許可」のスイッチをオンにする

アラームを例外として残す設定

おやすみモード中でもアラームは鳴るように設定できます(多くの機種でデフォルトはオン)。もしアラームも鳴らなくなった場合は、例外設定の「アラーム」がオフになっていないか確認してください。

集中モードとおやすみモードの違い

Android 9以降で導入された「集中モード(Digital Wellbeingの機能)」は、おやすみモードとよく混同されますが、目的と制御の粒度が異なります。

機能 おやすみモード 集中モード
主な目的 就寝・会議中の通知遮断 特定アプリへのアクセス制限
制御対象 音・バイブ・通知全般 選択したアプリのみ
アプリの起動制限 なし(アプリは使える) あり(アプリをグレーアウト・使用不可に)
スケジュール あり(時刻・曜日指定) あり(時刻・曜日指定)
向いているシーン 就寝・映画鑑賞・会議 勉強・仕事・SNS依存対策

簡単にまとめると、「通知音を鳴らしたくない時間帯」にはおやすみモード、「特定のアプリを使いたくない時間帯」には集中モードが適しています。両方を組み合わせて活用することも可能です。

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おやすみモードの活用シーン

就寝時間帯の設定(毎日自動)

夜22時〜翌朝7時のスケジュールを設定しておくと、毎晩自動でおやすみモードに入り、朝7時に自動解除されます。アラームだけは例外で鳴るように設定し、家族からの電話は繰り返し着信を許可しておくと、緊急時も安心です。

会議・授業中の設定

カレンダーアプリのイベント連動設定(Googleカレンダーのイベント中に自動起動)を使えば、会議・授業の予定時間だけ自動でおやすみモードになります。会議終了後は自動解除されるため、解除し忘れの心配がありません。

映画・コンサート鑑賞中

映画館やコンサートなど、静粛が求められる場所では手動でおやすみモードをオンにするのが確実です。クイック設定パネルから1タップでオン・オフできます。

ドライブ中の設定

運転中にスマートフォンの通知に気を取られるのは危険です。ドライブ中はおやすみモードをオンにして、ナビアプリの音声案内だけは聞こえるように「メディア音は例外」の設定をしておくと安全かつ快適に運転できます。

おやすみモードが機能しない場合の対処法

スケジュールが自動起動しない場合

  • バッテリー最適化を確認: 省電力モードがオンの場合、バックグラウンドのスケジュール処理が制限されることがある。設定 → バッテリー → 省電力モードがオフか確認
  • 曜日設定を確認: スケジュールで対象曜日が正しく選択されているか再確認
  • 端末の日時設定を確認: 時刻が正しく設定されているか、タイムゾーンが正しいか確認

おやすみモード中もアラームが鳴らない場合

  • 設定 → 音 → おやすみモード → 例外 → 「アラーム」がオンになっているか確認
  • 時計アプリのアラーム設定で音量がゼロになっていないか確認

おやすみモードが勝手に解除される場合

  • スケジュールの終了時刻が予想より早い設定になっていないか確認
  • 「カレンダーイベント終了後に解除」が有効になっている場合、カレンダーの予定終了時刻に連動して解除される

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よくある質問

Q. おやすみモード中にLINEの通知は届きますか?

A. デフォルト設定ではLINEの通知音はミュートされます。どうしてもLINEだけは通知を受け取りたい場合は、例外設定の「アプリ」からLINEを許可リストに追加することで、おやすみモード中でもLINEの通知を受け取れるようになります。

Q. おやすみモードとマナーモード(バイブ)の違いは何ですか?

A. マナーモード(バイブ)は音を消してバイブに切り替えるモードです。おやすみモードはバイブも含めた通知全体を制御でき、スケジュール・例外設定など細かなカスタマイズが可能です。就寝中など完全に通知を遮断したい場合はおやすみモードが適しています。

Q. 複数のスケジュールを設定できますか?

A. はい。「平日夜22時〜翌7時」と「土日の昼間12時〜15時」など、複数のスケジュールを同時に設定できます。スケジュール一覧画面で「スケジュールを追加」を繰り返すことで複数登録が可能です。

Q. おやすみモード中に緊急速報(Jアラート)は届きますか?

A. 緊急速報・Jアラートなどの緊急通報はおやすみモードの設定に関わらず最大音量で通知されます。これはAndroidのシステムレベルで保護されている通知であり、ユーザーがオフにすることはできません。

Q. Google Pixel以外の機種でもスケジュール設定はできますか?

A. はい。Samsung Galaxy・SHARP AQUOS・Sony Xperia・OPPO・Xiaomiなど主要なAndroid機種はいずれもおやすみモードのスケジュール設定に対応しています。メニューの場所や名称が機種によって異なりますが、設定 → 通知 またはサウンド関連の設定から「おやすみモード」「Do Not Disturb」を探してください。

まとめ

Androidのおやすみモードをスケジュール設定しておけば、就寝中・会議中・映画鑑賞中など通知を遮断したいシーンで毎回手動操作する手間が省けます。特定の連絡先や繰り返し着信の例外設定を組み合わせることで、本当に重要な連絡だけは受け取りながら、それ以外の通知音から解放される快適な環境を作れます。

集中モードとの違いを理解して適切に使い分けることも大切です。通知音を止めたい場合はおやすみモード、特定アプリを使えなくしたい場合は集中モードと覚えておきましょう。両方のスケジュールを組み合わせれば、デジタルデトックスにも効果的です。

まずは就寝時間帯のスケジュール設定から試してみてください。毎晩自動でミュートになる快適さを一度体験すると、手放せなくなるはずです。