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生産終了が惜しまれるAppleの純正ルーターAirMacExtremeとは

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2.4GHz帯は、電子レンジ、コードレス電話やBloutooth等の様々な電子機器で使われており、相当混雑している電波帯です。Wi-fi接続が頻繁に切れたり不安定となったりする場合は、5GHz帯の利用をお勧めします。次にAirMac Extremeで5GHz帯を使う場合の設定方法を説明します。

AirMacユーティリティを起動させ、AirMac Extremeの設定編集から、「ワイヤレス」-「ワイヤレスオプション」
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と進むと、ワイヤレスオプション設定画面が表示されます。

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ここで、「5GHz ネットワーク名」を入力し、左側にチェックを入れるだけで完了です。5GHzのSSIDを作成したら、併せて、Wi-Fi 接続の優先度も変更しておきましょう。手順は、[環境設定]ー[ネットワーク]と進み、 Wi-Fi に表示される「使ったことのあるネットワーク」に表示される5GHz用のSSIDを最上位へドラッグし接続の優先度を上げておきましょう。

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AirMac ファミリー製品

AirMacファミリー製品としては、AirMac Extremeの他に、AirMac Express、AirMac Time Capsuleがあります。利用目的、予算に応じて自分に適したAirMac環境を構築しましょう。また、順次拡張していくことも可能です。

AirMacファミリーを比較する

AirMac Express

一番価格が安い製品となるのがAirMac Expressです。AirMac Extremeと一緒に使うことにより、Wi-Fi電波が弱い場所への利用範囲を拡大させることができます。また、外部スピーカーを接続することにより、MacやiOSデバイスからiTunesの音楽をワイヤレスでストリーミングすることができます。AirMac Expressは、単独で利用してもAirMac Extremeと同様なWiFi環境を構築できますが、組み合わせて使うことによりより多機能なWi-Fi環境を楽しむことができます。

AirMac Extremeとの違いを次に列記します。
・USBポートは、USBプリンタ専用となります
・Ethernetポートは、10/100BASE-T対応のポートです
・規格は802.11nで最大データ転送速度は300Mbps(AirMac Extreme では、802.11acで最大データ転送速度は1.3Gbpsと高速です)
・でも価格は約半分です

AirMac Time Capsule

Mac OS XのTime Machineに連動するワイヤレスハードドライブですが、AirMac Extremeと同様にデュアルバンドのWi-Fiベースステーションとしても利用することができます。製品としては、AirMac ExtremeにTime Machine用のハードドライブが付属している製品であると考えても良いでしょう。

AirMac Time Capsuleでも、ハードドライブとプリンタをUSBで接続してネットワーク上共有することができます。設定方法もAirMacユーティリティを使います。このように、Wi-Fiベースステーションの機能としてはAirMac Time Capsuleと比べて不足するものはありません。もちろん、Time Machine機能としては、ワイヤレスでMacのデータを自動バックアップすることができます。

AirMac Extremeが繋がりづらくなったら「Linksys」がおすすめ

「AirMac Extreme」を利用したネットワーク環境に不具合が生じ始めたら、異なるWi-fiルーターの利用を検討しましょう。

Linksysは「AirMac Extreme」の後継製品とも言われている最新型の次世代メッシュWi-fiルーターで、Apple公式のApple Storeでも販売しています。形状は「AirMac Extreme」よりも少し大きいものの非常に似ており、これまで「AirMac Extreme」を利用していた方でも違和感なく設置することができるでしょう。

上部がメッシュ上になっていますが、これはあらゆる間取りに対応して自在にWi-fiネットワーク環境を構築する接続範囲を調整するためのものです。通常のWi-fiルーターだと接続範囲が限定されていて、ルーターから遠い場所だと繋がりにくくなる傾向がありましたが、「Linksys」の商品であればその心配はありません。

最新モデルであればWifi6の通信規格にも対応していますので、超高速のネットワーク環境を自宅に用意することができます。

リモートワークなどで以前よりも自宅の通信環境の重要性が増した方は、ぜひ一度商品の詳細を確認してみてください。

2022年に購入するなら「LINKSYS MX5300」

「LINKSYS MX5300」は現時点での最新モデルであり、Wi-Fi6に対応しているメッシュWi-fiルーターです。

最大250台まで接続可能なキャパシティを保有し、さらに通信範囲も190平方メートルまで対応可能となっています。

広い家屋で使用するのにも適しており、ビジネスシーンにおいても有効活用できそうです。

まとめ

Apple社純正のWi-FiルーターのAirMacシリーズ。残念ながら既に製造中止となっているため、購入する場合は中古品となります。

iPhone、iPad、iPod Touchからも数回のタップで簡単にワイヤレス接続が可能という簡単接続で、人気となった製品です。デザイン性の高さもApple社ならではといえるでしょう。

もちろん、WindowsパソコンからのWi-Fi接続も他のルーター製品と同様に接続することができます。ハードの販売は終了していますが、サポートは継続しています。AirMacユーティリティは、ルーター機能だけでなく、付属機能としてWi-Fiの電波状況を調べることもできます。iPhoneで通信状況が良くない場合に、AirMacユーティリティを使って、通信速度のチェックをするのも良いのではないでしょうか?

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