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悪天候でテレビが映らない?アンテナレベルの確認と調整方法

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地デジのアンテナレベルを確認する方法
地デジのアンテナレベルを確認する方法

テレビで地デジの番組を視聴している時に、うまく映らなかったり、画面に四角い箱のようなものがたくさん表示されたりすることがあります。これは、たいていの場合には、アンテナレベルと呼ばれる、地デジアンテナの受信電波の強さが弱すぎたり、電波の受信環境が悪いために電波にノイズ(雑音)が混ざっているために起こります。電波の受信状況は、雨や雪などによっても悪化するので、天候が良くなると電波状態が改善されることもあるようです。

天候が悪いために受信状態が悪い時には、降雨対応放送に切り替わることもあり、それも受信できなくなると映らなくなってしまいます。ここでは、受信状態が悪いと感じたときに、アンテナレベルの状況を確認する方法を紹介していきましょう。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

地デジの映像が乱れる原因は、多くの場合、アンテナレベルが低いことです。この記事では、テレビのリモコンを使って簡単にアンテナレベルを確認する方法が説明されています。アンテナレベルが44以上であれば問題なく視聴できますが、それ以下の場合は接続不良やアンテナの向きが影響している可能性があります。また、雨や雪などの悪天候も電波に影響を与えるため、天候が回復するまで様子を見ることも必要です。接続や機器の確認、ブースターの使用などもアンテナレベル改善の手段です。

アンテナレベルとは?

アンテナレベルとは?
アンテナレベルとは?

アンテナレベルは、地上デジタル放送および、BSやCSなどの放送電波を受信する電波の強度をあらわしたもので、一定レベル以上の電波が受信できれば視聴が可能になっています。最大レベルは72となっていますが、50以上のレベルであれば特に問題なく視聴できるでしょう。

リモコンのホームボタンを押すと、「設定」の項目があるので、その中の「受信設定」などの項目の中に、受信レベル確認をする項目があります。

問題ないかどうかは、レベルの下の色で判断

受信レベルの下に表示されている赤・黄・緑のバーがありますが、これが受信状況を表示しています。

  • 緑のライン:快適な電波状況で、問題なく視聴できます
  • 黄色のライン:やや電波状況が悪いようですが、視聴はできるレベル
  • 赤のライン:E201やE202といったエラーが出ます。何らかの形で電波の受信状況が悪くなっていると考えられる

正常に地デジを視聴できる受信レベルは「44」以上です。

また、BSやCS放送の場合は「50」以上を目標として受信レベルを改善していきましょう。

E201、E202が表示される意味

E201、E202などのエラーがディスプレイに表示される場合は、放送を受信できるアンテナレベルより電波の値が低いということを意味しています。

アンテナレベルが0なのであれば、そもそもの接続に何かしらの不良があると考えられ、またアンテナレベルが基準値に満たない場合は、アンテナの向きや周辺の住環境に問題があると考えられます。エラーの意味を理解して原因をすぐに見極められるようにしましょう。

アンテナレベルが低くなってしまう原因

アンテナレベルが低くなってしまっている原因には様々なものがありますが、主に「接続不良」、「周辺の住宅環境の変化」、「設定方法の誤り」に分けられます。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

接続不良によるアンテナレベルの低下

アンテナからテレビ等の端末機器までの接続に問題があると、アンテナレベルが極端に下がってしまう場合があります。アンテナレベルが低い場合には、まず接続に問題がないか確認をしてみましょう。下記の項目をチェックしてみることが大切です。

  • アンテナからテレビまでを繋ぐケーブルが外れていないか
  • テレビに差し込むケーブル端子の場所が間違っていないか
  • テレビに差し込むケーブル端子内部の芯が曲がってしまっていないか
  • 地デジブースターを使用している場合、その電源が入っているか

いつもテレビが問題なく視聴できていたにも関わらず、突然アンテナレベルが下がり視聴できなくなった場合は、まずは上記の点を確認してみるようにしましょう。掃除やテレビの移動、引越しなどの作業時に上記のような原因が発生する場合がありますので、まずはこの点を確認してみることをおすすめします。

周辺の住宅環境の変化によるアンテナレベルの低下

周辺の住宅環境に変化があった場合、アンテナレベルが低下する場合があります。地デジ放送も電波で送信されているため、近隣に電波の受信を妨害する大きなビルや建築されたり、大きな木が植林されたりした場合、それまで受信できていた電波が受信できず、アンテナレベルが下がる場合があります。

また、雨や曇りの日などは電波が一時的に届きにくくこともあるため、天候が悪い日はそれが原因でアンテナレベルが下がってしまう場合もあります。強風の日の後はアンテナの方向が変わってしまい、正常に電波を受信できなくなっている場合もあるので、天候が荒れた翌日に地デジが視聴できない場合は、アンテナもチェックするようにしましょう。

設定方法の誤りによるアンテナレベルの低下

また、地デジ受信の設定方法に誤りがある場合もアンテナレベルが低くなる場合があります。これは、引越しなどで遠方に移動し、住所設定を変更しない場合、元の地域の放送局から電波を受信しようとすることで起こる問題です。

引越しをした場合はテレビのリモコンから登録住所を変更するようにしましょう

アンテナレベルを改善するには?

アンテナレベルを改善する方法としては、まず接続機器の状況を確認する方法があります。ついさっきまで見れていたという場合でも、接続している部分が抜けてしまったり、断線したりしていることも考えられるので、接続状況を確認することで改善できるケースは意外に多いものです。

別の部屋のテレビのアンテナと連動していたために、テレビのコンセントを抜いた拍子に観れなくなってしまったということもあるので、なるべく視聴できていた環境に戻すことを考えると原因がわかりやすくなります。

電源や端子の接続を確認する

アンテナレベルが下がってしまった場合には、アンテナからテレビやBDレコーダーなどへの接続が悪い可能性があります。

接続している電源や端子を一度抜いて接続し直し、その上でテレビなどの電源を入れ直してみてください

接続の問題が原因である場合には、この方法で元のアンテナレベルに復帰することができます。

特に問題が見られない場合は、天候の回復を待つ

接続機器に問題が見られない場合で、悪天候である場合には、天候の回復を待つのも一つの方法です。天気が良くなっても視聴できない場合は、断線や受信機器の故障などが考えられるので、業者に問い合わせるか、断線箇所がはっきりしていれば交換するなどして対処しましょう。

機器を確認する

また、アンテナの向きを調整したり、地デジ用ブースターを使用して電波を増幅させることで解決する場合もあります。接続に問題がなく、天候が良い日でもアンテナレベルが低いままの場合は、機器自体を改善する方法を試してみましょう

自分でより正確なアンテナレベルを把握したい場合は、アンテナレベルの測定器を試してみることもオススメです。AmazonなどのECサイトでも1,000円程度で購入できるため、アンテナレベルの低下が頻繁に起きる場合は、マイ測定器を一つ準備しておくのも良いかもしれません。

テレビのアンテナレベルが低下する原因としては、何らかの形でアンテナの受信状況が悪くなっていることが考えられますが、接続機器の線が外れてしまったり、接触不良を起こしていたりするなど、なんでもない原因で視聴ができないことも多くあります。

掃除などの時にコードをひっかけてしまったり、断線してしまうといったこともあるようです。稀に電波の発信所との間にビルが建つなどして受信状況が悪くなるということもあるので、発信所の位置を把握しておくのも重要になってきます。

最新のアンテナ技術と受信機器のアップデート

4K/8K放送対応のアンテナ導入の重要性

地デジだけでなく、最近では4K/8K放送も視聴できる環境が整ってきました。これに伴い、従来のアンテナでは十分な性能が発揮できないことがあります。特に、電波の受信状況が不安定な地域では、4K/8K対応のアンテナブースターが非常に効果的です。

例えば、**日本アンテナの「4K8K対応UHF・BS・CS用ブースター」**は、地デジだけでなく、衛星放送の受信レベルも強化できる機器です。最新技術のアンテナを導入することで、受信レベルの低下を防ぎ、快適なテレビ視聴を実現できます。

ブースターを使って電波を強化

電波が弱い地域や高層ビルの陰になる場所に住んでいる場合、アンテナに地デジブースターを取り付けることで、受信レベルを改善することができます。ブースターは電波を増幅するため、家の中でも安定してテレビが視聴できるようになります。

特に4K/8K放送を視聴したい場合は、高性能なブースターを使って信号を強化することが推奨されます。地デジに対応したブースターを導入しておくと、将来的な放送技術の進化にも対応できます。


よくあるエラーとその対策

E203エラーとは?

E203エラーは、受信信号はあるものの、特定のチャンネルが視聴できない場合に発生することがあります。これは、チャンネルの放送が一時停止しているか、信号が極端に弱いことが原因です。このエラーが表示された場合、以下の対処法を試してみてください。

  • チャンネルスキャン:再度チャンネルの自動スキャンを行い、信号を受信できるか確認。
  • 別のチャンネルを試す:特定のチャンネルに問題がある場合、他のチャンネルが正常に映るか確認。
  • 時間を置く:一時的な放送停止や信号の不安定さが原因の場合、時間をおいてから再度確認する。

「アンテナレベル0」になる原因と対策

アンテナレベルが0の場合は、まず物理的な問題が疑われます。具体的には、ケーブルの断線やアンテナの向きのズレ、接続部分の不具合などが考えられます。

  • ケーブルの確認:ケーブルの断線がないか、コネクタがしっかり接続されているか確認してください。
  • アンテナの向き調整:アンテナが強風や雪によってずれていることがあります。正確な方向に調整し直すことで、受信状態が改善される可能性があります。
  • ブースターの確認:ブースターを使用している場合は、電源が入っているか、機器が正しく機能しているか確認してください。

アンテナ設置業者の選び方

自分で対処できない場合、専門業者にアンテナ設置や修理を依頼する必要があります。しかし、多くの業者が存在する中で、どの業者を選ぶか迷うこともあります。

業者選びのポイント

  • 口コミや評判:インターネットのレビューサイトや地域の評判を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
  • 料金の透明性:作業にかかる費用が明確に提示されている業者を選ぶと、後からの追加料金に悩まされることが少なくなります。
  • 迅速な対応:受信トラブルは早急に解決したいものです。問い合わせた際の対応が迅速な業者は信頼できます。

よくある質問とその回答

  1. Q: テレビの映像が急に乱れて見られなくなりました。どうすればいいですか?
    • A: まず、テレビのアンテナレベルを確認してください。リモコンの「設定」から「受信設定」に入り、受信レベルが正常かどうか確認します。接続が外れている可能性もあるので、アンテナケーブルがしっかり接続されているか確認してください。また、悪天候の場合は、天気が回復するまで待つことも一つの方法です。
  2. Q: E201やE202と表示され、テレビが映りません。これは何ですか?
    • A: E201やE202エラーは、アンテナレベルが低すぎて放送電波を受信できていない状態を意味します。まず、接続状況を確認し、アンテナの向きやケーブルの状態も確認してください。必要に応じてアンテナを再調整するか、地デジブースターを使用して電波を増幅することも有効です。
  3. Q: アンテナレベルはどれくらいあれば良いですか?
    • A: 通常、地デジ放送を安定して視聴するためにはアンテナレベルが44以上必要です。BSやCS放送の場合は50以上が目安となります。受信レベルが低い場合は、接続やアンテナの向きを確認し、場合によってはアンテナや機器の再設定を行ってください。
  4. Q: アンテナの設置場所や向きに問題があるかもしれません。自分で直せますか?
    • A: アンテナの向きを微調整することで改善できる場合もあります。ただし、高所に設置されている場合や専門的な知識が必要な場合は、無理せず専門業者に依頼することをお勧めします。また、地デジ用のブースターを使用することで、電波状況を改善することが可能です。
  5. Q: 悪天候時にテレビの映像が乱れるのですが、どうすれば良いですか?
    • A: 悪天候(雨、雪、強風など)により電波状況が悪化することがあります。こうした場合は、天候が回復するまで待つのが最も簡単な対処法です。悪天候後も映像が回復しない場合は、アンテナの向きやケーブルの接続を確認し、必要に応じてアンテナを再調整するか、専門業者に連絡してください。

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