※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
Excelで、数値・日付・時刻の「見た目」を自由に指定できる書式設定。実際の値は変えずに表示だけを変える。桁区切り・単位・色分け・24時間超の時間表示などに使う。
詳しい解説
ユーザー定義の表示形式(書式コード)は、Excelのセルに入っている値そのものは変えずに、画面や印刷での「見せ方」だけを自由に指定する機能です。セルの書式設定(Ctrl+1)→「表示形式」→「ユーザー定義」から、書式コードを入力して設定します。
書式コードの基本記号は次のとおりです。「0」は数字1桁(値が無くても0を表示)、「#」は数字1桁(値が無ければ何も表示しない)、「,」は3桁区切り、「.」は小数点です。たとえば「#,##0」とすると「1000」が「1,000」と表示され、「#,##0円」とすれば「1,000円」になります。末尾にカンマを置くと1000分の1で表示でき、「#,##0,」は千円単位、「#,##0,,」は百万円単位の表示になります。
書式コードはセミコロンで区切って「正の数;負の数;ゼロ;文字列」の4つを別々に指定できます。たとえば「#,##0;[赤]-#,##0」とすると、負の数だけ赤字のマイナス表記にできます。日付では「yyyy年m月d日(aaa)」で曜日付き、時刻では「[h]:mm」で24時間を超える累計時間を表示できます。
重要なのは、これがあくまで「表示」であって「値」ではない点です。千円単位で「1,500」と表示していても、セルの実際の値は1,500,000のままなので、計算には元の値が使われます。見た目と実体が異なることを理解しておくと、集計結果のズレや「見えている数字で計算したのに合わない」といった混乱を避けられます。
経営会議の資料で、売上「152400000」をそのまま載せると桁が読みにくい――という場面を想像してください。セルの書式設定でユーザー定義に「#,##0,,"百万円"」と入力すれば、値は152,400,000のまま、表示だけ「152百万円」に変わります。グラフや合計も元の正確な値で計算されるので、見やすさと正確さを両立できます。表示形式は値を丸めて保存するわけではない、と覚えておくのがポイントです。
別の呼び方
カスタム書式
表示形式 ユーザー定義
Custom Number Format
minto.tech スマホ(iPhone/Android)・パソコン(Windows/Mac)・Office・Wi-Fi・AIツールの「できない」「困った」を解決する実用ガイド。トラブル対処法とノウハウが満載のお助けサイトです。