※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
スマホを持ってると必ず気になるのが通信量。MVNO(大手キャリアから通信回線を借りてサービスを提供する会社)・キャリアを問わず使った分だけ料金は高くなるので、できれば抑えたいところです。そこで今回は、通信量の中でも単位として用いられるGB(ギガバイト)に注目。1GBでどのくらいのことができるのか、アプリや使い方別に紹介します。加えて通信量を抑えるコツも解説。
「気づいたら速度制限がかかった」「支払い費用が異様に高い」などのトラブルに遭わないよう知識を身につけてください。
この記事のまとめ
この記事のまとめ
1GBってどれくらいの使用量?
1GBはMBの上位となる単位で1000MBとイコールの関係にあります(1GB=1000MB)。厳密には1024MBが1GBと言われますが、今回はわかりやすく1000MBで表記。
それでは1GBの通信量とはどのくらいなのか、今回はYoutube・LINE・メールなど、普段利用するサービスごとに換算してみました。
LINE
インターネット通信で友人とコミュニケーションが取れる人気アプリ、「LINE」のデータ通信量を1GBでどれくらいの時間利用できるか?は以下の通りです。
- トーク:送信1回あたり約0.002MB(2KB)、1GBあたり約50万回
- 音声通話:1分間あたり約0.3MB、1GBあたり約55時間
- ビデオ通話:1分間あたり約5MB、1GBあたり約3.25時間
なお、友人同士でトークする際は1個のメッセージが長文であったり、スタンプを使うことも多いでしょう。スタンプを含めると、1GBあたり約20~40万回と言われています。動画や写真なら更に通信量を消費しますので注意しましょう。
YouTube
Googleが運営する動画投稿サイト「YouTube」を利用する際は、閲覧する動画の秒数や解像度によってデータ使用量が異なります。画質設定によって1GBでどれくらい視聴できるか異なってきます。
- 144p(超低画質):1分間で約2MB、1GBあたり約8時間30分
- 240p(低画質):1分間で約2.8MB、1GBあたり約5時間30分
- 360p(標準画質):1分間で約5.4MB、1GBあたり約3時間分
- 480p(中画質):1分間で約10.2MB、1GBあたり約1時間30分
- 720p(高画質):1分間で約17.8MB、1GBあたり約50分
- 1080p(超高画質):1分間で約34.2MB、1GBあたり約30分
ほかにも2160Pの4K画質、4320Pの8K画質があるものの、1GBの通信量で運用すると考えたら1日15分の利用で1ヶ月持たせられる超低画質になってしまいます。
ただ、240P以下は本当に画質が悪いので、音声さえ聞ければ問題ないという方におすすめします。
Instagramは画像が中心のサービスであるため、通信量の消費が通常のWebサイトよりも多いです。1GBでどれくらい閲覧できるでしょうか?
Instagramの公式アプリを利用した場合、写真を見ながら「いいね」をつけることを5分程度おこなって、平均50MB程度消費するすると考えると良いでしょう。1GB到達には約1.3時間。インスタを始めるとあれもこれも見ちゃいますし、通勤時間の暇つぶしで毎日30分続けていたら、ひと月で約12GBも使ってしまうこととなります。
写真だけでなく、動画を再生したり、表示させる画像枚数が平均よりも多い場合には、より短時間で1GBを使い切ってしまいます。
Webサイト閲覧
Webサイト閲覧は、パソコンやスマホ、また閲覧するWebサイトによってデータ使用量が変わってきます。
- パソコン(Yahooトップページ):約220KB、1GBあたり約4,654回
- スマホ(Yahooトップページ):約230KB、1GBあたり約4,338回
Webサイト閲覧は、ページの文字数や画像の有無で通信量が大きく変動します。
メール
YahooメールやGmailなどで、300文字程度のテキストメールを送信する際のデータ使用量は次のとおりです。
- パソコン:約5KB、1GBあたり約204,800通
- スマホ:約5KB、1GBあたり約204,800通
実際には、画像や資料を添付することも多いですよね。写真が高画質であればあるほど、資料の枚数が多ければ多いほど通信料は高くなります。
Google Maps
Google Mapsで現在地を表示した後に拡大をした際のデータ使用量は以下のとおりです。閲覧する場所によって使用量が大きく異なります。また、地図の拡大・縮小をおこなうことも通信料に影響します。
- パソコン(東京23区内):約1.2MB、1GBあたり約833回
- スマホ(東京23区内):約730KB、1GBあたり約1,398回
これを見るとGoogle Mapsのナビ機能は更に通信量を要するのではないかと思いますが、実際そうではありません。ナビ機能は1時間でだいたい3MB程度の通信量が発生。1GBであれば333時間利用できる計算になるので、十分に活用可能です。
ゲーム
ゲームの場合は、ゲームの種類や遊び方によってデータ使用量が変わってきます。
- ポケモンGO:1時間あたり約10MB、1GBあたり約100時間
- パズル&ドラコンズ:10分間あたり約200KB、1GBあたり約833時間
ゲームはオフラインメインで遊ぶか、オンラインかによっても大きく変わるほか、初期のインストールまで通信量に含めるかでも変動します。インストールだけで1GBを消費する場合もあるので、気をつけてください。
1ヵ月を1GBで過ごすコツ7つ
1GBの通信量で1ヶ月過ごすというのは、スマホを毎日利用するなら至難の技です。とはいえ1日の通信量を限りなく減らすことで、達成するのは不可能ではありません。そこで今回は、1GBがどれくらいかをふまえた上で、通信量を抑えて1ヶ月1GBで乗り切るコツについて解説します。
1.動画は極力低画質で
1GBの制限で動画を見るのは中々の愚行。1番よいのは動画を見ないことですが、それでも見たいという場合は極力低画質で見るのが重要です。動画配信・投稿サービスは現在たくさんありますが、よく知られているのは「Youtube」「ニコニコ動画」「ツイキャス」「Openrec」ほか色々。
この中でもYoutubeは画質選択機能があり、最低画質の144Pを選ぶことで1ヶ月10時間超見られます。ツイキャスなら音声のみの配信も対応しているため、ラジオ感覚で使えるかもしれません。
このように動画を閲覧する場合は、なるべく画質を選べるサービスのみ利用し、低画質に設定してください。
次ページ:2.アプリのバックグラウンド更新をオフ
1 2