作成したWindowsサービスを完全に削除する方法

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作成したWindowsサービスを削除するにはどうすればいいでしょう。Windowsサービスを作成すると、本体のプログラム以外に、レジストリのキーなどが登録されます。

すべてを一つ一つ元の戻すのは大変ですし、WindowsサービスはWindowsシステム全体に影響を与えますので、間違えた時にはWindowsそのものが不安定になりかねません。本記事ではWindowsサービスを削除する方法を見ていきます。

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Windowsサービスを削除する必要がある場合

アプリケーションのアンインストール時に不具合があり、Windowsサービスに削除したアプリケーションが残ってしまう場合があります。この場合、そのまま残しておくと長期的に不具合の原因になる可能性があるため、Windowsサービスから削除することを検討してみても良いかもしれません。

また、Windowsに複数のApacheをインストールして、その動作が不安定になってしまった場合などはWindowsサービスに登録されているApacheの起動情報を削除してやり直すことが必要になる場合もあります。

基本的にはWindowsサービスを手動で削除することはエラーや不具合の原因にもなりえますので避けた方が良いのですが、上記の様に既に不具合がありWindowsサービスを削除することで解決する可能性がある場合などは、慎重に手続きを進めていきましょう。

1.Windowsサービスを削除する

Windowsサービスは、通常アプリケーションプログラムなどと一緒にインストールされます。そして、アプリケーションプログラムなどをアンインストールするときに同時に削除されます。

アプリケーションを残したままWindowsサービスだけ削除したり、本来必要なWindowsサービスを誤って削除したりするとWindowsの不具合につながりかねません。

基本的にはWindowsサービスだけ手動で削除するというのは、イレギュラーな操作だということを認識する必要があります。

とはいっても、作成したWindowsサービスを削除する場合や、アプリケーションのアンインストールがうまくいかなかった場合や、悪意あるプログラムによってインストールされたWindowsサービスは手動で削除する必要があります。

2.Windowsサービス名を調べる

Windowsサービスを削除するには「サービス名」が必要です。

サービス名は「サービス管理ツール」で調べます。

「コントロールパネル」の「コントロールパネルの検索」窓に「サービス」を入力して検索します。

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表示されたリストから「管理ツール」をクリックします。

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「サービス管理ツール」ウィンドウが開きますので、削除したいサービスで右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択します。

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表示された「プロパティ」ウィンドウに「サービス名」が表示されます。この時サービス名を正確に打ち込むことが必要です。コピーアンドペーストでも大丈夫ですので、「プロパティ」ウィンドウは閉じずにそのまま進めます。

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3.Windowsサービスを完全に削除する

Windowsサービスを完全に削除するには、管理者権限での「コマンドプロンプト」の操作が必要です。

Windowsサービスに関するコマンドとして「SC」コマンドが用意されています。Windowsサービスを削除するための書式は「sc delete サービス名」となります。

管理者権限で「コマンドプロンプト」を開く方法は、Windowsのバージョンによって少し異なります。

Windows10の場合は「Windows」キーを押してスタート画面を表示させるか、「WebとWindowsを検索」窓に直接「cmd」と入力して「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押します。

Windows10以外では「ファイル名を指定して実行」の「名前」欄に「cmd」と入力して「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押します。

また、Windows8.1とWindows10ではメニューを変更していなければ、画面右下の「Windows」アイコンを右クリックして、表示されるメニューの中の「コマンドプロンプト(管理者)」でも起動できます。

どの場合でも、「ユーザーアカウント制御」画面が出ますので、「はい」ボタンをクリックします。

管理者として実行されている「コマンドプロンプト」では、上部のウィンドウタイトルが「管理者:コマンドプロンプト」となっています。

表示されたプロンプトで「sc delete サービス名」を入力します。ここで「サービス名」をコピーアンドペーストで入力する場合は、「sc delete 」とスペースまで入力して、点滅しているアンダーバー(カーソル)部分で右クリックして「貼り付け」を選択します。

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下記のように表示されたら削除成功です。

[SC] DeleteService SUCCESS

Windowsは、普段コマンドラインを隠していますが、実際にはまだまだ裏でコマンドが活躍しています。特に基本部分ではまだまだコマンドでの操作が必要となります。

Windowsサービスも、ユーザーがログインしていなくても、Windows起動と同時に実行されているプログラムですので、ユーザーが画面を見ながら対応するといったGUI(Graphical User Interface)では管理しにくくなります。

Windowsの管理では、まだまだコマンドプロンプトを利用する必要がありますので、コマンドプロンプトの操作にも慣れる必要があると考えられます。

Windowsサービスを削除する方法のまとめ

Windowsサービスは基本的には手動で削除することは避けた方が賢明です。しかし、Windowsサービスに登録されていること自体が不具合の原因になっている場合は、バックアップ等をとって何かあった時に復元できるようにしておきながら、慎重にWindowsサービスを削除するこも検討することが必要です。

通常操作することが少ないことかと思いますので、本記事を参考にしながら、ステップバイステップで慎重に削除の手続きをしてみてください。

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