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WindowsLiveメールにアカウントとメールを新規設定する方法

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WindowsLiveメールの使い方

WindowsLiveメールはMicrosoft社が開発したWindows用のメールクライアントソフトです。Windows Essentials 2012に含まれていましたが、2017年1月17日にサポートが終了しています。すでにインストール済みであれば継続利用は可能となっています。

Windows7まではメーカーのパソコンに標準でインストールされていることが多く、あまり設定をしなくても利用することができました。また、Liveメールはもちろん、GmailやYahoo!メールなど、さまざまな電子メールに対応しており、非常に使い勝手が良いことから、個人のユーザーはもちろん、法人でも数多くのユーザーに利用されてきました。

しかし、Windows8/8.1/10では「メール」というアプリがWindowsの標準メールクライアントソフトになり、WindowsLiveメールは標準のメールクライアントソフトではなくなりました。そのため、WindowsLiveメールを使いたい場合は後で自分でインストールをしなければならなくなりました。

新しい標準ソフトの「メール」は使い勝手が全く違うので、新しいWindowsでもWindowsLiveメールを使いたい、という方は多いと思います。そこで今回は「WindowsLiveメール」の新規設定の方法や設定の変更・削除方法など、WindowsLiveメールの使い方を詳しく解説します。

LiveMail新規設定する

まだWindowsLiveメールをお持ちの場合は、便利に使うことができます。ただし、サポートは終了していますので、その点は注意しておきましょう。

ここでは、新たにWindowsLiveメールを自分のパソコンにインストールし、アカウントとメールアドレスを新規設定する方法を説明します。

新規設定の流れ

新規設定は、大きく分けて次のような流れで行います。

1.WindowsLiveメールのダウンロードおよびインストール(ダウンロードは終了しています)
2.アカウントの新規設定
3.メール受信テスト
4.メール設定の確認

それでは、順番に説明していきます。

WindowsLiveメールのインストール

最初にWindowsLiveメールのダウンロード・インストールを行います。以下のページからWindowsEssentialsをダウンロードします。

Windows Essentialsをダウンロードする

ダウンロードが終わったら、「wlsetup-web.exe」をダブルクリックし、インストーラーを起動します。

なお、WindowsLiveメールを使うには「.NET Framework 3.5」が必要になります。もしインストールしていない場合は「wlsetup-web.exe」を起動した際にアップデートするように指示する画面が出てくるので、それに従ってインストールしてください。もちろん、事前にご自身でインストールすることも可能です。

「wlsetup-web.exe」が起動すると、インストールするプログラムを選択する画面になります。今回はWindowsLiveメールをインストールするので、下側の「インストールする製品の選択」をクリックしてください。

すると、インストールするプログラムを選択できるので、右上の「メール」にチェックを入れてください。チェックが入っていることが確認できたらインストールをクリックして、インストールは終了です。

アカウントの設定

次にアカウントの設定を行います。さきどほインストールしたWindowsLiveメールを起動すると、電子メールアカウントを追加する画面が出てきます。

WindowsLiveメールではWindowsLiveメールアドレスの他にHotmailやGmailなどのアカウントも設定できます。追加したいアカウントのメールアドレス、パスワード、表示名を入力して次へをクリックしてください。メールアドレスとパスワードが正しければそのアカウントが追加されます。

メール受信テスト

アカウントの設定が終わったら、実際にメールを受信できるかテストしてみます。ホームタブをクリックし、左上の電子メッセージをクリックします。すると、メッセージの作成画面になります。そこで、宛先に設定したアカウントのメールアドレスを入力し、そのまま送信します。

問題がなければ「test」という宛名からメールが届きます。これでメール受信テストは終了です。

メール設定の確認

次にメール設定の確認です。まず、設定を確認したいアカウントを選びます。今回は例として「説明用アドレス」というアカウントを使用します。設定を確認したいアカウントを右クリックし、メニューからプロパティを選びます。

すると、そのアカウントのメール設定が確認できます。

メール設定を変更する

ここまでで、アカウントとメールの新規設定が完了しました。このまま使うことももちろんできますが、使っているとどこかで設定を変更したくなることがあります。そこで次はメールの設定を変更する方法を説明します。

変更設定の流れ

メール設定変更は大きく分けて次のような流れで行います。

1.アカウントの選択
2.「全般」での変更
3.「サーバー」での変更
4.「詳細設定」での変更
5.変更後の確認

それでは、順番に説明していきます。

アカウントの選択

まずは設定を変更するアカウントを選択します。アカウントの選択は新規設定の設定の確認と同じく、WindowsLiveメールを起動したホーム画面の左側のアカウント一覧からできます。設定を変えたいアカウント名を右クリックし、プロパティを押します。

設定変更は「全般」「サーバー」「セキュリティ」「詳細設定」「IMAP」の5項目がありますが、ここではよく使われる「全般」「サーバー」「詳細設定」の3項目について説明します。

なお、アカウントがPOP3サーバーを使用する場合はIMAPの項目はありません。

「全般」での変更

全般タブではアカウントの表示名や、ユーザーの名前、アドレスなどアカウントの基本情報を設定できます。他のユーザーからメールが届かなかったり、メールを送信したときの表示名が違う時はこの項目を見直しましょう。

「サーバー」での変更

「サーバー」の項目ではメールを送受信する際のサーバーの設定変更を行えます。多くの場合、アカウントを追加する際にサーバーは自動で設定するようになっているので、この項目を変更することはあまりないとは思いますが、メールの送受信ができないときやサーバーの種類を変更するときはこの項目を見直しましょう。

 

「詳細設定」での変更

「詳細設定」ではサーバーのポート番号やタイムアウトの間隔など、サーバーに関するさらに詳しい設定ができます。

なお、詳細設定はそのメールアカウントが使用するサーバーによって少し項目が異なります。今回の説明用アカウントはIMAPサーバーを使用するので、写真はIMAPサーバーを使用するアカウントの詳細設定画面になっています。POP3の場合も基本的には同じですが、POP3の場合は一番下にメッセージのコピーを置くかどうかの設定が表示されます。

変更後の確認

設定の変更が終わったら、OKを押してプロパティを閉じます。閉じたら、もう一度アカウントを右クリックしてプロパティを選択し、設定が変更されたか確認しましょう。また、受信メールのテストの項目と同様に、自分あてにメールを送ってみて、正常に届くかどうかのテストも行っておきましょう。

メール設定を削除する

WindowsLiveメールを使っていると、いらなくなったアカウントを削除したくなる時があると思います。また、アカウントはもういらないけど、今までのメールは残しておきたいといったこともあると思います。ここでは、メールを残してアカウントだけを残す方法と、メールアカウントの削除方法について説明します。

メールアカウントだけ削除したい

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