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Windowsメディアプレイヤーの基礎知識と活用方法

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最後に、WindowsMediaPlayerが正しく動かない時の対処について説明します。

1.トラブルシューティングを実行

1.コントロールパネルを起動し、「システムとセキュリティ」→「セキュリティとメンテナンス」(Windows7では「全てのコントロールパネル項目」)から、「トラブルシューティング」を開き、右側のメニューで「すべて表示」を選択します。

2.「Windows Media Playerの設定」→「次へ」で、トラブルシューティングが始まります。

3.「この修正を適用します」または「この修正をスキップします」を選択し、「詳細情報の表示」をクリックすると、トラブルシューティングレポートが表示され、問題の箇所がわかります。

2.メディアプレイヤーを再インストールする

Windows Media PlayerはWindowsの機能の一部として扱われているため、再インストールは「Windowsの機能の有効化または無効化」から行います。
【方法】
1.コントロールパネルを起動し、「プログラム」→「プログラムと機能」を開きます。

2.左側のメニューから、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

3.「Windowsの機能」ウインドウが開きますので、下へくだって「メディア機能」ツリーを開き、「Windows Media Player」のチェックを外せばアンインストール完了です。

4.Windowsを再起動します。
5.再起動後、上記1.2.と辿り、3.で先ほど外したチェックを再び入れれば再インストール完了です。

3.最新のメディアプレイヤーにする

1.Windows Media Playperを起動し、「整理」→「オプション」を選択します。

2.「オプション」画面から「プレーヤー」タグを選択し、「自動更新」欄の更新密度を変更します。

3.ネットワークのバッファー処理の値を多くする

ストリーミング再生(ダウンロードしながら動画など再生すること)が途中で止まったりしてうまくいかないときは、「オプション」ウインドウから「パフォーマンス」タブをクリックし、「ネットワークのバッファ処理」を設定します。

バッファ処理時間を長く取るとより多くの容量をダウンロードしてから再生するため、動画が始まるまでの時間は長くなりますが、途中で途切れることは少なくなります。あまり多くしても逆効果ですので、適宜設定してみてください。

4.ビデオの再生設定を変更する

動画の再生がスムーズにいかないときは、「オプション」ウインドウから「パフォーマンス」タグを選択し、「ビデオの再生」欄を設定してみましょう。

「WMVファイルのDirectXビデオアクセラレータを有効にする」にチェックを入れると、状況が改善されることがあります。音飛びがするときは、「フレームを脱落させ音声と映像の同期を保つ」にチェックを入れてみてください。

4.コーデックパックをダウンロードし対策する

コーデックとは、メディアやネットワーク経由でデジタル信号化(暗号化)されたデータをMediaPlayerで再生(復号)する際の「暗号解読ツール」といった感じのものです。

「コーデックが見つかりません」と言ったエラーが出る場合はこの「暗号解読の方法」をMediaPlayerが知らないということになりますので、コーデックパックと呼ばれるものをダウンロードして、MediaPlayerに教え込んでやります。

こちらのサイトから、様々なコーデックパックを入手することができます。導入するにはダウンロードしたファイルを実行します。複数のコーデックを、まとめてインストールできる “ コーデックパック ” の紹介。中にはウイルスの感染源になるような悪質なものもあるようですので、セキュリティソフト等を活用して慎重にご利用ください。

まとめ

Windows Media Playerの基礎知識と活用方法についてご紹介しました。

世の中には様々なメディア再生用アプリがありますが、よほど特殊な用途でない限り、Windows Media Playerで事足ります。以前は何かと使い勝手の悪かったアプリですが、最近はどんどん改善され、対応ファイル形式も増えました。音楽に動画に、ぜひ活用してみてください。

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