Windows10までのWindowsの歴史

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出典:Microsoft Windowsの歴史

Microsoftによると「Windows 10はWindowsの最後のバージョンになる」そうです。この機会に、Windows10までの、主にパソコン用Windowsの歴史を紐解いてみたいと思います。

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1.Windows95発表前

MicrosoftはWindowsの前に、キャラクターベースのOS「MS-DOS(Microsoft Disk Operating System)」を発売していました。MS-DOSの画面は、Windowsのコマンドプロンプトが画面全体に表示されているような画面です。

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この画面でコマンドを打ち込んでプログラムを起動していました。

ところが、Appleから発売された2代目 Macintosh(Macintosh 512K  1984年9月10日発売)では、マウス操作主体のGUI(Graphical User Interface)が実装されていました。MS-DOSでも一部のアプリケーション上ではマウスを接続することも可能でしたが、あくまでも操作の基本はキーボードからの入力でした。そして画面は基本的にハードウェアで対応している文字(キャラクター)ベースの表示でした。

そのため、当時ようやくパーソナルコンピュータで可能となってきた、DTP(Desktop publishing)を実現するには、Macintoshが唯一の選択肢となっていました。Microsoftでも、Macintoshのように、グラフィックベースの画面表示で、マウスで操作できるWindowsの開発が進んでいました。

Windowsの初期バージョンはMS-DOSから起動するMS-DOSの追加製品として提供されていました。MS-DOSから起動していたのです。当初Windowsは市場に受け入れられませんでしたが、1990年発売のWindows3.0あたりから徐々に受け入れられて、Windows3.1で徐々にデファクトスタンダードとしての土台ができてきました。

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2.Windows95発売

1995年11月23日日本語版Windows95が発売されました。それまでMS-DOSとは別製品として追加で購入していたWindowsが統合されて発売されました。発売日に大々的にキャンペーンが行われて、秋葉原などでは午前0時に発売したために、インパクトが大きく、デファクトスタンダードを握ることとなりました。

Windows95では、それまでサードパーティ製品に頼っていたネットワーク機能を標準で装備しました。特に、インターネットに接続するためのプロトコルTCP/IPとWebブラウザとしてInternet Explorerを標準で(初期バージョンではMicrosoft Plus! による拡張機能)搭載したことで、インターネットに接続するためのOSとしても普及しました。

Windows95ではMS-DOSのコマンドを入力しなくても起動するようになりましたが、内部的にはあくまでもMS-DOS上でWindowsを稼働させていました。Windows95ではウィンドウの1つとしてのコマンドプロンプト以外に、MS-DOSそのものを稼働させることも可能でした。Windows95はその後、Windows98、Windows98 SE(Second Edition)、Windows Me(Millennium Edition)と改良されてきました。これらはWindows95と同様にMS-DOSベースのWindowsで、Windows9X系と呼ばれていました。

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3.現在に続くWindows NT系

コンピュータネットワークの普及により、業務でもそれまでのメインフレーム(汎用機・ホストコンピュータ)と端末でのシステムから、クライアントサーバーシステムが一般的となってきました。

Microsoftでは、業務で利用できるワークステーションなどと呼ばれる高機能のクライアントや、サーバ向けにもWindows OSが開発されてきました。Windows NT 3.1から続くWindows NT系と呼ばれるシリーズです。NT系は9X系とは違って、MS-DOSをベースとはせずに、Windows NT向けに作成されたアーキテクチャを基本としています。MS-DOSやWindows 9xとの互換性を保ちながら、多くのユーザの利用や、より高性能なハードウェアの利用や、より信頼性が求められる用途へ利用できることを目指しています。

当初はパソコンとは別に「Workstation」と「Server」向けとして開発されたWindows NTは、Windows 2000から、「Workstation」を「Professional」と名前を変えて、一般ユーザにも販売を始めました。

特に、企業ユーザに対しては、Windows 2000 Serverから「Active Directory」という独自の管理サービスを導入して、クライアントとして「Professional」の使用を前提とすることで、ビジネスユースには「Professional」と位置付けました。そして、2000年発売のWindows Meを最後にWindows 9X系の発売をやめて、2001年発売のWindows XPからクライアント用WindowsはWindows NT系に一本化しました。

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まとめ

Microsoftは、Windows10へのアップグレードを無料にして、クライアント用WindowsをWindows10に一本化しようとしています。そして、「Windows 10はWindowsの最後のバージョンになる」と言っていることから、今後は複数のWindows OSのサポートをやめて、保守費用を削減しようとしているように見えます。

Windowsの歴史がここで終わるとは思えませんが、一度歴史を振り返るいいタイミングなのかもしれません。

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