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Windowsでフォントをインストールする方法

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Windowsには多くのフォントが用意されています。しかし、用意されているフォントよりもより綺麗なフォントや馴染みやすいフォントがあり、その場合はWindowsにインストールをして設定することが必要になります。

本記事ではWindowsのフォントをインストールする方法を確認します。Windowsの標準で用意されている以外のフォントを利用してみたいという方は、是非本記事を参考に新しいフォントをインストールして利用してみましょう。

1.Windowsのフォント

Windowsのフォントは、「Fonts」フォルダに保存されています。エクスプローラーで「Fonts」を検索します。検索された「Fonts」をクリックすると、現在インストールされているフォントファイルが表示されます。

それぞれのファイルが一つ一つのフォントのセットになります。フォントファイルをクリックすると、プレビューが表示されます。

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このフォルダには、Windows標準のフォント以外にも、アプリケーション付属のフォントなど、個別に追加されたフォントもすべて保存されています。例えば年賀状作成アプリには独自の毛筆体が付属していることが多いですが、その場合もここに保存されています。

同じWindowsでも、個々のパソコンで入っているフォントが違うことがあるのは、このようなアプリケーションと同時にインストールされるフォントの違いが原因だったりします。

ここのファイルを削除すると、フォントがアンインストールされます。

2.フォントをインストールする

インストールするフォントをインターネットで検索してみましょう。「Windows フリーフォント」で検索すると、Windows用の無料で利用できるフォントを集めたサイトがヒットします。

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お勧めというわけではありませんが、試しに「FONT FREE」をクリックしてみます。

 

Windows標準フォントには無い、個性的なフォントが並んでいます。せっかくなので、Windows標準フォントとかけ離れている「ゆずポップ」を選択します。

ダウンロードサイトへのリンクをクリックして、作者のサイトを開きます。

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出典:黒柚にゃんと有限世界の妖精たちのブログhttp://black-yuzunyan.lolipop.jp/fonts-yuzu-pop

インターネットで公開されているデータは、作成者のご厚意で利用できるものです。必ず「利用規約」で利用できる範囲や利用する場合の著作権表示の方法を確認します。仕事で利用する場合は有料となるものも少なくありません。

良ければダウンロードリンクからダウンロードします。フォントセットは一ファイルになっていますが、説明書きや数セットまとめてダウンロードできる場合もあります。フォントファイルの拡張子はttf、fon、otfなどです。今回の拡張子はzipとなっていますので、いくつかのファイルをまとめて一つとして扱うための書庫ファイルです。ダウンロードして展開します。

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解凍すると、「説明書」(txt)と太さの違う4種類のフォントファイル(ttf)が入っていました。何が入っているかは作成者によって違いますので、開いてからのお楽しみです。

「説明書」をダブルクリックして読むと、利用規定とインストール方法が書かれていました。利用規定を確認して、インストール方法に従ってフォントファイル(ttf)で右クリックして「インストール」をクリックすればインストールは終了です。ダウンロードしたファイルと解凍したファイルはもう不要です。

3.フォントを使ってみる

インストールしたフォントを使うには、フォントを変更できるアプリケーションでフォントを変更します。Microsoft Wordなどでは、入力前に指定することもできますし、入力後に変更したい範囲を選択して指定することもできます。

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Windows標準フォントとは一味違った表現が可能です。

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フォントがインストールできて、利用することができました。

でも。思い出してください。このフォントはインターネットでダウンロードして自分のパソコンにインストールしました。隣の人のパソコンにはインストールされていません。隣の人のパソコンでこのファイルを開くと、せっかくの個性的なフォントがWindows標準のフォントに置き換わってしまいます。

隣の人にも個性的なフォントを見せたい場合には、ファイルにフォントを埋め込んで保存する必要があります。Microsoft Wordでは、「ファイル」メニューから「オプション」を選択して「保存」の「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れます。

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Windowsでフォントをインストール方法のまとめ

ちょっとした印刷物を作りたいときなどに、より適切なフォントを活用することでぐっと完成度が上がる場合も少なくありません。また、プレゼンテーションなどでは資料にフォントを埋め込むことで、出先の環境でフォントが変わってレイアウトが崩れるトラブルを防ぐことにもつながります。まずは、環境によってフォントが変わるということを意識することから始めてはいかがでしょうか。

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