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高いスマホは必要?スマホのCPUを理解して高スペックなスマホ選びを!

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スマホのCPUを理解して高スペックなスマホ選びを

スマホを選ぶ際に、何を基準にしていますか?どんな点でスマホを比較していますか?デザインやブランド、価格など、比較する点はたくさんありますので、選び方は人それぞれで、どこを比較して選んでも間違いではありません。

ここでは、スマホを選ぶ際にも知っておいて損はない、CPUなどの基礎知識について紹介いたします。深くまで知る必要はありませんが、CPUなどのスペックの意味をなんとなくでも知っておくと、スマホ選びの際により良い答えを導きだせるかもしれません。

買った後に後悔しないためにも、買い替えを予定している方は、ぜひご覧ください。

1.スマホのスペック

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スマホの機種変更を考え始めると、まずカタログをもらいに行ったり、WEBサイトで販売いている機種を見たりすると思います。スマホの製品情報には「スペック」の掲載があり、「サイズ」のほか「CPU」「OS」「RAM/ROM」「バッテリー容量」などの詳細をみることができます。

パソコンでも耳にする「CPU(シーピーユー)」ですが、スマホで「CPU」の項目を見ると、「Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz オクタコア」などの表記されていて、ハイスペック機種・ロースペック機種では数値がことなります。スマホもパソコンも性能を計る指標としてCPUを知っておくと便利です。

特に、格安スマホなど、さまざまなスマホを比較して選びたい人は、CPUを1つの基準にもできます。ここでは、CPUの基礎知識について見ていきましょう。

1. CPUとは?

CPUとはセントラルプロセッシングユニット(Central Processing Unit)の略で、人間の「」によく例えられます。脳であるCPUが優秀であればデータ処理を高速で行うことができ、スマホの動作も快適でサクサク動きます。逆にCPUの能力が低い場合はデータ処理が遅く、スマホの動作もモッサリとしていて固まったりします。

「Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz オクタコア」の場合
・Snapdragon・・・スナップドラゴンという名前のCPC
・888・・・スナップドラゴンCPUの型番
・2.8GHz+1.8GHz・・・グロック周波数
・オクタコア・・・8つのコアをもっている

有名なCPUメーカーにはSnapdragon(スナップドラゴン)を製造しているQualcomm(クアルコム)社や、MediaTek(メディアテック)を製造しているファブレスIC設計企業、Exynos(エクシノス)を製造しているSAMSUNG(サムスン)社などがあります。

クアルコム社はアメリカですが、ファブレスIC設計企業は台湾、サムスン社は韓国と、スマホのCPUはかなりグローバルですね。

2.クロック周波数

CPUの性能を見る際の1つの指標が「クロック周波数」です。仮に同じCPUであればクロック周波数が高い方が高性能ということになります。クロック周波数はメガヘルツとギガヘルツとあり、ギガヘルツの方が単位が大きいです。

CPU自体、さまざまなメーカーが製造しているため、一概には言えませんが、クロック周波数を用いて、性能の高さの予想をします。

3.コア数

CPUの性能を知るための1つの指標がコア数です。コアとはCPUの核となる部分であり、一般的にコアの数が多いほど性能が高くなります。

スマホのCPUのコア数は1コア:シングルコア、2コア:デュアルコア、4コア:クアッドコア、6コア:ヘキサコア、8コア:オクタコアなどに分かれています。

クロック周波数もあるため、コア数が少ないスマホと多いスマホがあった場合、必ずしもコア数が多い方が性能が高いとは限りません。一つひとつのコアの性能が低ければ、いくら数が集まっても性能は高くならないためです。

シングルコアのクロック周波数を上げていけば、より高速な処理は可能となりますが、スマホの敵となる発熱やバッテリーの持ちが悪くなる結果となります。ここを考慮すると、単純にクロック数を上げればよいというものではないため、そのかわりにコア数を増やす方法が採用されたということが現状です。

4.スペック表のCPUを見よう

スマホのスペック表を見る際は、ディスプレイ性能やカメラ性能などに目が行きがちですが、CPUのクロック周波数やコア数もチェックするようにしましょう。

もちろん、スペックにマニアックな人はすべてを確認して比較した方がいいですが、初心者の方はCPUやRAM、ROMなどを確認するだけでも十分です。「数字が大きいほうがなんとなく性能が良いのだな」くらいにわかっていることで、スマホ選びに失敗しなくなります。

2.その他比較検討すべきスペック

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CPUだけでなく、RAMやROM、ディスプレイ、カメラ、バッテリー容量などのスペックについても簡単な知識は持ち合わせておいて損はありません。

マニアックにすべてを知る必要はありませんが、「何が指標となるのか」「指標が大きければいいのか、悪いのか」などを知っておくだけでも見方が変わってきます。

もちろん、指標が大きければ必ず性能が良いということはありません。あくまでも可能性の1つとしての参考指標となりますが、判断するうえで役に立ちます。

1.RAM

RAM(ラム)はRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリー)の略で、メインメモリのことです。アプリをバックグラウンドで動かしていたり、作業データなどを一時的に保存する場所のことで、作業スペースの大きさを表します。RAMの容量が小さいとスマホの動作が遅くなったり、落ちたりします。RAMの数値は大きい方が良いです。

2.ROM

ROM(ロム)はRoad Only Memory(ロードオンリーメモリー)の略で内蔵メモリ(内蔵ストレージ)をさします。スマホで撮影した写真や動画、データなどを保存する場所で保存領域を表します。ROMの容量が小さいとすぐに保存ができなくなってしまうため、容量は大きい方が安心です。

保存については、外部ストレージが使えます。Android端末であればMicroSDを入れて設定すれば、カメラで撮影した画像を直接SDカードに保存することもでき、内部ストレージの圧迫をさけることができます。iPhoneではiCloudに保管することで、本体容量が少なくても対応できます。

3.ディスプレイ

ディスプレイはサイズや解像度、種類で比較することが可能です。iPhone13であれば5.4インチと6.1インチ、iPhone13Proであれば6.1インチと6.7インチといったように、スマホによって画面サイズが異なります。1インチは約2.54センチで、画面の対角線の長さとなります。

サイズは好みが出やすい部分になります。片手で操作できるくらいのサイズを求める方、大画面でゲームをやりたい方、様々です。ご自身の使い道やサイズ感に合わせてちょうど良いサイズを選ぶといいでしょう。

解像度はディスプレイの精細さを示す指標のことであり、一概には言えませんが解像度が高い方が画面がキレイです。

解像度は「Quad HD+」といった略で記載されることが多いです。
「Quad HD+」の場合
・Quad・・・ピクセル表記「2560×1440px」
・HD・・・High Definition( ハイデフィニション/ハイデフ)高解像度であることを意味します
・+・・・2880×1620ピクセルまたは3200×1800ピクセル と、Quadサイズに「+」分のサイズがあること

2021年現在4K対応ディスプレイが主流になってきています。テレビと同じ表記となりますので解像度を紹介しておきますね。

・HD・・・1280×720
・フルHD・・・1920×1080
・WQHD・・・2560×1440 (「WQHD」は「Wide Quad-HD」の略)
・4K・・・3840x2160

その他、安価で太陽光の下でも見やすい液晶ディスプレイや、高価ですが応答が速くバッテリー消耗も抑えられる有機ELディスプレイなどの種類があります。

4.カメラ

「アウトカメラ◯◯◯◯万画素、インカメラ◯◯◯◯万画素」など、カメラの性能の指標になるのが画素数です。基本的には画素数が多い方が写真がきめ細かいものになります。

ただし、画素数が多いスマホの方が必ずしもキレイな写真を撮れるということではありません。色調やレンズの質の影響も受けるためです。あくまでも1つの指標として参考にしましょう。

5.バッテリー

電池の容量は「mAh」という指標が示します。基本的には数値が大きいほど電池容量も大きいことを表します。

バッテリーはつかっていくうちに劣化していきます。自分で交換はできませんので何年もバッテリーが十分に使えるような使用方法を身につけましょう。

3. CPUの高いおすすめスマホ3選

CPUがパワフルなスマホは少なくありません。ここでは、その中でもおすすめの3つのスマホを紹介します。

iPhone 13 Pro Max

これからのスマホを語るうえで最も外せない機種であるiPhone 13 Pro Max。CPUに限らず、すべてのスペックが高くパワフルな性能を有しています。

超高速のA15 Bionicチップで、ProMotionを採用したSuper Retina XDRディスプレイを搭載。ゲームを美しい映像でと速さで楽しむことができます。IP68の耐水性能で水にも強くなりました。

すべてがプロ仕様といわれるだけに、マクロ撮影も可能。超広角カメラ、3倍光学ズームの望遠カメラも搭載し、全てのカメラで夜間撮影にも適したナイトモードが利用できます。

Xperia 5 III

Xperia 5 IIIは有機ELディスプレイを搭載。高精細・高コントラストなディスプレイで、より美しい映像を体感できます。ソニー社のスマホならではの装備で、ワイヤレスでハイレゾの音楽も楽しめ、ソニーのカメラ技術使いオートフォーカス機能には定評があります。

カメラには世界でも有名なカールツァイスレンズを採用。超広角・降格・望遠の3つの全てのレンズがカールツァイス社製です。一眼レフなみのカメラ撮影が楽しめる操作パネルとなっており、1台でカメラも音楽もゲームも申し分なくつかうことができます。

CPUは Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz オクタコア です。RAM8GB、ROM128GB、となっています。

Galaxy Z Flip3 5G

Galaxy Z Flip3 5G の特徴はそのデザイン。通常のスマホサイズでも、折りたたんで片手に納まるサイズにしても利用が可能となっています。メインディスプレイも、折りたたんだ際に使うカバーディスプレイも有機ELを使い、電池容量は3300mAh、メインカメラ1220万画素、インカメラ1000万画素、RAM8GB、ROM128GB、CPUはCPUは Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz オクタコア です。

おりたたんだ状態でもカメラ撮影、電話の応答、音楽操作ができ、画面がオフでも常時時計を表示しておけるので時計がわりに使うのもおすすめです。

Xiaomi 12 Pro

「Xiaomi 12 Pro」はCPUに「Snapdragon 8th Gen1」を採用しているスマートフォンです。

ゲームやビデオ撮影などがさらに高速処理できるようになっており、超低遅延での快適なデータ処理ができるようAIエンジンの改良などがされた最新版のCPUとなっています。

「Xiaomi 12 Pro」は2021年12月31日に発売開始された最新モデルであり、単価も128GBで10万円と高額ですが最新スペックが揃ったスマートフォンになりますので、機能にこだわりたい方におすすめです。

まとめ

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CPUやRAM、ROM、ディスプレイ、カメラ、電池など、基礎的な指標を知っておくだけでも、スマホのスペックを見る際に役立ちます。次のスマホを選ぶ際にスペック表もチェックしてみてください。より深い知識を得たい場合は、ぜひ、自身でも調べてみましょう!

スマホは、購入後にCPUやROMを大きなものに交換したりすることができません。カメラ機能もバッテリー容量も同じです。高スペック商品は価格が高く、iPhoneではROMのサイズによって価格が変わる設定となっています。「もうちょっとスペックの高いスマホにしておけばよかった」とならないためにも、せめて今使っているスマホよりもスペックは下げないように気を付けたいものですね

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