Macに外付けモニターを設定する方法

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外付けディスプレイを利用する一番のメリットは、大きな画面に多くの情報量を一度に表示できることです。ノート型Macの限られた作業エリアで縦横にスクロールを行うことなく作業が行えるということが一番のメリットといえるでしょう。

例えば、AppleのNumbers、MicrosoftのExcelといった表計算アプリでは、広大なワークシートを画面いっぱいに表示することができ、編集作業をとても快適に行うことができるようになります。このように情報の一覧性が増すということは、たくさんの情報が視覚的に整理され頭の働きが活性化されより良い考え方も生まれると考えられます。

外付けディスプレイの利用は、大きな画面による作業効率向上以外にも、複数のディスプレイに別のデスクトップを表示させることにより、マルチモニター環境ができるというメリットもあります。マルチモニター環境では、仮想デスクトップで切り替えて表示させるより、同時に複数の画面を見ることができるようになり、より一層、情報の一覧性が高まります。

さらに別な使い方としては、外付けディスプレイをミラーリング・ディスプレイとして使うことにより、内蔵のディスプレイと同じ内容を別のディスプレイあるいはプロジェクターに表示させ、プレゼンテーションに活用することもできます。

職場や自宅における外付けディスプレイ利用だけでなく、外付けディスプレイを接続するためのアダプタやケーブルを外出時にいつもバッグに忍ばせておくことにより、様々な場面でマルチモニター環境を利用することができるようになり、あなたのMacライフをより充実したものになると思います。

Macに外付けディスプレイを接続する

Macには、タイプにより一つまたは複数の外付けディスプレイの接続方法が用意されています。
MacBookProでは、HDMIポートが標準装備されています。HDMI対応のディスプレイであれば、別売のHDMIケーブルを繋げるだけで、外付けディスプレイをMacBookPro本体に簡単に接続することができます。

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出展:Apple(日本)

12インチの新しいMacBookでは、別売の「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」及びHDMIケーブルを使って接続することができます。

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出展:Apple(日本)

MacBookAirではHDMIポートがありませんので、Thunderbolt 2 ポートを利用して外付けディスプレイを利用できます。この場合は、「Mini DisplayPort – DVI アダプタ(または、VGA アダプタ)」を使って外付けディスプレイを接続します。Thunderbolt 2 ポートとMini DisplayPort は、同じ形状の端子で互換性があります。

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出展:Apple(日本)

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出展:Apple(日本)
もちろん、MacBookProのThunderbolt 2 ポートでも外付けディスプレイは接続可能です。

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外付けディスプレイの活用の方法

一つは、「ミラーリング」という機能を使う方法です。少人数の参加者に対するプレゼンテーションでは、説明者の手元のディスプレイの同じ内容のものを、対面にセットした外付けディスプレイに表示させ参加者に見てもらうことができます。
また大人数の方に説明するプレゼンテーションでは、プロジェクターを使ってスクリーンに大写しにして説明する場合にも利用できます。

ただし、このミラーリングにおいては、ディスプレイの解像度は、内蔵と外付けで同じ解像度で出力する必要があり、外付けと内蔵のどちらか小さい方の解像度でミラーリングされるという制限があります。

もう一つの利用方法が、「拡張デスクトップ」と呼ばれる形態です。
複数のディスプレイを連続したディスプレイ空間として利用することができます。もちろん、内蔵と外付けでそれぞれに拡張デスクトップを指定することができます。例えば、内蔵ディスプレイで仮想デスクトップを4枚、外付けディスプレイにも仮想デスクトップを4枚といったように、計8枚の仮想デスクトップを1台のMacで利用することもできるようになります。
内蔵ディスプレイの仮想デスクトップ

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外付けディスプレイの仮想デスクトップ

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外付けディスプレイの設定方法

まずは、外付けディスプレイをHDMIケーブルやDVIアダプターを使って、Macに接続します。
設定は、Appleメニューから「システム環境設定」の「ディスプレイ」を選びます。

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外付けディスプレイを接続していない状態では表示されていなかった「配置」タブが表示されるようになります。

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この「配置」タブでは、本体内蔵ディスプレイに対する外付けディスプレイの位置を指定します。

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連続するディスプレイとして利用することができます。この設定画面において、二つのディスプレイの位置関係を調整することができ、マウスカーソルの移動箇所を変えることができます。

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つまり、画面の例では、マウスを画面右に移動すると、マウスカーソルは外付けディスプレイへ移動していきます。自分の作業環境に合わせて使いやすいよう設定しましょう。

設定画面のディスプレイに表示される白いバーがメニューバーです。
実際のメニューバーはどちら画面にも表示されますが、この設定画面では、白いバーが表示されているディスプレイがプライマリーディスプレイとして機能することになります。

縦型で使うことができるディスプレイであれば、外付け側に表示される設定画面で、「回転」部分のコンボ(下図の解像度選択画面の下にある)で、回転角度を選べます。ディスプレイによっては、180度という上下反転表示も選ぶこともできます。

解像度の変更

設定画面で「解像度」の項目から「◎変更」を選びます。外付けディスプレイで設定可能な解像度が表示されますので利用したい解像度を選びます。

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外付けディスプレイのカラープロファイルの設定

外付け側のディスプレイ設定画面で、「カラー」タブを選びます。
ディスプレイのプロファイルを調整する時は、ダイアログ右側の「補正…」ボタンを押します。
「ディスプレイキャリブレータ・アシスタント」が起動します。
「輝度」「コントラスト」、「輝度応答曲線、「ガンマ値」、「ホワイトバランス」を設定することができます。

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「Appleディスプレイキャリブレータ・アシスタント」初期画面

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設定する概要を確認し「続ける」ボタンを押します。

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具体的な調整は、外付けディスプレイの設定方法に従って調整を行います。

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アシスタント画面では、ホワイトポイント(ホワイトバランス)の設定を行うこともできます。

ディスプレイのミラーリングの設定

内蔵ディスプレイと外付けディスプレイで同じ内容を表示したい時は、「ミラーリング」を選びます。

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設定画面の左下にある「ディスプレイをミラーリング」にチェックを入れると、自動的にミラーリングに変更されます。

クラムシェルモード

クラムシェルモードとは、Macノートブックの内蔵ディスプレイを閉じて、外付けディスプレイやプロジェクタをつないで使う使用形態です。あらかじめ、キーボードとマウス(またはトラックパッド)を接続しておく必要はありますが、ディスプレイを閉じた状態でもMacを使うことができます。

ただし、このクラムシェルモードには使用するためのシステム条件があります。
外付けのキーボード、マウスまたはトラックパッドの接続以外に、電源アダプタが接続されていることが必要になります。さらに、Bluetoothデバイスを利用する場合は、「システム環境設定」の「Bluetooth」の詳細設定において、「Bluetoothデバイスでコンピュータのスリープ解除を可能にする」を有効にしておきます。

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もう一つの外付けディスプレイ

Apple-TVを利用してAirPlayディスプレイを使う方法があります。
AirPlayを利用すれば、Wifi接続でApple-TVを接続したTVディスプレイへ出力することができます。
設定方法は、画面下の「AirDisplay」で、Apple TVの設定名称を選択します。

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まとめ

このように、外付けディスプレイは作業効率向上のためのツール、プレゼンテーションのためのツールとして、さまざまなシチュエーションでMacを多彩に利用していくことができます。いざという時戸惑わないよう、それぞれの設定を一度試してみておいてください。

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