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iPhoneで留守番電話を利用できるアプリのメリットと使い方

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iPhoneで留守番電話を利用できるアプリのメリットと使い方

スマホが登場してから、携帯電話はどんどん進化し、もはや「電話機能付きのパソコン」といった感じになってきました。登場後も年々進化しているスマホですが、ガラケーより不便なことも全くない訳ではありません。不便になったと感じる機能の代表格は「留守番電話」ではないでしょうか

今や、LINEやメールがありますので、留守番電話の必要性は以前ほどないかもしれませんが、固定電話からの電話などで、留守電が使えたら便利なのにな…と思うこともたびたびあります。ここでは、iPhoneで留守番電話が利用できるアプリのメリットと、その使い方について説明いたします。

iPhoneの留守電は、キャリアのサービスが手っ取り早いけれど…

ガラケーの頃は、留守番電話サービスを使わなくても「伝言メモ」という機能が大抵付いていて、留守番電話の代役をはたしていました。現在でも、Androidスマホには搭載されているものもありますが、iPhoneにはありません。掛かってきた相手にメッセージを残してもらおうとすると、留守番電話サービスに頼るほかありません。

iPhoneで留守番電話を使うもっとも手早い方法は、キャリアの留守番電話サービスに加入することです。ただし、softbankは無料ですが、docomo/auは月額¥300が発生します。仕事などで頻繁に留守電を受けるような状況であれば、加入する価値もあります。

ですが、そうでないユーザーからすると、めったにかかってこない留守番電話わざわざ料金を払うのも勿体ない気がします。また、最近は格安SIM(MVNO)が流行りですが、softbank系列のY!mobileは留守番電話サービスが無料で利用できますが、留守番電話サービスがそもそもないMVNOも少なからず存在します。サービスがあったとしても、料金が必要なのは変わりません。

「Visual Voicemail」が便利

「Visual Voicemail」は、キャリアの留守番電話サービスに登録された留守番電話をiPhoneの中で一覧表示し、再生する留守番を選ぶことができるサービスです。

留守番電話が大量にある場合、全て一から聞いていると時間がかかり、重要な留守番電話を確認するのが煩わしくなっています。「Visual Voicemail」を活用すれば、簡単に聞きたい留守電を再生することができるので、利用できる場合は積極的に活用するのがおすすめです。

「Visual Voicemail」自体はiPhoneの機能であり、各キャリアの留守番電話サービスが対応していれば利用することができます。au、softbank、docomoなどは対応していますのでご確認ください。

Visual Voicemailの留守番電話設定を行う

Visual Voicemailで留守番電話を設定する手順は下記の通りです。

  • 「電話」アプリを開く
  • 下部メニュー「留守番電話」をタップ
  • 「今すぐ設定」をタップ
  • 留守番電話のパスワードを設定
  • 応答メッセージを選択/あるいは新規登録

これで留守番電話を使用することができるようになりました。

新しく留守番電話が届くと、この留守番電話画面に一覧表示され再生することができます。

他のスマホからVisual Voicemailの留守番電話を確認する

他のiPhoneからVisual Voicemailに保存している留守番電話を確認する手順は下記の通りです。

  • 自分の電話番号をダイヤル入力
  • その後、「*」あるいは「#」を入力(キャリアによって異なる)
  • 応答メッセージをスキップ
  • 留守番電話のパスワードをダイヤル
  • Visual Voicemail の電話を確認

手元に自分のiPhoneがない、あるいは電源が入っていない時に留守番電話を確認したい時は上記の方法でご対応ください。

iPhnoeの留守番電話アプリは存在するのか

iPhoneには星の数ほどアプリがあり、「こんなこともできるのか」といったものまで、多岐にわたります。「それなら、留守電アプリもあるだろう!」と思うのですが、残念ながらありません。理由としては

・仕様が公開されておらず、アプリが作れない

と、言われております。

ということで、留守番電話機能をダイレクトに果たすアプリは、現在のところ存在しません。留守番電話サービスを無料使いたければ、softbankに加入するしかないのでしょうか…?それこそ、それだけのためにキャリア選びの選択肢が無くなってしまいます、それもどうかと。

なにか、代わりになるものはないのでしょうか。

「スマート留守電」アプリがおすすめ

スマート留守電は、有料にはなりますが、iPhoneで利用することのできる数少ない留守番電話アプリです。

キャリアの留守番電話サービスを利用する必要がなく、転送サービスでスマート留守電に接続することによって、留守番電話の内容をテキスト情報にして、LINEやFacebook Messangerなどで確認することができます。

自分の電話帳に電話番号を登録していない人からかかってきても、データベースと連携し、誰からの留守電なのかが一目でわかるようになっています。

iPhoneで留守番電話アプリを探している方は、「スマート留守電」を利用するのがおすすめです。

iPhoneの留守番電話相当の機能を無料で使うには

留守番電話に相当する機能を無料で使う方法として、

  • キャリアの「転送サービス」で、留守番電話機能付きのIP電話サービス(050)へ転送させる
  • IP電話で、留守番電話応答をさせる

という方法が一般的です。IP電話は別途加入し、同じiPhone内にIP電話アプリをインストールしておくわけです。電話アプリの履歴に留守番電話だという表示はされませんが、IP電話サービス側からメールが届き、メッセージ内容が確認できます

それでは、転送サービスとIP電話の詳細を見てみましょう。

携帯各社の転送サービスについて

3大キャリアの「転送サービス」内容はこんな感じです。

キャリア名 転送サービス 基本料
docomo 「転送電話サービス」 無料
au 「着信転送サービス」 無料
softbank 「転送電話サービス」 無料

格安SIMがどうなのか気になるところです。各社の対応状況を見てみましょう。

MVNO名 転送サービス対応 基本料 その他
LINEモバイル 無料
mineo 無料 IP電話サービス”LaLaCall”mineoユーザーは月額基本料無料
DMM mobile 無料
OCNモバイルONE 無料
楽天モバイル 無料
IIJmio 無料
NifMO 無料
BIGLOBE SIM 無料
DIT SIM 無料
U-mobile × 転送サービス:2017年2月1日終了
TONE 無料
UQモバイル 無料
Y!mobile 無料 留守番電話サービスが無料

通話SIM契約をしていれば、一部例外を除けば転送サービスは使えるようです。

気を付けなければならないのがU-mobile。転送サービス非対応ですので、この手法は使えません。(月額\324で、留守番電話サービスは提供しています)

mineoユーザーは月額無料(非ユーザーは有料)のIP電話サービス”LaLaCall“を独自に展開していますのでこれを使えばよく、後述するFUSION IP-Phoneにこだわる必要はありません。

OCNモバイルONEは、自社のIP電話サービス”050Plus“があり、同時加入すると月額¥150と割安ですが、有料ですのでここでは触れません。

Y!mobileはsoftbank系列ということもあって、留守番電話サービスそのものが無料です。ただ、MVNOにしてはその他の基本料等々が高めです。

ということで、転送サービス側はクリアです。

IP電話サービス

続いて、IP電話サービスを見てみましょう。IP電話を使うには別途加入が必要です。ここで月額など発生すると何の意味もないのですが、”FUSION IP-Phone”という、月額無料のIP電話サービスが存在します。

楽天コミュニケーションズの電話網とインターネットを使った、スマートフォン用のIP電話サービスです。”SMARTalk(スマート―ク)”というアプリをiPhoneへインストールして使用します。

初期費用、月額料金、留守番電話、非通知、指定番号への着信拒否、全て無料となっています。唯一掛かるのは¥8/30秒の通話料のみ。これなら、無料留守番電話の体制が整えられそうです。

FUSION IP-Phone

留守番電話サービスの構築方法はこちら

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