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データを大量・安全に保存したい!DVDの種類と容量の違い

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3.DVD-RAM

DVD-RAMは容量片面4.7GB、両面で9.4GBで、約10万回繰り返しデータの書き込みが可能なディスクです。

著作権保護規格にも対応しており、書き換え・削除が何度もできるため短期間記録しておきたいデータの記録用に適しています。

DVD-RAMの書き込みや読み込みをするためには、専用のドライブが必要になってきます。ただし、一部のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブでは読み込みだけであれば可能です。

また、DVD-ROMになると書き込みはできず読み込みのみができるディスクとなるため、DVD-RAMとDVD-ROMに違いがあることは認識しておきましょう。

DVDディスクを選ぶときの注意点

DVDデイスクには、上記のように「-」や「+」、「R」や「R DL」、「RW」、「RAM」など、多数の種類が存在します。

ディスクの種類によって書き込み回数や対応しているプレーヤーが異なるため、事前に確認したうえで選ぶようにしましょう。

また、「録画用」と「データ用」の2種類があるため、テレビ番組などを録画したい場合は録画用、パソコンのデータなどを記録したい場合はデータ用を選ぶ必要があります。

録画用のディスクのパッケージには「録画時間●●分」、「録画用」など容量の記載があり、データ用ディスクのパッケージには「データ用 ●●GB」など容量の記載があるため比較的簡単に選ぶことができます。

記録速度もチェック

DVDディスクのパッケージで見ておきたいのが記録速度。1倍から16倍など様々な表記がされており、記録速度が速いほど容量の大きなデータでもさくさく記録を終わらせられます。

特に何時間もある録画データを倍速なしで記録しようものなら相当時間かかるので、注意が必要です。

なお、DVDディスクの記録速度だけでなく読み込みに使用するレコーダー側がその速度に対応している必要もあります。レコーダー側が対応していなければDVDディスク自体を認識しない可能性があるからです。

また認識した場合でも、記録速度はディスクではなくレコーダー側の対応速度に合わせられます。よいDVDディスクを購入する場合は、レコーダー側も古すぎないものを用意してください。

レコーダーの「+̠」「-」対応状況もチェック

上記でも書いていますが、DVDには「+」「-」の表記があります。これらは策定した団体が異なっており、再生は互換性があっても記録や録画には互換性がありません

そのため、レコーダー側が対応しているかどうかのチェックを事前にしておく必要があります。DVDディスクを購入する際によくあることですが、この確認を怠ったことでエラーが出てまったく使い物にならないというパターンも存在。

「+」「-」は盲点でもあるので、確認を心がけてください。対応状態がわからなければ、お持ちのレコーダーの型番などからスペックをネットで検索して調べてみましょう。

DVDの使用可能容量は実際は少ない?

DVDディスクの使用可能容量は、記載されている(4.7GBなど)容量よりも少なく表示される傾向があります。

たとえば、4.7GBのディスクをパソコンに挿入した場合、4.7GBではなく4.38GBとして認識されてしまいます。

なぜ、実際の使用可能容量は少なくなるのでしょうか?

ここではその理由をご紹介します。

DVD・パソコン上のデータ計算の違い

DVDディスクの使用可能容量が実際は少なくなる理由が、DVDとパソコンでデータ計算に違いがあるためです。

たとえば、パソコンでは1KB=1024Bですが、DVDの規格では1KB=1000Bです。1GBに関してもパソコンでは1024MBですが、DVD規格は1000MBになります。

そのため、DVD規格では4.7GBでもパソコンでは4.38GBと認識されるなど、違いが表れます。

これは、パソコンやDVDが故障していたり、DVDの表記(4.7GB)が嘘ではなく、それぞれで計算方法が異なるために違いが生じているだけです。

パソコンとDVD規格の場合の容量の違いは以下の通りです。

■パソコンの場合

  • 1KB=1024B
  • 1MB=1024KB
  • 1GB=1024MB

■DVD規格の場合

  • 1KB=1000B
  • 1MB=1000KB
  • 1GB=1000MB

DVDとパソコンでは計算上の違いから、認識・表示されるデータ容量に違いがあることを覚えておきましょう。

おすすめのDVDディスクを紹介

DVDディスクにはいろんな種類・容量があり、選び方もあることがわかったと思います。とはいえ、どれを購入すればいいのかまだ迷っているという方もおられるあずです。

そこで今回は、市販されている人気のDVDディスクをいくつかピックアップして紹介します。

三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R

50年の歴史を持つバーベイタムの録画用DVD-R。片面2層で215分の録画ができ、10枚で約1,000円で購入できる安さが魅力です。

アイオー・データが販売するドライブはバーベイタムのディスクでテストしているようで、相性がよいとお墨付き。ただしソニー製やシャープ製のレコーダーではエラーが出るとの口コミも存在します。

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maxell 録画用 CPRM対応 DVD-R

maxellが販売する録画用DVD-R。50枚入りで1枚あたり30円を切っており、コスパの高さが魅力です。

表面はホワイトカラーで、インクジェットプリンタにも対応。焼いたDVDにプリンタで模様をつけられるのもポイントです。

倍速は1から16倍まで対応しています。

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ビクター Victor くり返し録画用 DVD-RW

お手軽価格で購入できる繰り返し録画対応DVD-RW。20枚入りで1,000円程度で購入可能です。倍速は2倍までですが、DVD-RWは大抵このスペックです。

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パナソニック 3倍速対応DVD-RAM

パナソニックが販売する人気の録画用DVD-RAM。評価も悪くなく、Amazonのベストセラーなので選ぶ価値があります。RAMなので用途としては何度も録画を繰り返すという方におすすめ。

20枚あたり4,000円と価格は高いですが、そもそもDVD-RAMはディスクのなかでも高価なので無難な値段です。3倍速に対応、印刷はできません。

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シリコンパワー データ用DVD-R

シリコンパワーのデータ用VD-R。100枚入りで2,000円程度で購入できる圧倒的なコスパが魅力です。表面は白で、インクジェットプリンタにも対応。

半額で50枚のタイプもあるので、そこまで使わないという方にも向いています。評価も悪くなく、パソコンのデータを保存しておきたい方におすすめです。

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まとめ

いかがでしたか?

DVDディスクにはいろいろな種類があり、それぞれで容量や書き換え回数などが異なります。これらの種類の違いを把握し、目的に合ったディスク選びができるようにしましょう。

より多くのデータを保存してい方は記録用としてDVDディスクを購入してみてはいかがでしょうか。

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