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Androidユーザー必見!バージョンアップの内容と注意点

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今回は、Androidのバージョン毎の追加・変更点についてご紹介いたします。

AndroidやiPhoneはOSのバージョンアップ毎に、様々な機能が追加されたり、改善されたりし、よりユーザーが安全で使いやすいものへと変わっていきます。

Androidは、2008年にリリースされたAndroid1.0〜今日までバージョンアップをし続けているのですが、今回は 最新OSの「Android9.0 Pie」から、「Android6.0 Marshmallow」「Android5.0 Lollipop」「Android4.4 KitKat」「Android4.1/4.2/4.3 Jelly Bean」 を紹介します。

Androidを利用している方やOSのバージョンアップなどに興味がある方は、ぜひ、ご覧ください。

Androidのバージョン毎の追加・変更点

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ここでは、各バージョンごとに追加点・変更点を紹介します。

Android9.0 Pie


Android9.0 Pie(パイ)は、2018年8月6日にリリースされました。

Androidの新バージョン公開には毎度おなじみになっているコードネームについても当時は盛り上がっておりました。正式リリース前には Popsicle だとか という予想も挙がっておりましたが、非常にシンプルな Pie という結果に。

新機能もさることながら、こういった話題でも盛り上がれるのは非常に楽しみですよね。Googleの遊び心が垣間見られます。それでは、Pieの主な新機能や変更点を見ていきましょう。

Pieの主な新機能と変更点

  • クイック設定メニューの新しいUI
  • 時計が通知バーの左側に移動
  • 半透明のドックランチャー
  • 角が丸みをおびたUI
  • ノッチスタイルのディスプレイにネイティブ対応
  • Vulkan 1.1のサポート
  • ナビゲーションバーの挙動を変更
  • 手動による画面回転
  • 「AdaptiveBattery」と「AdaptiveBrightness」
  • Neural Networks API 1.1
  • Wi-Fi RTTによる屋内測位
  • App Actions

アプリの切り替えUIの変更

画面下に表示されるバーをスワイプすると、現在起動しているアプリが横スクロール形式で表示されるようになりました。アプリ一覧を横スワイプで確認する仕様はiPhoneと似ていますね。

起動しているアプリを一括で閉じる方法も用意されています。一番左までスクロールすると すべてクリア というボタンがありますのでそれを押すことで全てのアプリを終了させることができます。

スクリーンショットの撮り方に新しい方法が追加

Androidを使っているとスクリーンショットを撮ることが多いと思いますが、Pieになってから従来とは別の方法が追加されました。

従来では 音量ダウンボタン電源ボタン の同時押しでスクリーンショットを撮っていたと思いますが、この操作は片手では非常にやりにくいものがありました。どうしても両手が必要になる場面が多かったと思います。

Pieで新しく追加された方法では 電源ボタンを長押し することでスクリーンショットを撮ることができるようになりました。正確には電源ボタンを長押しするとメニューが表示され、その中に スクリーンショット という項目があるのでそれをタップする流れとなります。

電源ボタン長押しで表示されるメニュー

  • 電源を切る
  • 再起動
  • スクリーンショット

通知設定のより細かいカスタマイズが可能に

従来の通知設定では、大まかなON/OFFのみとでしたが、より細かいカスタマイズが可能に。画面がON/OFFの時、マナーモードがONの時といった状況別に細かい設定ができるようになっています。

画面がOFFのとき

  • 画面をOFFのままにする
  • 点滅させない
  • 通知で復帰しない

画面がONのとき

  • 通知ドットを表示しない
  • ステータスバーのアイコンを表示しない
  • 画面にポップアップ通知を表示しない
  • 通知リストに表示しない

マナーモードがONのとき

  • 通知音なし
  • 通知の非常時、通知音なし
  • カスタム

以上のようなパラメータを自由に設定することができるようになりました。Androidを使っていると通知を受け取る場面は非常におおいため、細かくコントロールできるようになったのは非常にありがたいですね。

一度、通知設定画面を開いて確認しておくことをおすすめします

通知設定画面の開き方

  1. 設定 を開く
  2. アプリと通知 をタップ
  3. 通知 をタップ

新たなバッテリー節約機能

Androidはバージョンアップされるごとにバッテリーに関する機能もアップデートされてきました。今回のPieでも新たな機能によりバッテリー節約機能を追加しています。

自動調整バッテリーの使用 という機械学習を利用して使用頻度の低いアプリの電池使用を制限するという機能です。これにより無駄な電力消費を抑えて、バッテリー長持ちを実現させました。

新バージョンAndroid10

2018年にリリースされたばかりのAndroid9 Pieですが、早くも新バージョンであるAndroid10のβ版が2019年3月14日にリリースされました。

新機能や変更点に注目が集まる中、コードネームの方を気にする方も。それぞれ新バージョンのAndroid10に期待を寄せているのが分かります。楽しみ方はそれぞれですが、新バージョンの特徴をいち早く抑えて使いこなしていきたいですね。

Android6.0 Marshmallow

Android6.0 Marshmallow(マシュマロ)は、2015年10月にリリースされました。

Marshmallowの主な新機能と変更点

  • Google Now on Taps
  • アプリのアクセス許可設定
  • 指紋認証機能
  • USB Type-C
  • カット、コピーなどの改善
  • Chrome Custom Tabs
  • Doze

Google Now on Tap

マシュマロへの変更点で最も目立つ特徴が 【Google Now on Tap】 です。アシスタント機能のGoogleNowをワンタップで起動し、知りたい情報を即座に表示してくれます。

友人とのメッセージのやり取りの際に、Google Now on Tapを使うと、メッセージ内容を読取り、お店情報や地図などを即表示してくれます。

アプリのアクセス許可設定

何かアプリを使っていて【カメラへアクセスしてもいいですか?】【アドレス帳へアクセスしてもいいですか?】など表示が出る場合があると思います。こうしたアプリのアクセス許可設定を細かくできるようになりました。

指紋認証機能

また、iPhoneでお馴染みの指紋認証機能も搭載されました。指紋認証によって、スマートフォンのロックを解除したり、アプリのロック、課金決済などパスワードを入力することなく、自身の指紋で全てのロックを解けるようになりました。

USBType-Cにも対応しています。表裏を関係なく使えるようになり、充電とデータ転送も同じケーブルで行えるようになりました。

充電速度

充電速度も大幅に上がっています。カット、コピー、ペースト、シェアなどの操作ができるテキスト編集機能が改善されました。選択した部分の上にボタンが表示されるようになり、操作性が上がりました。

Chrome Custom Tabs

Chrome Custom Tabsでは、従来Chromeやブラウザアプリが開き表示していたものを、アプリ内でChromeを起動させることで、すばやく表示できるようになっています。

Doze機能では、スマートフォン端末を操作しない時間が続くと自動でスリープ状態になるようになっています。これにより、バッテリーが長持ちするようになりました。

Android5.0 Lollipop

Android5.0 Lollipopでは、初期設定画面のユーザーインターフェースが大きく変わりました。

使っているアンドロイド端末やGoogleアカウントのアプリやデータをバックアップすることができる【タップ&ゴー】機能や、ホーム画面のGoogle Playストアのアイコンが刷新されたり、ソフトキーのアイコンが小さくなりました。

壁紙

プリインストールされている壁紙も刷新され11種類の中から選べるようになりました。全体的にマテリアルデザインへと変わり、柔らかくフラットな印象へと変わっています。

また、アプリ履歴のユーザーインターフェースも大きく変わっており、カード型表示になっています。

履歴画面にもGoogle検索が表示

また履歴画面にもGoogle検索が表示されるようになりました。ロック画面のセキュリティにSmartLockが追加され、指定したBluetooth機器やNFCタグ接続時にロック画面のセキュリティが自動解除されるようになっています。

バッテリー残量をパーセント表示

更に、バッテリー残量をパーセント表示できる機能が付いたり、バッテリーの減少を軽減させるバッテリーセーバー機能が付いています。

他にも、通知機能が一新され、端末のロックスクリーンから直接メッセージの確認や返信をすることができるようになりました。

プライオリティモード

プライオリティモードをONにすると、事前登録しておいたユーザーからのメッセージだけを通知させたり、時間指定をし、その時間は特定ユーザー以外のメッセージ通知はOFFにできたりと通知自体をカスタマイズできるようになりました。

音楽再生の途中に電話着信

音楽再生の途中に電話着信があっても、画面はそのままで応答するかどうかを選択することもできるようになっています。

マルチユーザー機能も搭載されたので友達や家族のスマートフォンからでもログインすれば、自分のスマートフォンと同じように電話やメッセージを閲覧することができるようになりました。他にも、15限後が追加され計68言語に対応したり、色反転でるようになり視認性も強化されました。

Android4.4 KitKat

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2013年11月にリリースされたAndroid4.4 KitKatは、アプリの全画面表示や印刷機能、歩数計、各パフォーマンスの向上など様々な変更点が追加されました。

Google Now

まず、検索やSMS、音楽再生などを行ってくれる【Google Now】は、アイコンをタップしたりではなく、【OK Google】と話しかけるだけで起動できるようになっています。

また、アプリケーションの全画面表示が可能になり、ゲームや動画を観るときなどにステータスバーやナビゲーションボタンが隠されるようになりました。

通話する人の優先順位

累積通話時間や通話頻度をもとに、通話する人の優先順位を出し、優先順位の高い人から表示されるようになりました。また、知らない電話番号からの着信に関してはその電話番号をGoogle Mapsで検索し、マッチした電話番号登録者を表示してくれるようになりました。

印刷機能も追加され、様々なタイプのプリンタに対応し、Wi-FiネットワークやGoogleクラウドプリントを通して使えるプリンタを検索し、印刷ができるようになっています。

新しいコンポジットセンサー

2つの新しいコンポジットセンサーをサポートしたことにより、ユーザーが歩いたり、走ったり、という情報を適時集約し歩数計を表示できるようにもなりました。

また、赤外線通信をサポートし、遠隔機器操作に対応したり、Wi-FiTDSLサポート、セキュリティの強化、Chromecastをサポート、グラフィックスの向上、アニメーションフレームワークを追加、スクリーン録画機能など、様々な機能が追加・変更されました。

Android4.1/4.2/4.3 Jelly Bean

Android4.1/4.2/4.3 Jelly Beanでは、前バージョンに比べ高速化し、Android全体で1秒あたり60フレームの高速レスポンスができるようになっています。

通知機能

通知機能もバージョンアップされ、表示を広げたり、縮めたりすることもでき、通知下に最大3つのアクションを設置ることもできるようになっています。テキスト入力もアルゴリズムを改良したことにより改善されテキスト入力がしやすくなっています。

オートコンプリート機能

ダイヤルパッドのオートコンプリート機能により、ダイヤルパッドで数字や文字をタップし始めると、自動的に番号や名前の候補が表示されるようになりました。

その他にも、位置情報の改善や、ヘブライ語、アラビア語への対応、ネットワーク・セキュリティの改善などが追加・変更されました。

アップデートする必要性とは

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